本文ナシ
2002-01-17 (4) 21:42:32 +0900
2001年11月19日朝、 当日の朝日新聞大阪本社版テレビ面をぼんやりと見ていて、 上のように読んだものだから、びっくりしてしまった。 隣の局の番組で、もちろん全く別のニュース。
「直撃」という言い方が人騒がせなんだよ、とも言えるけど。
2002-01-17 (4) 03:37:43 +0900
「ハリー・ポッター」シリーズの著者名だが、両方の流儀があるようだ。 2001年11月19日づけ朝日新聞大阪本社版教育面の広告は前者。 朝日新聞は後者だったと思う。
ちなみに広告主は「静山社」。Say-zan-sha と書くところが珍しい。 三分の一ページほどの広告だが、このつづりを三回も載せている。
2002-01-17 (4) 03:31:54 +0900
13日づけ朝日新聞大阪本社版の中ほどの、 「防災力」と書かれたページにこんな話が書いてあった。
東京工業大学の和田章教授は、 シアトルのワシントン大学で非常階段を下りていくと地下への下り口にドアのように動く1本の横棒が取り付けてあるのを見て不思議に思ったことがある。 「脱出するため階段を駆け下りていくと、 誤って地下まで下りてしまうことがある。 引き返そうとすれば下りてくる集団とぶつかってパニックが起きる。 それを防ぐための措置だった」 と感心する。
確かに注意すべきポイントであるし、 既存の建物に余り手を加えずにできる方法としては優れているかもしれない。 しかし、災害時にはその横棒が目にはいらず、 先頭の一人がそれを開けて地下に下り始め、 あとからあとから人が続くので棒のドアは“あきっぱなし”で役に立たない、 という可能性も高い。 全く新しく設計するなら、 地上階からの非常階段と地階からの非常階段とは別の場所に設けるべきではないか。 そうすれば問題はないのだから。 既存の建物でも、 最後の一階分の非常階段をつけ直して出口を別の場所にするだけならそれほど大変でないかもしれない。
2002-01-17 (4) 03:21:30 +0900
13日づけ朝日新聞大阪本社版ウイークエンド経済面 「ビジネスマンの思考一新講座」 はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートについてふれ、 「ラデッキー行進曲」と書いている。 Radetzky-Marsch だから普通は「ラデツキー行進曲」と書くが、 著者中谷巌氏の意向だろうか、 それとも中継した局(たぶん NHK)がそう表記していたのだろうか。
2002-01-17 (4) 02:56:03 +0900
13日づけ朝日新聞大阪本社版読書面にモフセン・マフマルバフ著 「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」 が載っているが、原題はアラビア文字(らしきもの)で書かれている。 私はアラビア語はわからないが、文字の上下はわかる。 どうやら、顔を反時計回りに 90 度回転して読むらしい。 アルファベットの場合は時計回りだ。 いずれも、上から下へと読むようになる。
確か AERA も。 《AERA における地名原綴の縦書きの向き(1999-02-23 (2) 03:27:20 +0900)》 参照。 (そこでは誌面を回すように書いていますな、私は。)
2002-01-17 (4) 02:47:47 +0900
上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。
2006-05-11 (4) 22:31:38 +0900
13日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面「投稿規定」
に《大きさの比率は縦120×横80
》とある。
比率だったら「縦3×横2」でもいいのになぜ。
2002-01-17 (4) 02:39:24 +0900
2001年10月30日づけ朝日新聞大阪本社版、 読書週間の面の一つに柳在順(ユ・ジェスン)氏の 「韓国これが売れた / ベストセラー この一年」が載っている。 日本語で書かれた本も含まれているが、 日本で出た本そのままなのか、翻訳なのかがわからない。 8位の村上春樹著『喪失の時代』はカバーの写真らしきものが載っているが、 そこにはハングルが書かれているので、やはり翻訳ということか。 (日本でアメリカのペーパーバックが日本語の帯をつけて売られていることを思えば、 カバーだけが違うということも考えられるが、まず翻訳だろう。)
しかし、どこにも明記されていない。 編集者は“当然翻訳されて読まれるもの”と考えていたと思われる。
氏の文章が翻訳なのかどうかもわからない。
2002-01-17 (4) 02:28:27 +0900
1998年1月24日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」 は郵便番号七桁化の話。
《はっきりしているのは、七桁化によって郵便がいまより早く届く気遣いはない、
ということだ
》
などは、普段のこのコラムの著者にはあまり見かけない、
皮肉めいたものの言い方だ。
最後は
《ただし郵便局に聞くと「住所氏名だけでも遅滞なく届けます」とのこと。
大きな声で言いたくはないらしいが
》。
郵便局の姿勢にも問題があるのではないか。 七桁化すると決めて理解を求め、そして実施する以上、 移行期間を考慮したとしても、 そのあとは七桁の番号が正しく書かれていない郵便物は別扱いにすべきだと思う。
実際にどのように郵便物が処理されるかを想像してみればよい。 郵便番号のない郵便物は機械からはじき出される。 その一通は郵便局員が送るべき局を調べて、そこ宛ての棚(?)に置くことになる。 ほかの郵便物何通分もの手間がかかってしまう。 局員は、そのような郵便物の処理を行なうよりは、 きちんと郵便番号の書かれた郵便物をより早く届けることに力をいれるべきだ。 例えば、局員が郵便番号なしの郵便物を手作業で処理するのは一日一回限り、 とするなどが考えられる。
「郵便番号を書かなくてもいいが、その場合は何円増し」 とすることもできる。 電話番号を問い合わせるといくらかお金がかかるのと似た発想だ。 郵便料金全体の値上げ案を出しておいて、 七桁化する代わりにすえ置きにする、 ただし七桁の郵便番号を書いてないものは値上げ後の値段、 なんてこともできたと思う。
2002-01-17 (4) 01:44:25 +0900
ということはなさそうだ。 google で「加藤茶 本名」を検索したところ、違った。
2002-01-17 (4) 01:37:13 +0900
2000年10月29日づけ朝日新聞大阪本社版文化総合面の記事の見出し。
本文にも《多面体としての加藤さんに隅々からスポットを当てた
》とある。
そのセミナーの主催者などがこう言ったのか、記者が考えた言葉なのかは不明。
ちなみに、添えてある加藤氏の肖像はポリゴンではなく普通の写真のようだ。
2002-01-16 (3) 23:56:49 +0900
今までは腕時計などを見ていれていたが、 autoexec.bat に prompt $e[53C$e[33m$d$e[1C$t$h$h$h$e[80D$e[m$p$g と書いて DOS 窓を出しておけばリターンキーの空打ちで現在時刻が出るので、 それを見ればいいことに気がついた。 ($e で始まるのはエスケープシーケンス。 黄色で右のほうに日時を出すなどのためにいれてある。 なお、DOS でこうやればプロンプトに日時が出せることは前から知っていたが、 Win95 でも autoexec.bat に書いておけば DOS 窓を開くだけでこうなるとは。)
なお、いまのところ、Win95 の「メモ帳」を使っている関係で、 手動でいれるしか方法はない。 (「メモ帳」に「日付と時刻」という機能はあるが、フォーマットが違う。)
2002-01-16 (3) 23:50:55 +0900
2000年10月29日づけ朝日新聞大阪本社版経済面
「ソースコード盗み見られる / マイクロソフト確認」
に
《いわゆるハッカーと呼ばれる侵入者が同社のソフトウエアの青写真にあたる
「ソースコード」と呼ばれる重要な企業秘密を盗み見たかどうかについて
》
とある。
う〜ん、ソースコードって企業秘密だったのか。
ソースコードが企業秘密である会社もあろうし、 そうでない会社もあろう。
2002-01-16 (3) 23:44:13 +0900
2001年10月24日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面
「アフガン攻撃 --- イスラム圏の声」
に《難民はへロインとカラシニコフ銃を持ってきた
》とある。
2002-01-16 (3) 23:25:18 +0900
2000年11月29日づけ朝日新聞大阪本社版石川面
「海岸になぞの円筒漂着物 / 結局はロシアのブイ」
に《長さ約十センチの白い被服のコードが付いていた
》
とあるが、「被覆」の間違いではなかろうか。
2002-01-16 (3) 23:00:34 +0900
1997年10月5日づけ朝日新聞大阪本社版日曜版3面 「地球食材の旅 オレンジ」の中に。 普通に書けば「百円硬貨一枚」だと思う。
「化幣」「金化」などと書き換えるつもりだろうか?
