huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye




                                                          
      
  大日本酒歌          於香里園

 君生
天界雪山上,
 今乘
金鳳風。
 春宵盈觴富
芳醇
 
醉園裡過日月重。
 知否
扶桑日本譽
 
八千矛神祖峯。
 
八咫烏熊野杳,
 
環海八潮黑龍
 熊襲
梟帥讚武尊,
 欲平坂東化
白鴻
 四道
將軍大關
 聖德無窮正宗
 靈峰慶雲筑波
 
萬代永靑嶺老松
 東洋菊勇派海北,
 
御代榮鴻臚中。
 四天王寺浪花盛
 
瑠璃光燿紫雲濃。
 呉春修好尚國益
 
三星保命六合通。

 
神座護得忠勇節,
 反正大化板葺宮。
 壬申鬩牆
寒菊亂,
 
飛鳥井淨奠尊崇。
 大津哀歌留
金鼓
 
天之二上五雲籠。
 紫藤
花舞萬歳樂
 
寒梅白鹿菅公
 天慶將門
無冠帝
 新皇
羣龜斃關東。
 御堂
關白九重櫻
 太液明月照
芙蓉
 保元
正雪大魔縁,
 
天狗舞來拜苦衷。
 
源平士魂戰西海,
 赤間
金波帝魂
 吉野山似纏縷球,
 二人靜白雲逢。
 
辨慶勸進
安宅關
 江湖
義經若飛蓬。
 
松竹梅是時頼信,
 弘安
博多誇神風。
 後
醍醐笠置鶴
 天下無處宿
黑松
 
國權南柯美丈夫
 
尊皇長譽至忠
 
菊水勇武千載芳,
 七生報國永
帝松
 
大和櫻日本盛
 
蓬莱菊秀寶壽同。
 
七賢英勇鬼亦殺
 
六十餘州朝日紅。
 
信長桃山瓢太閤
 
七本鎗關山冬。
 元和偃武
瑞鷹翔,
 開
葵天下綏關東。
 元祿
富貴太平治,
 赤穗
國士無雙功。
 嘉永
白浪起浦賀,
 
秋津義見時將窮。
 應天門外
櫻吹雪
 義侠碧血凝玲瓏。
 
賀茂國士恨流水,
 
龍馬回天重折衝。
 
會津虎勢勇冠
 
薩摩不輸西南弓。
 明治大帝
日本譽
 
菊泉滾滾出英雄
 
興亞黎明狡俄寇,
 
東海八洲浮艨艟。
 大正
民潮日日溢,
 
榮光憲政自由鐘。
 
東光盡正東薰
 得
百萬兩富翁
 
日本刀斬君側奸,
 
男山國粹志大同。
 昭和維新
夢幻間,
 
天法不變貫白虹。
 
日出盛月桂冠
 出師
神雷飛龍
 時不利兮
山廢在,
 欲開
太平詔和戎。
 赤旗飄亂雨後月
 革命篝火處處

 
菊彌榮國亦盛
 
大和心旭日朧。
 東西相和百樂門
 冷戰已熄
雪也融
 不磨大典日本心
 正義櫻民主叢。

 平成泡沫
醉舞酣,
 
竹葉結露靑天篷。
 拉致發覺怒辛口
 望
悦凱陣責内訌。
 君子萬代平安櫻
 大内山深蟠
神龍

 國際貢獻揚仁勇
 世界一統國聯宗。
 内平外成
天下錦
 千秋萬歳四海豐。
 不聞故鄕河内

 遣唐
眞成存舊蹤。
 
大和川若八尾蛟,
 志紀金稻生
長龍
 天山僧房遺秘傳,
 一飮則是
萬齡躬。
 竹内古道
近飛鳥
 
凡愚不解千載忡。
 請君莫談
金陵夢,
 且看東海
升平茸。
 人生能有多少時,
 
李白擧杯問蒼穹。
 
神州萬代杜康事,
 
太白神露無窮
 今在飮
一一記,
 
沙羅雙樹花未終。
 
天上人間似夢幻
 只爲
一期一會
 

      大日本酒の歌

君は
 天界 雪山の上(ほとり)に 生まれ,
今 
金鳳に乗りて (やまと)の風に 適(いた)る。
春宵 觴
(さかづき)に 盈(み)たせば  芳醇に 富み,
醉園(うち)に 過ごして  日月(じつげつ) 重ぬ。

知るや否や 
扶桑日本の譽を,
八千矛(やちほこ)は 出(い)づ   神祖の峰。
八咫烏(やたがらす)は 啼きて  熊野 杳(はる)かに,
八潮(やしほ)に  黑龍を 伏す。
熊襲
(くまそ)梟帥(たける)は  武尊((やまと)たけるのみこと)を 讃へ,
坂東を 平らげんと欲
(ほっ)して  白鴻と 化す。
四道
將軍(しだうしゃうぐん)は  大關え,
聖德(せいとく)は 無窮にして  正宗(せいそう)に 歸す。
靈峰慶雲は  筑波に造(いた)り,
萬代 永(とこしな)へに靑し  嶺の老松
東洋 菊 勇みて  海北に 派し,
御代の榮えは  鴻臚(こうろ)に在り。
四天王寺  
浪花 盛(さかん)に,
瑠璃光は燿(かがや)きて  紫雲 濃し。
呉春の修好  國益を 尚(たふと)び,
三星 命を保ちて  六合(りくがふ)に 通ず。
神座 護られ得たり  忠勇の節,
反正
(はんせい) 大化(たいか)は  板葺宮(いたぶきのみや)にあり。
壬申 牆
(かき)に鬩(せめ)ぎて  寒菊 亂れ,
飛鳥井 淨(きよ)らかにして  尊崇を 奠(さだ)む。
大津の哀歌は  「
金鼓」に 留め,
(あめ)の二上(ふたかみ)  五雲 籠(こも)る。
紫藤
(しとう) 花は舞ふ  萬歳樂
寒梅 白鹿は  菅公(かんこう)に 涙す。
天慶
(てんぎゃう)の將門(まさかど)  無冠の帝
新皇 羣龜  關東に斃
(たふ)る。
御堂
關白(みだうくゎんぱく)  九重の櫻
太液の明月  
芙蓉を 照らす。
保元
(はうげん)正雪 大魔縁,
天狗 舞ひ來りて  苦衷を 拜す。
源平士魂は  西海に 戰ひ,
赤間
(あかま)金波  帝魂 し。
吉野山は 纏縷球(をだまき)の 似(ごと)く,
二人 靜かに懷(おも)ふ  白雲の 逢を。
辨慶勸進  安宅(あたか)の關
江湖の
義經は 飛蓬の若(ごと)し。
松竹梅は 是(これ)  時頼(ときより)の信,
弘安の
博多は  神風を 誇る。
醍醐は 羨む  笠置の鶴
天下に 處 無くして  
黑松に 宿す。
國權は 南柯(なんか)の  美丈夫
尊皇(とこし)への譽(ほまれ)は  楠の至忠
菊水 勇武は  千載に 芳(かんば)しく,
七たび生まれかはりて 國に報
(むく)ひ  帝松を永(とこしへ)ならんとす。
大和の櫻は 落(ち)りて  日本 盛
(さかん)に,
蓬莱菊は秀でて  寶壽を 同じうす
七賢 英勇たるや 鬼をも殺し,
六十餘州  朝日 紅
(あか)し。
信長 桃山の  瓢太閤
七本鎗は 閃(ひらめ)く  關山の冬。
元和偃武
(げんなえんぶ)に  瑞鷹は 翔(あまが)けて,
葵の天下を開きて  關東を 綏(やす)んず。
元祿の
富貴  太平の治,
赤穗の
國士 無雙の功。
嘉永の
白浪  浦賀に起こり,
秋津の義は  將(まさ)に窮らんとして 見(あらは)る。
應天(櫻田)門外  
櫻 吹雪
義侠の 碧血  凝(こ)りて 玲瓏。
賀茂國士は  恨み 水に 流し,
龍馬 回天に  折衝を 重ぬ。
會津の白虎  勢 勇の冠たり,
薩摩も 輸(ゆづ)らず  西南の弓。
明治大帝は  
日本の譽
菊泉 滾滾として  英雄を 出(いだ)す。
興亞の
黎明に  狡俄 寇し,
東海の 八洲に  艨艟(もうしょう)を 浮く。
大正の
民潮  日日に溢れ,
榮光の憲政  自由の鐘。
東光は 盡にして  正に 東 薰り,
百萬兩百萬弗)を 得て  富翁 生まる。
日本刀は 斬る  君側の奸,
男山國粹  大同を 志す。
昭和 維新は
  夢幻の間,
天法 變はらざるも  白虹 日を 貫かんとす。
日出づるところは盛んにして 得(う) 月桂の冠を,
出師
(すゐし)神雷  飛龍の若(ごと)し。
時に利あらざるも  
山 廢(すた)れて在り,
太平を 開かんと欲(ほっ)して  和戎を 詔(みことのり)す。
赤旗は 飄(はため)き亂る  雨後の月
革命の
篝火(かがりび)は  處處に (も)ゆ。
菊は 彌榮(いやさか)にして  國も亦(また)んに,
大和心は 少(か)けて  旭日 朧(おぼろ)なり。
東西 相(あひ)和し  百樂門たりて,
冷戰は 已
(すで)に熄(や)みて  雪も也(また)(と)く。
不磨の大典  日本の心
正義の櫻 薰(かを)りて  民主 叢(しげ)る。
平成の泡沫
(バブル)  醉舞 酣(たけなは)に,
竹葉 露は結ぶ  靑(ブルー)天篷(テント)
拉致 發覺して  怒 辛口,  
(よろこ)ばしき 凱陣を 望みて  内訌を 責む。
君子萬代  平安の櫻
大内山 深くして  神龍 蟠(わだかま)る。
國際 貢獻  
仁勇を 揚げ,
世界一統  國聯の宗。
(うち)平らかに 外(そと)成る  天下の錦
千秋 萬歳  四海 豐かならん。

