幾年羸疾臥家山, 牧竪樵夫日往還。 至論本求編簡上, 忠言乃在里閭間。 私憂驕虜心常折, 念報明時涕毎潸。 寸祿不沽能及此, 細聽只益厚吾顏。 |
媿(はぢ)を 識す******************
幾年 羸疾(るゐしつ) 家山に 臥し,
牧竪(ぼくじゅ) 樵夫(せうふ) 日々に 往還す。
至論 本(も)と 求む 編簡の上,
忠言 乃(すなは)ち 在り 里閭(りりょ)の間。
「私(ひそ)かに 驕虜(けうりょ)を 憂ひて 心 常に折(くだ)け,
明時に 報(はう)ぜんことを 念(おも)ひて 涕(なみだ) 毎(つね)に 潸(さん)たり」と。
寸祿 沽(もと)めずして 能(よ)く 此(ここ)に及ぶ,
細(つまびら)かに 聽けば 只だ益(ます)ます 吾が顏を厚くす。
2005.6.25 6.26完 2020.9.18補 |
次の詩へ 前の詩へ 「陸游詩詞」メニューへ戻る ********** 辛棄疾詞 李U詞 李清照詞 秋瑾詩詞 天安門革命詩抄 毛主席詩詞 碇豊長自作詩詞 豪放詞 民族呼称 詩詞概説 唐詩格律 之一 宋詞格律 詞牌・詞譜 詞韻 詩韻 《天安門詩抄》写真集へ 参考文献(宋詞・詞譜) 参考文献(詩詞格律) 参考文献(唐詩・宋詞) |
メール |
トップ |