2002-01-16 (3) 22:52:53 +0900
1998年2月26日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 《国公立大2次試験「むかつく」・クローン羊・英語不要論 / 時事テーマ各地で出題》。
いくつかの出題例が載っているが、 どのような観点から採点されるかについては関心がないようだ。
2002-01-16 (3) 22:12:46 +0900
2001年11月4日づけ朝日新聞大阪本社版第一面の写真に
「We Still Have to Find our Brothers!」
というプラカードが大きく写っており、説明文には
《ニューヨークの消防士が2日、
世界貿易センターの倒壊現場で「我々はまだ仲間を捜さなければならない」
と書かれたプラカードを掲げ、捜索態勢の縮小に反対した
》
とある。
これを見て、 どうして Brothers and Sisters じゃないんだ? と思ってしまった。 女性を捜索する必要はないと言うのだろうか。 が、後ろの面の関連記事を見たら、ここでいう「仲間」「Brothers」 は同僚消防士のことだった。
消防士も男性に限るわけではないが、それは別にしても。
2002-01-16 (3) 22:01:42 +0900
2001年10月27日づけ朝日新聞大阪本社版国際面
《「テロとは何か」議論活発》によると、
「包括的テロ防止条約」の案ではテロ行為を
《手段のいかんを問わず、身体に重大な危害、
経済的に深刻な被害を引き起こす行為
》
と規定しているそうだ。
これだと戦争が含まれないか。
そのあとに
《一般市民や政府を対象とした脅迫行為もテロ行為に含めている
》
とあるが、こちらのほうが本来の「テロ」の意味に近いかも。
2002-01-16 (3) 21:24:06 +0900
年賀状を十二月25日までに投函してもらうため。
2002-01-16 (3) 21:05:44 +0900
「**氏」を「**うじ」と読むことがあるから、 「甲」「乙」などの仮名を用いれば「乙氏」は「おつうじ」となろう。 一方、便通を意味する「お通じ」も「おつうじ」だが、 この「う」は直前の「つ」が長音であることを示す。 だから微妙に発音が違うはずだ。
2002-01-16 (3) 21:02:24 +0900
偶像崇拝は禁止されているからと偶像そのものを敵視するのは、 個人崇拝は禁止されているからと個人そのものを(以下略)。
2002-01-16 (3) 20:57:21 +0900
聖典も、そこに書かれた言葉も、神でないことに変わりはない。
2002-01-16 (3) 19:24:26 +0900
「vi」を見るとローマ数字「v」「i」を経由して 51 を連想する、とか。 (五十一はローマ数字では LI であり、VI と書くことはありえないが。)
ヘブル文字にも似たような用法があるが、 神名を連想させる組み合わせは避けるそうだ。 しかし、神名がある特定の数を連想させることはないだろうか。
日本語で似た例が作れないかと考えてみた。 「参加」を見ると三が加わるような気がする、とか。
2002-01-16 (3) 19:19:54 +0900
フンディングが死んだあと、 彼の槍がどうなるのかはト書きに書かれていないが、 かげからアルベリヒが買ったばかりの乳母車やガラガラをもって現れ、 血にまみれた槍をしげしげと見て満足そうにそれを持って立ち去る、なーんちゃって。 《神々のたそがれ》では成長したハーゲンがその槍を持っている。
2002-01-16 (3) 19:10:55 +0900
2001年11月6日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
「ネパール中部で邦人登山者死亡」に
《日本人登山者ナンバ・ヨシミツさん(51)=漢字不明=が
》
とある。
ローマ字表記などからカナになおしたのだろうが、 名前が漢字であることはどうしてわかったのだろうか。 それも込めて不明という意味か?
先で《ナンバさんは千葉県出身で
》とカナ表記がもう一度使われている。
2002-01-16 (3) 02:57:39 +0900
朝日新聞の歌壇は一句あたり二行であるが、 句と住所(県・市などまで)・氏名で二行がほとんどいっぱいで、 もしももう少し長かったらどうなるんだろう、と思ったことがある。
1997年10月27日づけ大阪本社版には、 句が長いため住所・氏名が三行めになっているものが二つ載っていた。 その分、選者の書く「評」の行数が減っている。
付:タイトル行は和歌(もどき)にしてみた。ちょっと字余りか。
2002-01-16 (3) 02:49:55 +0900
1997年9月26日づけ朝日新聞大阪本社版「主張・解説」面「論壇」の 「入試離れて英語学ぶ目的発見を」の中に。
2002-01-16 (3) 02:42:25 +0900
例えば「総角」
+-----+-+ | +-+ | | | | | | | | | | | | | | | | |を aabba とするのはどうかな、と思っていたこともある。 しかし、(125)(34) のほうが覚えやすいような気がしてきた。 置換群の元の表記と似ているが、カッコの中は常に増大してゆく点が違う。
2002-01-16 (3) 02:36:24 +0900
「葵」の巻の
《かの、十六夜(いさよひ)のさやかなりし〔折や〕、
秋のことなど
》
(岩波文庫、第一分冊 333 ページ)
は、「末摘花」の巻の二つのできごとを指すとされる。
(〔折や〕は傍注。)
「末摘花」などの巻は「葵」を含む“本編” が完成した後で挿入されたという説があるそうだが、 もしそうならここはいつのことを指すのだろうか。
この箇所は、阿部秋生校訂「完本源氏物語」では
《かの十六夜(いさよひ)のさやかならざりし秋のことなど
》
とし、《末摘花には「春」のこととある
》と注をつけている。
「さやかなりし」と「ならざりし」では意味が反対だし、
二つではなく一つのできごととしている。
2002-01-16 (3) 02:21:56 +0900
14日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
《柔道の礼「宗教でない」/ 米地裁、選手の訴え退け》。
本文をちらっと見たら
《被告の各柔道団体は
「礼は敬意の表現。レスリングで選手が握手するのと同じだ」
と応じた
》。
「まあ、そうだろうな」と思ってよく読むと、訴えた側は
《日本の柔道家の肖像や無人の畳に向かって礼を強制されるのは耐えがたい苦痛だ
》
と言っている。
レスリングでは選手の肖像や無人のリングに向かって握手を強制しないと思うので、
どうもかみ合っていないようだ。
「そういう強制はなかった」ということなのか、
それでも宗教でない、ということなのか。
もう一度よく見たら見出しに《「神道を強制」の主張に》とも添えてあった。
2002-01-16 (3) 02:09:40 +0900
14日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」に
《東洋大学が募集する恒例の「現代学生百人一首」である
》
とあるが、中学生高校生が応募した自作の和歌を集めたもののようである。
「百人一首」というよりは「和歌集」あるいは単に「和歌」 とでもすべきところだろう。それでも「百人一首」のほうがわかりやすい、 ということか。
2002-01-16 (3) 01:56:34 +0900
2005年1月15日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」もこの
「現代学生百人一首」を取りあげているが、
《入選の100首を読む
》とあるので、
百首を選んでいることがわかる。
それで「百人一首」と呼んでいるのか。
付) この「天声人語」は最後が一文字分空白になっている。 いつもは一字も空けないのではなかったか。
2005-04-22 (5) 02:24:49 +0900
《野球>「延長戦にはいったら後攻が有利」ということはないらしい (2002-01-10 (4) 03:11:00 +0900)》に 《ん? 「サヨナラがあるから後攻有利」という仮説なら、 「九回サヨナラ」も延長戦に含めて統計をとるべきだろうか?》 と書いたが、それだと九回表の加点は? との指摘をいただいた。 それを考えると、八回裏の得点が決定的ということもありえる。 すると八回表の攻撃が深い意味をもって……、とやってゆくと、 一回表までたどりついてしまいそうだ。 これでは「抜き打ちテストの問題」みたいだ。
(「抜き打ちテストの問題」というのは、 次のような状況を論理的に論ぜよ、という有名な問題です。 《先生が「来週、月曜から土曜までのうちのある日に、 抜き打ちテストをします。すなわち、諸君が『きょうはテストがあるな』 と予測できない日にテストをします」と言った。 ある生徒は考えた。金曜までにテストがなくて土曜日になったら、 きょうはテストがあると予測できてしまう。 だから土曜にはテストはない。 ということは、木曜までにテストがなくて金曜になったら、 きょうはテストがあると予測できてしまう。 だから金曜にはテストはない。 ……と考えていって、「実はテストは行われない」と結論したところ、 先生がある日に“抜打ち”テストをした ---》。)
また、アマチュアの場合はコールドもあることも、 指摘されるまですっかり忘れていた。
2002-01-15 (2) 02:16:12 +0900
上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。
2006-05-11 (4) 22:42:23 +0900
実用性はないけれど、と言って これ を教えてくださったかたがあった。 google で検索するとほかにも見つかる。
ただ、 メロディーの入力法を決めるのがむずかしいこと、 メロディーのデータを蓄積するのがむずかしいこと、など、 難問がたくさんありそうだ。 今のところ、特定のジャンルの音楽に限るなら、 物知りの友だちに電話して聞くのが一番かも。
2002-01-15 (2) 01:38:40 +0900
2001年10月20日づけ朝日新聞大阪本社版総合面
「ひと」に《コンシェルジュの普及めざす
》とある。
concierge だから「コンシエルジュ」のほうが近いと思っていたが、 辞書をひくと i は半母音だから「シェ」でもいいかもしれない。 クラウン仏和辞典の financier の項には「フィナンシェール・ソースをかけた」の訳語もあがっている。 「フィナンシェール」は financière であろう。 一方、Conciergerie は「コンシエルジュリ」としている。
concierge は英和辞典にも載っているが、 英語化された発音は発音記号の上で [ie] となっている。 だったら「コンシエルジュ」のほうが適当だと思う。
2002-01-14 (1) 23:00:33 +0900
2001年4月26日づけ朝日新聞大阪本社版「どくしゃとつくる」面では、 校閲部の人の書くコラム「ことば」で「コンシェルジュ」が取り上げられている。
2002-01-18 (5) 21:22:19 +0900
本文ナシ
2002-01-14 (1) 22:42:03 +0900
1997年9月30日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 「知識偏重まざまざ / 12年ぶり実施 新学力テスト」。
平均正答率が四五・六%と最も低かった一年の社会。 現場の教諭らが注目したのが、 「室町タイムズ」の問題だ。 室町時代のできごとをまとめた「歴史新聞(図1) を題材に五つの小問が設けられている。 歴史新聞は、学校現場で徐々に試みられている授業方法の一つ。
第二問は思考力を見る問題。 「やった!農民が初めて立ち上がった」と、農民の立場でつけた 「正長の土一揆(どいっき)」の見出しを貴族の立場でつけるように求めた。 「とんでもないこと」「世も末」などの否定的な表現さえ含まれていれば、 正答だったが、正答率二七・二%。
「〜などの否定的な表現さえ含まれていれば」 というような安易な採点法でいいのだろうか。 たとえば、 “これを利用して貴族間の争いで優位に立とう” と考えた貴族がいても不思議はないし、 “いままでも勝手なことをする農民には困っていたが、 ここまでやる奴らは天罰で滅びるに決まっているからこれは望ましいことだ” と喜んだ貴族がいたかもしれない。
2002-01-14 (1) 21:28:22 +0900
2000年12月22日づけ朝日新聞大阪本社版くらし面 「あのね --- 子どものつぶやき」の子どもの名前は
| (**県**市 | | ** **・3歳)|が基本スタイルだが、
|(仙台市 ** **・7歳)|と無理に一行につめ込んだのがある。
|(川崎市 ** **・10歳、| |**・7歳) |は兄弟か。 2001年8月31日づけでは
| (東京都江戸川区 | | ** *・5歳 | | *・5歳)|としていた。 一行あたりの文字数が 14 から 13 に減ったのと関係しているか? 双子は別扱い? でも年子かもしれないし……。
(右端と左端の縦棒は境界を示すためのもので、実際にはない。)
2002-01-14 (1) 19:59:11 +0900
2000年12月22日づけ朝日新聞大阪本社版第2石川面「柳壇」 の評に「弟一句」「弟二句」とある。次は「第三句」。
2002-01-14 (1) 19:46:27 +0900
2000年12月22日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面
「新世紀に響け / トップ奏者らが五輪招致曲など」
に
《「ヴィルトゥオーゾ」は、ラテン語で「名手」の意
》
とあるが研究社「羅和辞典」には出ていない。
virtuosus と関係あり? ジーニアス英和はイタリア語からとしている。
2002-01-14 (1) 19:40:40 +0900
1998年1月26日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面「CM天気図」
に《べンガル
》とある。
2002-01-14 (1) 19:32:13 +0900
1998年2月17日づけ朝日新聞大阪本社版文化面、
村上龍《「少年とナイフ」に思う / 他人事の大合唱やめよ》
に《へアピン
》とある。
2002-01-14 (1) 19:28:44 +0900
1997年9月17日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
「瀬戸の海砂採取禁止方針 / 業界に押され広島県が撤回 / 生コン不足で要望」
は最後の段の
《広島大生物生産学部の大塚攻・助教授(無せきつい動物学)の話
》
を太字にするのを忘れているようだ。
そのため、うっかり読んでいると最後の
「実施すべきだ
」を記事の地の文と受け取ってしまい、
文体が普段と違うな、と思ってしまう。
2002-01-14 (1) 19:22:15 +0900
1997年9月17日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
「有毒ガス?4人死亡」に
《四人を遺体で収容した
》とある。
もちろん、「遺体となった四人を収容した」の意味であるが、
「ここは危険だからあいつを呼べ」とネクロマンサーが呼ばれ、
ネクロマンサーが遺体をあやつって四人を無事(=生きたまま)収容、
なんてことは……ありえない。
2002-01-14 (1) 19:16:32 +0900
2001年10月20日づけ朝日新聞大阪本社版経済面の下、 「ART フォーラム kaya」 (株式会社新生社)の広告に 「Hommage a Yujiro」というのが出ている。 フランス語なら「Hommage à ...」では? それとも avoir の変化形なんだろうか?
2002-01-14 (1) 18:59:16 +0900
2001年8月31日づけ朝日新聞大阪本社版「くらし」面、 「あのね --- 子どものつぶやき」。 この欄は、子どもの名前で投稿し、
|あいうえおかきくけこさしす| | (**市 | | *田 *子・4歳)|のスタイルで載る。 一行目に、一文字下げてカッコを開き、 住んでいる市など(場合によっては都道府県名も)を書いて、 次の行は下揃えで「姓 名」(間は一文字分開ける)、年齢を書く。 (「あいうえお…」の行は、一行13文字ということを示すために添えたもの。 右端と左端の縦棒は実際にはない。)
ところが、この日は
|(横浜市 ** *・4歳)|と
|(京都市 * **・2歳)|と、無理に一行につめ込んだのが二つあった。
2002-01-14 (1) 18:43:44 +0900
2001年8月31日づけ朝日新聞大阪本社版文化面「論壇時評」
は間宮陽介氏「靖国参拝問題」に
《このことは奥平康弘氏が過去の判例を引きながら明快に論じている
(「『首相靖国参拝』に疑義あり」潮9月号)。
靖国参拝はたんなる祭祀(さいし)や儀礼ではなく、
宗教活動であること
》とある。
私は「祭祀」は「宗教活動」の形態の一つだと思っていたので、 とまどってしまった。
2002-01-14 (1) 18:24:07 +0900
2001年8月31日づけ朝日新聞大阪本社版国際面の連載、 「鷲と竜」。 こういう書き換えもするのか?
2002-01-14 (1) 18:17:51 +0900
1998年2月3日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
「比国内機 消息断つ / 日本人男性1人搭乗か」に
《乗客名簿には四人の外国人男性の名があり、
うち一人は「ナガタ(音読み)」と、日本人とみられる名前だったという
》
とあるが、
もしも日本人の姓の「ナガタ」なら、まず間違いなく訓読みだ。
これはおそらく、ローマ字表記からカナに直したもので、 ローマ字が音を写すところから適当に「音読み」と書いたものだろう。 用語をきちんと決めるべきだ。
2002-01-14 (1) 18:03:20 +0900
「僕は買わないからはずれないよ」。
はずれれば、 一枚につき何百円かをドブに捨てたのと同じである。
2002-01-14 (1) 17:50:47 +0900
7日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面 「英首相 ユーロで態度鮮明に」。 四回とも「へイン」となっている。
2002-01-14 (1) 17:44:38 +0900
2001年11月18日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 「事故偽装、疑い増す」。 副見出しの「目撃情報と時間にずれ」の上に 「石川の / 母殺害」と二行に分けて小さく書いてある。
「新宿の母」は占い師でしたっけ。
2002-01-14 (1) 17:40:27 +0900
1997年10月22日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面 「モノわかりのいい話」、最後の段。 「ぺ」がひらがな。
2002-01-14 (1) 17:34:58 +0900
11日づけ朝日新聞大阪本社版経済面。 「ピーター・バン・ハムさん」とすることも考えられる。 オランダ生まれの人だそうだ。
ほかに van のつく名前といえば、 カラヤンの「パルジファル」はアンフォルタスを歌っている José van Dam を「ホセ・ヴァン・ダム」としている。 ベートーベンは Ludwig van Beethoven だが van を姓に含めない。
2002-01-14 (1) 17:27:44 +0900
岩波文庫「源氏物語(一)」380 ページ
《大將の君は、宮を、いと戀しう思ひ聞え給へど
》
は、「大」だけ活字が大きい。訂正のあとであろう。
この活字は、
《岩波文庫「福音書」(塚本虎二訳)読了(1999-03-21 (0) 20:55:25 +0900)》
で述べた、
《ナザレ人イエス、ユダヤ人の王
》
と同じもののようにも見える。
もしそうなら、あの箇所も訂正だった、という可能性もある。
2002-01-14 (1) 17:08:33 +0900
上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。
2006-05-11 (4) 22:46:16 +0900
賢木の巻。
《大將の君は、宮を、いと戀しう思ひ聞え給へど
》
の「大」だけ活字が大きい。
「中」とかになっていたのだろうか。
2002-01-14 (1) 16:50:09 +0900
※ 以下で「国」と書くのは便宜上のことであって、「民族」などでもありえる。
ある国の人と別の国の人との間に生まれた子を「ハーフ」と呼ぶが、 そうではなく「ダブル」と読んでくれ、という意見を聞いたことがある。 では、「クォーター」--- その子と、その二つの国のいずれかの国の人との間に生まれた子 --- はなんと呼ぶべきだろう?
