滕王高閣臨江渚, 珮玉鳴鸞罷歌舞。 畫棟朝飛南浦雲, 珠簾暮捲西山雨。 閒雲潭影日悠悠, 物換星移幾度秋。 閣中帝子今何在, 檻外長江空自流。 |
滕王閣******************
滕王(とうわう)の高閣(かうかく) 江渚(かうしょ)に 臨めり,
珮玉(はいぎょく) 鳴鸞(めいらん) 歌舞 罷(や)んぬ。
畫棟(ぐゎとう) 朝(あした)に飛ぶ 南浦の雲,
珠簾(しゅれん) 暮(くれ)に捲く 西山の雨。
閒雲 潭(たん)に影(うつ)りて 日に悠悠(いういう),
物 換(かは)り 星 移りて 幾度(いくたび)の秋ぞ。
閣中の帝子 今 何(いづ)くにか在る,
檻外(かんぐゎい)の 長江 空(むな)しく自(おのづか)ら 流る。
2005.5.7 5.8 |