聞かずや  故鄕・河内の
(らう)を,
遣唐の
真成  旧跡 存す。
大和川は 八尾の蛟(みづち)の 若(ごと)く,
志紀の金稻  
長龍を 生ず。
天山の 僧房  秘伝を 遺(のこ)し,
一たび飮まば 則
(すなは)ち是(これ)  萬齡の躬。
竹内
(たけのうち)の古道  近つ飛鳥
凡愚は 解さず  千載の忡(うれひ)
君に請ふ 談ずる莫
(なか)れ  金陵の夢,
(しばし)看よ 東海に  升平(しょうへい) 茸(しげ)れるを。

人生 能
(よ)く  多少の時 有りや,
李白 杯を 擧げて  蒼穹に 問ふ。
神州 萬代  杜康(とかう)の事,
太白神露  名は 窮(きはま)ること無し。
今 
(りょく)を飲み在りて  一一記さん,
沙羅雙樹(さらさうじゅ)  花 未だ終へざるうちに。
天上人間(じんかん)は  夢幻の似(ごと)くあれば,
(ただ) 一期一會(いちごいちゑ)の爲(ため)に。


      大日本酒の歌

君は
天界雪山の陲(ほとり)で生まれ,
今、
金鳳に乗って、(やまと)の風のところに到った。
春の宵に觴
(さかずき)に盈(み)たすと、芳醇が豊かであり,
醉いの園に過ごして、日月を重ねてしまった。


御存知だろうか、
扶桑日本の譽というものを,
(天壌無窮
(てんじょうむきゅう)の神勅(しんちょく)を奉戴(ほうたい)した)八千矛(やちほこ)の軍勢は、神祖に率いられて高千穂峰(たかちほのみね)を出発した。
(神武の東征に、)
八咫烏(やたがらす)熊野三山の奥深い森で啼いて、恭順し,
(藤田東湖の『正氣歌』にもあるように、我が国の正気は)
(まわ)りの海八潮(やしお)の流れで包み込んで、まつろわぬ黑龍を伏せて、(土蜘蛛を退治した)。
熊襲
(くまそ)梟帥(たける)は日本武尊(やまとたけるのみこと)の勇武を讃え,
坂東を平らげようとしたが、(志 半ばで崩じ、)その魂は白津鳥
(しらつとり)白鴻)となって、(故郷の大和へ帰っていった)。
四道
將軍大關えて進み,
(ついに天下は)聖德(せいとく)無窮正宗たる治世に化して帰一した。
靈峰富士にかかる(めで)たい雲(御稜威)は、(東国の)筑波にも到り,
萬代に亘って永(とわ)に靑い気節を見せるのは、嶺の老松である。
東洋菊は勇しく、海北に使いを派遣し,
御代が榮える様子は、我が国の鴻臚(こうろ)(外交の賓客の館)にも覗(うかが)える。
(仏法が伝来して)四天王寺や浪花 盛(さかん)になり,
(仏の)
瑠璃光は燿(かがや)いて、紫雲が濃く漂っている。
(海外の)呉春との修好(を心懸けて、)國益を 尚(たっと)んで,
三星 命を保って  六合
(りくごう)世界に 通じた。
高御座(たかみくら)神座を護るのは、(大伴の氏(うじ)の長者の)忠勇の節であり,
撥乱反正
(はつらんはんせい)、大化の改新の運動の基は、飛鳥(あすか)板葺宮(いたぶきのみや)にある。
壬申の乱では、(大友皇子と大海
(おおあま(の))皇子とが)牆(かき)に鬩(せめ)ぎて(内部抗争をして)寒菊は 亂れて,
飛鳥井は、淨(きよ)らかであるように、飛鳥(あすか)浄御原(きよみがはら)に令を定めて、尊崇すべきことを 奠(さだ)めた。
大津皇子の哀歌である辞世の詩「烏臨西舎,聲催短命。泉路無賓主,此夕離家向。」にある「金…鼓…」のことばは、(当麻の名酒)「金鼓」に名を留めており,
(あめ)の二上(ふたかみ)(二上山(にじょうざん)山頂の大津皇子の陵墓)には、五雲が立ち籠(こめ)ている。
(藤原氏の)紫藤
(しとう)の(藤波)の花は舞って、萬歳樂であり,
(東風
(こち)が吹いて匂いを起こした)寒梅や春日(かすが)白鹿は、菅公(かんこう)(菅原道真)の有様に涙する。
天慶
(てんぎょう)の平(たいらの)將門(まさかど)は、無冠の帝王であって,
新皇となって
羣龜を従えたが、關東の地に斃(たお)れてしまった。
御堂關白(みどうかんぱく)といわれた藤原道長)は、九重の櫻(の咲く宮中で),
(宮中の池である)太液の明月が
芙蓉を 照らす(のを見て、歌に「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の…」と詠んで、栄華を誇った)。
保元
(ほうげん)正雪と似た位置なのは、大魔縁(となると誓った崇徳上皇で),
天狗は舞來って、その苦衷を拝察した。
源平士魂は、西海にぶつかり合って,
赤間關
(あかまがせき)で、安徳天皇は、しく金波(の下の都に遷られた)。
吉野山は (「しづやしづ しづのをだまき くりかへし…」と詠われた)纏縷球(をだまき)の 似(ごと)くに,
義経と静御前の
二人を 靜かに懷(おも)い起こしている、あの白雲が湧き出ていた逢う瀬(と別れ)を。
辨慶勸進帳を安宅(あたか)の關で(読み上げて),
江湖の
義經は、飛蓬の若(ごと)く さまよい(逃れた)。
松竹梅は、北条(西明寺)時頼(ときより)と(佐野源左衛門常世との間の)信義であって,
弘安(四年)の
博多は、(十万余騎の元寇に対して鎌倉男児が活躍し、)神風が吹いたところである。
醍醐天皇は、笠置山の鶴の棲むところにに隠れて(回天の事業をなされようとしたが),
天下には(帝の身の置き)處も無く、
黑松(の下の露に濡れた所)に宿した。
(南朝の)國權を重んじ尊ぶのは後醍醐天皇が夢に見られた)南の柯(枝)(=楠)の美丈夫であり,
尊皇(とこし)えの譽(ほまれ)は、大楠公の至忠にこそある。
菊水(楠公の紋所)の勇武は千載に芳しく,
七たび生まれかわって國に報
(むく)い、帝の松の緑をとこしえにしようとしている。
大和の櫻が舞い散る(かのような武士道精神は、)日本を盛んにして,
蓬莱菊の御紋章の所は秀でて、寶壽を同じくした
(南朝の護良親王を始めとした)七賢人の英勇たるや、鬼をも殺し,
我が六十餘州には、朝日が紅く輝いていた。
信長の次には、桃山の瓢太閤が出(い)でて,
七本鎗が煌めいた關山(賤ヶ岳)の冬(に天下の大勢は決した)。
元和偃武
(げんなえんぶ)(平和復興)に、瑞鷹は翔(あまが)けて,
葵の天下を開いて、關東を綏(やす)んじた。
元禄は
富貴で、太平の治世に,
赤穗の
國士は無雙の功(いさお)を挙(あ)げた。
嘉永(六年にペリーは)浦賀に
白浪を起こしたが,
秋津島の節義は、時が將(まさ)に窮ろうとした時に現れた。
櫻田門外は、
櫻吹雪(の三月三日であったが),
義侠が切り込んで、碧血は凝り固まって、玲瓏と輝いた。
賀茂の河原で、國士である勤皇・佐幕の志士は 恨みは水に流して,
坂本
龍馬は回天の事業のために(薩摩、長州と)折衝を重ねた。
會津の白虎隊の勢は、勇の冠たるものであって,
薩摩、西南の弓とる者の(心意気を)輸
(ゆず)ることはない。
明治大帝は
日本の譽であって,
菊の泉は、滾滾として英雄を出(いだ)した。
アジアを興こす
黎明の時期に ロシアは(アジアを次第に)侵寇し,
東海の大八洲国(日本)では、艨艟(軍艦)を浮かべて邀
(むか)えた。
大正の
民潮(デモクラシー運動)は日々に盛んなものとなり、
榮光の憲政は、高らかに自由の鐘を打ち鳴らした。
東光盡であって、正に東は薰るという状態であり,
百萬兩百萬弗)を得た富翁が生れた。
日本刀は、君側の奸を斬るという(五・一五事件、相沢中佐事件が起こり),
男山國粹勢力(皇道派)は、大同社会の建設を志した。
昭和維新は
夢幻の間に(終わり),
天法は變わらずじまいだったが、白虹が日を貫こうとした。
日出づるところは盛んであると謂われ、月桂の冠を得て,
出師
(すいし)神雷(の激しさで)、飛龍となるが如くであった。
時に利あらざるも、
山(河は)廢(すた)れて在りて,
(万世のために)
太平を開かんとされて、詔(みことのり)して和戎(媾和)となった。
赤旗は、亂れ飄(はため)いて、雨後の月が出て,
革命の
篝火(かがりび)は處處に燃えあがった。
菊は彌榮(いやさか)に栄えて、國もまた盛んになったが,
大和心は、少なくなってしまい、旭日も朧(おぼろ)となってしまった。
東西は相(あい)和して、百樂門(みんなが愉しく過ごすところ)となって,
冷戰はすでに熄
(や)んで、雪どけとなった。
不磨の大典である(日本国憲法の国民主権と基本的人権の尊重と平和主義)は、日本の心であり,
正義の櫻は薰(かお)って、民主は長じて深く叢(しげ)っている。
平成の泡沫
(バブル)には、醉舞して 酣(たけなわ)となり,
竹葉に露が結ぶかのように、靑(ブルー)天篷(テント)(も出現した)。
拉致事件が發覺して、(国民は)怒 辛口となり,
(被害者の)
(よろこ)ばしき 凱陣を望んで、内部問題としても責めたてている。
君子の御代は萬代で平安の櫻(が続き),
大内山は 深くして、神龍が 蟠(わだかま)っている。
國際貢獻で、仁勇を発揚して,
世界一統
して(万民共楽すること)は、國聯の本旨である。