「『ハーフ』でなく『ダブル』」を「逆数で言ってくれ」と解釈すれば 「クヮドルプル」であろうか。 しかし、これだと、 祖父母が四人いて四つの別々の国の人であるように聞こえる。
4/3 かなあ、とも一瞬思ったが、あまり根拠はない。
2002-01-14 (1) 16:40:07 +0900
massangeana 氏に言われて気がついたが、きょうがユリウス暦の元日だ。 こっちにすれば、少しは(日本の)旧暦の季節感に近づくか?
2002-01-14 (1) 02:33:35 +0900
例えば「ミソラソ」と打ち込むと 「マーラー『交響曲第9番』第一楽章」などと答えが出る。
2002-01-14 (1) 02:17:30 +0900
土曜日 15 時 45 分から NHK ラジオ第二放送でやっている日本語講座。 先週は二条城を見学しているところという設定で、 「ふすま」という語がでてきたが、 寸劇に登場した男性とモデルスピーカーの Gotô Miyoko さんとで、 アクセントが違っていた。 「ふ『すまが』」と「ふ『す』まが」だったかな。 新明解第五版には「ふ『すま』が」もあがっている。
(ここでは、二重カギカッコで高く発音される部分を表わしてみた。)
2002-01-14 (1) 01:52:14 +0900
調律師から聞いた話だが、 あの音を聞いていて寝てしまう人が結構いるそうだ。 だから録音して売れば。
2002-01-14 (1) 01:44:03 +0900
土曜日 15 時 45 分から NHK ラジオ第二放送でやっている日本語講座。 先週は二条城を見学しているところという設定で、 「靴を脱いで中をみましょう」という文章がでてきた。 もちろん、「中」というのは建物の中のことだ。
しかし、 こう言われて、脱いだ靴の中をのぞき込んで、 「何もはいっていません」と答える局面も存在する。
2002-01-14 (1) 01:18:18 +0900
画鋲(がびょう)がはいっていたりするかもしれない。
2016-12-11 (0) 20:14:00 +0900
元日、となりのおばあさんに会ったらいきなり「あけおめ」と言われた。 若い人の間でははやっていると聞いていたが、 おばあさんにまでとは。 そこでこちらも「あけおめ」と返したところ、 おばあさんに「なんでうちの孫を呼び捨てにするんじゃ」 と言い返された。 そうだ、「暁雄」っていう名前のやんちゃ坊主がいたっけ。 おばあさんは「暁雄め」と怒っているんだったんだ。
……って小話はとっくにどこかでされているだろう。
2002-01-13 (0) 19:13:02 +0900
5つのドラムにそれぞれ5種のマークが書いてあるとする。 全部で 5^5 = 3125 通り。
ポーカーの役の名前を借りることにしよう。 下の表で、「数」はその役に分類される源氏香の数である。
「香の種類の選び方」というのは、たとえばツーペアの一つ「若紫」 を固定したとして、三種類の香が使われるのだからその選び方が 5 * 4 * 3 = 60 通り。
役 | 数 | 香の種類の選び方 |
---|---|---|
ノーペア | 1 | 5! = 120 通り |
ワンペア | 10 | 5! = 120 通り |
ツーペア | 15 | 5!/2! = 60 通り |
スリーカード | 10 | 5!/2! = 60 通り |
フルハウス | 10 | 5 * 4 = 20 通り |
フォーカード | 5 | 5 * 4 = 20 通り |
ファイブカード | 1 | 5 通り |
2002-01-13 (0) 19:12:31 +0900
5個、2個、1個、1個、1個の計10個でもいいのでは。 しかし、どれをいくつ用意したかが相手にわかってしまうと、 「一番目のは1個しかない香だから『手習』はありえない」 などとわかってしまう。 だめか。
2002-01-13 (0) 19:02:03 +0900
5種の香を5個ずつ用意し、そのうちの5つを並べて出すのだった。
5個が互いに区別されるとして、 出し方は全部で 25 * 24 * 23 * 22 * 21 = 6375600 通り。
ポーカーの役の名前を借りることにしよう。 下の表で、「数」はその役に分類される源氏香の数である。 ワンペアの数は何番目と何番目とがペアになるかだから 5C2 として計算できる。 ツーペアは、どれが余るかが 5 通り、四枚がどう組むかが 3 通りで 5*3 個。 スリーカード、フルハウスはどれが三枚組になるかだから 5C3 として計算できる。
「香の種類の選び方」というのは、たとえばツーペアの一つ「若紫」 を固定したとして、三種類の香が使われるからその選び方は 5 * 4 * 3 = 60 通り。 「それぞれ……」に書いたのは、 香の種類を決めたとして、一つめのペアに5つあるうちのどれを出すかが 5 * 4 通り、 二つ目のペアも同様、最後が 5 通り。
役 | 数 | 香の種類の選び方 | それぞれ…… | 全部で |
---|---|---|---|---|
ノーペア | 1 | 5! = 120 通り | 5^5 = 3125 通り | 375000 通り |
ワンペア | 10 | 5! = 120 通り | 5 * 4 * 5^3 = 2500 通り | 300000 通り |
ツーペア | 15 | 5!/2! = 60 通り | 5 * 4 * 5 * 4 * 5 = 2000 通り | 120000 通り |
スリーカード | 10 | 5!/2! = 60 通り | 5 * 4 * 3 * 5 * 5 = 1500 通り | 90000 通り |
フルハウス | 10 | 5 * 4 = 20 通り | 5 * 4 * 3 * 5 * 4 = 1200 通り | 24000 通り |
フォーカード | 5 | 5 * 4 = 20 通り | 5 * 4 * 3 * 2 * 5 = 600 通り | 12000 通り |
ファイブカード | 1 | 5 通り | 5! = 120 通り | 600 通り |
だから、相手がランダムに出してくるとわかっていて、 自分の感覚に自信が持てないのなら、 ノーペアの「帚木」と答えるのがベストとなる。
2002-01-13 (0) 02:56:05 +0900
アルファベットは直線と円を基本にしているので、 盤の線や白石の「○」と区別がつきにくいときがあるのだ。
2002-01-13 (0) 00:34:43 +0900
10日づけ朝日新聞大阪本社版の囲碁欄。 ちょっと前から「い」「ろ」「は」に代わり 「A」「B」「C」が使われるようになったのは知っていたが、 小文字の「a」「b」「c」が使われている。 おやおやと思ったが、 12日づけを見たところ、本図では大文字、 参考図では小文字、と使い分けているようだ。
じゃあ、「い」「ろ」「は」の時代はどうだった?
2002-01-13 (0) 00:33:15 +0900
本図は「い」「ろ」「は」、参考図は「イ」「ロ」「ハ」だったようである。 (一例として)1998年2月26日づけ大阪本社版。
2002-05-16 (4) 02:44:57 +0900
源氏と頭中将が左大臣邸に行ったところの、
《おとゞ、例の聞き過ぐし給はで、
高麗笛取り、出で給へり。
いと上手におはすれば、いと、おもしろう吹き給ふ
》
の次の、
《御琴めして
》
(228 ページ)の主語を傍注で《〔葵は〕
》としている。
“葵上と頭中将は母親も同じだったかな”
と巻頭の系図を見たら葵上が載っていなかった。
2002-01-13 (0) 00:13:59 +0900
ほんとうの初体験は、おそらく《ローエングリン》の「婚礼の合唱」だろう。 これは小さいときから、どこかで聞いているはずだ。
しかし、それを除けば、初めて聞いたのはカラヤン指揮の 《神々のたそがれ》からの、「ジークフリートの葬送行進曲」だと思う。 1970 年代初めだったと思うが、カラヤンのレコードの聞きどころを集めた、 確か 500 円と格安の 30 センチ LP があった。 それにはいっていた。
それだけをくり返し聞いていたころは、 ジークフリートというのはきっと偉いことをたくさんした英雄なんだろうな、 と思っていたものだ。
2002-01-12 (6) 22:16:12 +0900
《近づいてくる乗合バスに「乗らない」と意思表示するには後ろに下がればよい (2001-12-20 (4) 21:29:55 +0900)》と書いたが、 バスがそのバス停に停まってから行き先表示を変更する場合があるのだった。 金沢の循環バスには、A -> B -> C -> D -> A と回る場合、 A から B までの間は「C 行き」と表示し、 B を過ぎると「D 行き」に変更する、というのがある。 東京や京都では「**循環」と表示するところだが。 ほかに、そのバス停で折り返し、ということもある。 こういうバスは停めて確認しないと間違って見のがす可能性がある。
2002-01-12 (6) 22:10:15 +0900
上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。
2006-05-11 (4) 22:49:09 +0900
今年の元日、年賀状をポストから出したとき、 郵便局が“表紙”がわりに付した紙の端がめくれて、 賀状一枚目のすみの「元旦」の文字が見えていた。 それを見ただけで「ああ、あの卒業生からか!」とわかった。 こういうのは手書きの力なんだろうな。
2002-01-12 (6) 22:03:53 +0900
土曜日 15 時 45 分からラジオ第二放送でやっている日本語講座では、 間違った言い方はあまりしてみせない。 が、きょうは「広いと立派な部屋」は間違いで 「広くて立派な部屋」が正しいのだ、と言っていた。
なるほど。 名詞に形容詞・形容動詞が二つ以上かかる場合、 「と」で結んではいけない、ということだ。
2002-01-12 (6) 21:56:42 +0900
高校生のときにかけたものだろうか。 なぜか分冊の番号をローマ数字で書いている。 第一分冊にかけていたのは photocopie の裏を利用したもので、 長い間にすれて本体を少し汚している。捨てた。
2002-01-12 (6) 21:42:03 +0900
売り場で「ユリウス暦のはありませんか?」と聞いてみたことはないが。
2002-01-12 (6) 21:37:13 +0900
手元にある源氏香についての資料は次の三つである。
本来、源氏香には「桐壷」と「夢浮橋」はないので、 [1] はあげていない。 [2], [3] は、「桐壷」には「賢木」と同じものを載せている。
「夢浮橋」は [2] では次のようになっていた。
+-+ +-+ | | | | | | | | | | | | | | | +-+ +-+源氏香では縦線の上を結ぶので、これには意味がない。 一種の“お遊び”なのであろう。 [3] では
+---+-+ | | | +-+-+ | | | | | | | | | | | |となっている。 実在するどれかと同じはずなので、 ページをめくってさがしたがみつからない。 [1], [2] を見たら、次の「行幸」と同じだった。
+---+ | | | +-+-+-+ | | | | | | | | | |横線の高さが違うだけだ。 ところが、[3] の「行幸」は間違って「胡蝶」と全く同じ図を載せている。
[3] を信頼するなら、「胡蝶」と「行幸」が重複するのであって、 「夢浮橋」も入れねばならぬ。
ほかは [1][2][3] の図が一致した。
2002-01-12 (6) 18:45:58 +0900
こう考えた。
長さ 12 バイトのファイルは全部で 2^96 通りある。 よって、長さ 12 バイトのファイルの中には、 人類がまだ作ったことのないものがある。
2002-01-12 (6) 17:47:32 +0900
年末に金貨のパズルを考え始めたのは、 某ページを見て 「解があれば偽造金貨がより重いかより軽いかまでわかる」 と言っていると思い込み、本当かな、と思ったからだったが、 よく見直したら問題が 「どれが偽造か、そしてそれはより重いかより軽いか判定せよ」 となっていた。
失敗! でも、この読み違いがなければ考えようとしなかったんだから。
2002-01-12 (6) 17:38:05 +0900
先日の十二枚の金貨のパズルだが、奥村さんは「硬貨」としていた。 私はうっかり「金貨」に変えてしまったが。
日本では金貨そのものは日常には使われていないが、 言葉としては「金貨」のほうが「硬貨」よりも使われていると思う。 「硬貨」は同音異義語が多いので「コイン」と言いかえられることが多いし、 「金貨」は童話などによく出てくる。
英語では「金貨」は gold coin だそうだ。 “金の硬貨”というわけか。
2002-01-12 (6) 02:57:15 +0900
季語は「蛙」。
いまのいままで、真夏の池の描写だと思い込んでいた。 「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」と混同しているか。
2002-01-12 (6) 02:47:05 +0900
例えば .../huruikeya.kahadutobikomu.midunooto.html なるページへのリンクを自分のページに置くには、 これを自分のページに書かなければならないが、 もしもそのページに 「自作俳句をファイル名にしているので無断でリンクすれば著作権法違反になります」 とあったらどうする?
上の例は芭蕉の「古池や蛙飛こむ水の音」。
2002-01-12 (6) 02:37:10 +0900
2002-01-11 (5) 23:35:05 +0900
昨年末、NHK-FM で放送された際、ここだけ録音しておいたが、 ほかのことに時間を取られ、いまごろ聞いてチェックしているところだ。 今回はだいぶ打ち間違いが多かった。
以下で、 小節数は鍛冶の歌の初め(最初にジークフリートがハンマーを打つところ) を第 1 小節として数えたものである。
lecktest du kühl! の kühl から始まる小節(第 21 小節) の四拍目に間違って叩いている。 次の小節の一拍目を間違って休んでいる。三、四拍目に間違って叩いている。
sprühst du mir Funken, daß の小節(第 30 小節) の四拍目を間違って休んでいる。
第 33 小節(Heiahohohohoho! のところ)。 二、三、四拍目で叩くべきなのに一つしか叩いていない。 その少し前からずれているので何拍目を叩いたというべきかよくわからない。 三拍目?
第 35 小節。二拍目を叩いていない。
第 36 小節。ハンマーは休みのはずだが、二、三、四拍目に叩き、 次の第 37 小節も一拍目を叩いている。
第 44 小節(Fafner fiel のところ)。三拍目を叩いていない。 次の第 45 小節から八分音符になるが、一拍目のおもては叩いていない。
第 49 小節(Lohn! のところ)。一拍目に間違って叩いている。
第 68 小節(lachst du mich an のところ)。四拍目を抜かし、 次の第 69 小節の一拍目に間違って叩いている。
第 79 小節。四拍目 (werde) を抜かし、 第 80 小節の二拍目 (und) に間違って叩いている。
ずっとあと、 ミーメの Der verachtete Zwerg, was wird er geehrt! の最後の -ehrt の小節は 6/8 で「タータタタ」なのだが 「タータタタタタタ」と次の小節の一拍目まで叩いている。 ちょっとあとの Held の小節は「タータタタタタ」と六つだが、 次の小節の一拍目まで叩いている。 Welt からあとは六つだけ叩いてあとは叩いていない。
2002-01-11 (5) 23:27:20 +0900
千九百年代最後の年、二千年代最初の年、廿一世紀最初の年として。 そのせいか、なんだか落ち着かなかった。 やっとまた“普通の年”がきた。
2002-01-11 (5) 03:20:05 +0900
ある人から、どっちの漢字で書くべきでしょう、と聞かれたが、わからなかった。 私は「張る」と書いているが、はっきりした根拠はない。
ふと思ったのが、昔、 「無断リンクおことわり」について論じていて、誰かが 「リンクをはるとデータがこっちに流れ込んでくるように感じている人がいるらしい」 と言っていたことだ。 「リンクを貼る」と書くと、そんな感じがしないだろうか。 自分のページの中に相手のページを「貼る」ようで。 「張る」だと、ひものようなものを自分のページから相手のページに「張る」 だけなので、そんな感じはしない。
ところで、「リンクをはる」は英語の翻訳だろうが、 元はなんと言ったのだろう? 「なんとか a link to」 みたいな形だろうか。動詞にあたる「なんとか」がわからない。
そのかたは、最近は「リンクする」と書いておられるそうだ。 うまい方法だと思った。
2002-01-10 (4) 03:50:40 +0900
「算用数字」を「アラビア数字」と呼ぶこともあるが、 アラビア文字と一緒に使われる数字 (=アラビア語の標準的表記に使われる数字)ではないので、 ちょっとまぎらわしくなる。
どんな文字か、 一般的な日本のコンピュータユーザに見てもらうのに適当なページはないかなと、 Google のイメージ検索で「アラビア文字」を調べたところ、 “アラビア数字”(=算用数字)の時計の文字盤がいくつも出てきた。 ただ、中に、(本当の)アラビア数字があった。 画像ファイルを用いてアクセス数カウンターにしていると思われるページだったが、 リンクはご一報をだったので URI などは省略。
2002-01-10 (4) 03:42:00 +0900
あるかたから教えていただいたのだが、 私が 《トーナメント戦で“最弱”のものをも決めるにはどうしたらよいか (2001-04-03 (2) 22:04:45 +0900)》に書いたのと似た話が ここ にある。
このかたのは、こういうものだ。 (例えば)高校野球のトーナメントが終了し、結果が手元にあったとする。 優勝校からスタートし、「その学校が最後に負かした相手校」 を次々とたどる。 二番目には準優勝校がくる。 その次は準決勝で敗退した二校のうち準優勝校に負けたほうがくる。 こうやってゆくと、(参加校が有限であることとループが生じないことから) 最後には初戦で敗退したチームの一つにたどりつく。 もちろん、そのチームが“最弱”と決まったわけではないが。
その学校の選手から見ると、 「俺たちは**高に初戦で負けた。 その**高は次に**高に負けた。 その**高は次に**高に負けた。 ……。 その**高は決勝戦で**高に負けた」 となる。 こうなるチームはほかにはない。 試合終了直後、 負けたチームの選手が相手チームの選手に 「うちの分もがんばってくれ」と言うことがあるらしいが、 毎試合ごとにそうやって次々とバトンが渡されていくケース、 と言うこともできる。
2002-01-10 (4) 03:34:45 +0900
上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。
2006-05-11 (4) 22:54:18 +0900
あるかたが、 「セットポジション」 というページに、 私がこの「いろいろ」に書いた野球の話に関連したデータがある、 と教えてくださった。
その中の このページ によると、 延長戦にはいった試合で先攻後攻のどちらが勝ったかを調べた結果では、 決して後攻有利とは言えないようだ。 ということは、テレビやラジオのアナウンサーや解説者が 「延長戦にはいったら後攻が有利ですね」 などというのはウソだろうか。 「サヨナラがあるからピッチャーをどんどんつぎこまねばならず、 投げるピッチャーは重圧があるのでその試合に勝っても次に疲れが残る」 なんて言えばまだまだ言いはれるか。
ん? 「サヨナラがあるから後攻有利」という仮説なら、 「九回サヨナラ」も延長戦に含めて統計をとるべきだろうか?
