次に紹介いたしますのは、補足齋主の詩です。 |
遷居入野結茅盧 戸陰陰也晏如 憶舊毎因酣飮後 嘗新卻是品茶餘 三餐不繼尋常事 一客無來斗室虚 病臥不知窗外雨 今宵催落幾花疏 歳次壬午初秋於補足齋 |
※遷居入野結茅盧:引っ越して、郊外に居を移し、 ※戸陰陰也晏如:門を閉ざして静かだが、和やかなものである。 ※憶舊毎因酣飮後:昔のことを思い起こすのは、いつも心ゆくまで酒を飲んだ後であり、 ※嘗新卻是品茶餘:初物や新たな友は、茶を賞味してからのことである。 ※三餐不繼尋常事:三度の飯もままならないのは、いつものことで、 ※一客無來斗室虚:だれも訪れる者はいないので、小さな部屋は静かである。 ※病臥不知窗外雨:病に臥せっているので、外界の事情も分からず、 ※今宵催落幾花疏:今宵はどれだけの花が散ったことやら。 ※歳次壬午初秋:2002年、平成14年のこと。 |
2002.9.着信 2002.9.29掲載 2003.4.15訳註 |
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