過弘川寺
陽春河内弘川寺, 歌聖慕花靜寂地。 一路東風三里程, 櫻桃未著草先翠。 |
陽春の河内 弘川寺, 歌聖 花を慕ひし 靜寂の地。 一路 東風 三里の程, 櫻桃 未だ著(つ)けざるも 草 先に翠(みどり)なり。 ******************************** |
|
今日、弘川寺へ行ってきた。桜の名所だが、梅や桃はどうなっているだろうと思って行った。まだ桜には早かった。西行の庵を通り、桜樹に囲まれたお墓にもまいった。「願はくは
花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」 ******************** |
|
・桜桃: | ここでは花の意として使った。 |
平成十九年三月四日 |
次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献(詩詞格律) 参考文献(唐詩) 参考文献(宋詞) 参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻) |