高天彦�~社紫陽花

翠嶂涼風滿我衣， 紫雲生峡隱靈祠。 自誇庭裏瑠璃蕊， 可惜山深人未知。

高天彦神社参道入り口附近。
高天彦神社（写真：奥）	高天・不動滝への登り口
	高天・不動滝。 左側の崖に不動明王
高天・不動滝前の清正。	野いちご？　径に多く見る。
	下ってきて。（奥は土蜘蛛の墓か）
高天の周囲
高天の全景	帰途、車中より、国のまほろばを望む清正 嘆曰：大和やまとし うるはし！

翠嶂すゐしゃうの涼風　　我が衣ころもに滿ち， 紫雲　峡はざまに生じて　　靈祠れい し を隱かくす。 自らみづか　誇る　庭裏てい り 　　瑠璃るりの蕊ずゐ， 惜しむ可べし　山 深くして　　人 未いまだ知らず。 　　　　　*****************************

今年も去年（平成２０．７．２７）同様、高天たか ま へ行った。犬にとって路上が熱くない所を、と思っての選択だ。熱いと、脚の裏がやけどをするらしい。 高天彦神社の参道脇には、実に見事なアジサイの小道が出来上がっている。惜しむらくは、矢田寺や三室戸寺のように人に知られ賞せられることもなく、ひっそりとひとり咲いていることだった。 　　　　　　----------------------- （※紫陽花即繍球花。） （MEMO１：帰途は当麻を通って（中将餅５５０円を買って）帰る。） （MEMO2：去年、高天たか ま へ行った時の作品『高天乘風』「炎炎白日燦蒼穹，連嶂生雲照夏叢。看瀑過橋遊紫府，�C涼得意又乘風。」） （MEMO3：「倭やまとは 國くにのまほろば たたなづく 青垣あをかき 山隱やまごもれる 倭やまとし うるはし」（夜麻登波　久爾能麻本呂波　多多那豆久　阿袁加岐　夜麻碁母禮流　夜麻登志宇流波斯）、と日本武尊やまとたけるのみこと（倭建命やまとたけるのみこと）が国を偲んで歌った歌）

平成二十一年六月二十八日

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