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次に紹介いたしますのは、Y.T.先生の詩です。 |
詠史三首 − 詠現代中国 − Y.T.先生作 其 三 文化大革命以後(七言古詩) 十年大亂鎭時遲 人才喪失名教衰 追悔文革抑何作 傷懷一尊向誰 改革要望不知止 京都血流成海水 旗幟猶在共産中 眞相已存求利裏 一國二制百難滋 中華持此抑安之 既聞批孔批毛未 百花齊放是何時 −原注− 農民から身を起こした中国の皇帝は、天下統一後、建国の功臣を片っ端から誅殺しています。毛沢東は勿論、皇帝ではありませんが新しい型の皇帝と見て差し支えないと思います。譜代の家臣を持たない彼らにとって、そもそも建国の功臣とは、革命の同志でした。 偶々自分はリーダーに選ばれただけと意識していた為でしょうか? 文革は毛沢東の権力欲と、それを利用しようとした取り巻きの欲望から起きたと私は考えます。毛沢東の劉少奇、彭徳懐等に対する扱いを見れば、林彪の造反も追いつめられた挙句だったのでしょうか? 現在の中国は社会福祉は日本より遅れ、一方、利潤の追求は日本と変わりません。しかも政府の批判はかなり制限されています。中国が真に近代国家として、自由な発言が出来るのは何時でしょうか? |
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2003.1.7来信 1.8掲載 |
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