在菊香書屋経略天下
毛主席の後ろには、たくさんの線装本が見受けられますが、これら和綴じ(?)の本は、今でこそ、比較的新しい書は、北京の街角でも買えますが、「十年浩劫」の間は、庶民にとっては手のでないばかりでなく、それ以上に打破すべき「四旧」の対象だったことでしょう。この写真は、穏やかな文人毛沢東、故事、典籍がすきな彼の姿が窺えます。尤も、五千年の息吹を伝える史書は、陰謀・陽謀が張り巡るらされているとも聞きます。やはり彼は、二十世紀の曹操のような英雄だったのでしょうか。
彼の講話は、これら中国古典に拠っているものがあります。「愚公移山」は、その代表的なものでしょうか。その中の次の一節は、有名です。スポーツの試合でもピンチになると高らかに声を合わせて言っていました。
下定決心,不怕犠牲,排除万難,去争取勝利。
(決意をかため、犠牲を恐れず、万難を排して、勝利を闘い取ろう。)
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