内 平らかに 外 成る(平成の御代は)天下の中でも、錦というべき時であり,
千秋萬歳 
四海が豐かでありますように。

また、お聞きだろうか、わたしの故鄕・河内の(ろう)(酒)のことを,
遣唐留学生の
井真成の旧跡が遺っている。
大和川は 八つの尾の蛟(みずち)の 若(ごと)く(分岐して流れていたが),
志紀(・恩地・恵我といったの古い歴史のある土地の)金稻は  
長龍を 生んだ。
(後村上天皇の行在所でもあった)
天野山金剛寺には、僧房酒が今も秘かに伝えられ,
一たび飮めば則
(すなわ)萬齡の寿の身となる。
竹内
(たけのうち)街道の古い道のほとりに近つ飛鳥(王陵の谷)の遺蹟があり,
凡愚には、千年の歴史上の怨み事(忡)を理解することはなかなかできない。
君にお願いするが、
金陵の旧夢はもう談じないで,
(しばし)東海の日本の升平(しょうへい)(平和)で隆盛なさまを看て欲しい。

人は、生まれてから 能(よ)く どれほどの時が 有るのだろうか,
李白は 杯を 擧げて  蒼穹に 問うた。
神州萬代杜康(とこう)の事,
太白神露の(酒の数とその)名は、窮(きわま)ることがない。
今、
(りょく)(酒)を飲みながら、それら(の名)を一つ一つ記録しておこう,
沙羅雙樹(さらそうじゅ)の花がまだ散り終えぬうちに。
天上人間(じんかん)夢幻のようであるので,
(ただ)一期一會(いちごいちえ)(今生(こんじょう))のために。
   ********************************
  日本酒の名を使って、詩を作った。

平成十九年五月五日

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