あと、アナウンサーや解説者の決まり文句で気になるのは 「変わった選手(=その回からその守備位置にはいった選手) のところにボールが飛ぶっていいますが本当ですね」。 これもデータを置いているページがあるかもしれない。 探してみよう。
2002-01-10 (4) 03:11:00 +0900
ふだんは
タイトル はしがき、目次へのリンク --------------------------- 本文 --------------------------- 名前(最初のページへのリンク)となっているが、 8日未明にアップロードした分では上の水平線が本文の下にきて、 二本ならんでしまった。 その前はたまたま本文が空(くう)だったので、 本文の挿入場所を間違えた。
2002-01-09 (3) 03:13:05 +0900
十二匹の金魚がいるが、一匹だけ重さが違う。 天秤を三回使ってその金魚を探せ。
皿に直接乗せるのではなく、小さい鉢にいれて乗せる。 金魚は鉢の中をすばやく泳ぎまわるので、 どれがどれだか見分けがつかなくなるものとする。
これは三回ではできないのではなかろうか。 それ以前に、「水が多かったり少なかったりするだろ?」 などと言われそうだ。
2002-01-09 (3) 03:07:05 +0900
+- ありえない +- {1|2} -+- 3 が重い | (0 -) +- 2 が軽い | | +- 1 が軽い {2|3} -+- {1|3} -+- 0 が違う | (? 0) +- 1 が重い | | +- 2 が重い +- {1|2} -+- 3 が軽い (0 +) +- ありえないのような図をいくつも書いた。これが源氏香の
+-------------- | | +---------- | | +---+---------- | | | +---------- | +--------------などを連想させたか? ちなみにこれは「蜻蛉」である。
2002-01-09 (3) 03:01:02 +0900
6日放送分ではお正月が描かれていた。 普通、六年生がお正月を迎えたら誰かが 「四月からは中学生だねえ」とか言うものだが、 毎年同じ学年を続けるタイプのアニメではその種のせりふはまずいのだろう。 誰も言っていなかった。
そのためか、 レギュラーのキャラクタは一年生や最上級生を避ける傾向があると思う。 同日放送の「サザエさん」でマスオさんのお兄さんの息子は六年生だった。 ゲストだから構わないのだろう。
2002-01-09 (3) 02:51:08 +0900
8日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
「宝石2億円分 / 新幹線で盗難」。
《同日午前10時40分ごろ、
JR東京駅で「のぞみ11号」に乗り、かばんを網棚に置いた。
列車が出発して約20分後、かばんがなくなっていることに気づいたという。
かばんには、位置を知らせる信号を出す発信機を入れていた。
この信号は午前11時20分ごろ、
JR中野駅の北約400メートルの商店街付近で途切れた
》。
東京の地理を知っていれば、 東京駅を発車する前に盗まれたに違いない、 と考えると思う。 この「のぞみ」が新横浜に停車したとしても、 その時刻に中野までは行けまい。 しかし、大阪本社版に説明なしで書いて、わかるだろうか。
「JR中野駅の北約400メートルの商店街」 といえばブロードウェイセンターだな。 ところで、中野駅には営団地下鉄東西線もはいっているが、 駅はJRのものなのだろうか?
2002-01-09 (3) 02:44:33 +0900
時刻表で調べたところ、 「のぞみ11号」は 1053 東京発、1109 新横浜発だから無理だ。 1110 新横浜発の上り「のぞみ6号」に乗れたとしても 1126 東京着。 なお、東京-中野は快速で 18 分かかる。
2002-01-14 (1) 02:27:20 +0900
8日づけ朝日新聞大阪本社版社会面
《ビンラディン氏に「共感」/ 小型機激突死 米高校生がメモ》
に
《メモは手書きで、3〜4文節の非常に短いものだという
》。
このメモは英語と考えていいだろう。 英文法で「文節」というのはあっただろうか。 プログレッシブ和英中辞典第二版には説明的な“訳語”と日本文の「文節」 の訳語しか載っていない。 原語はもしかして clause 「節」? sentence 「文」?
もし日本語で考えれば「私は / ビンラディン氏に / 共感します」 で3文節になってしまう。
2002-01-09 (3) 02:28:20 +0900
2月9日づけ朝日新聞大阪本社版国際面の記事はこの遺書が公開されたと伝える。
《遺書は「オサマ・ビンラディン氏は9月11日のテロ行為で正当化される。
米国はパレスチナやイラクに対して行ってきた非道行為の報いを受けなければならない」
などとしている
》とある。
これは「メモ」とは別物か?
2002-08-22 (4) 02:08:55 +0900
先日TVコマーシャルを見ていたら鼻濁音でなく発音していた。 外来語だと思えばそうなるだろう。 私は、子どものころ遊んだ --- 厳密に言えば遊ばされた --- 「かごめかごめ」が頭にあるので鼻濁音で発音しているせいで、 どうもこれでは。
2002-01-09 (3) 02:17:59 +0900
6日のTVアニメ「サザエさん」は意味がよくわからなかった。
タラちゃんが、 おばあちゃん(マスオさんのお母さん)のうちで、 もう長い間壊れていて動かないという掛時計のネジを巻いた。 そして最後、 タラちゃんたちが東京に戻ってから、その時計が動いた。 しかし、それら二つの時計の文字盤は別物だったのだ。 私は、 アニメにローマ数字の時計の文字盤が出るとついつい四時に注目してしまうのだが、 その四時が、 前者では IV, 後者では IIII となっていたからだ。 マスオさんのお兄さん(サケオ)の息子のりおが、 せしめたお年玉でこっそり修理させた、 ということなのだろうか? でも、普通、「サザエさん」 では登場人物が隠れて何かをした場合、 別の人物にそれがばれるという形で視聴者に説明する“お約束”になっているし……。
もういっぺん見ようか? でも、 スペシャル編にありがちな、 型破りのゲストキャラクタに一家が振り回されつつ観光名所をめぐり、 最後には別れがやってくるというストーリーで、 あんまりおもしろくなかったしなあ……。
2002-01-09 (3) 02:07:50 +0900
とりあえず4日づけの 《「誰?」「私です」はあるが「誰?」「あなたです」はありえない。なぜか?》 《MS-IME97 >「むかご」が「零奈子」と変換されるぞ?》 の二件。
2002-01-08 (2) 03:10:02 +0900
6日づけ朝日新聞大阪本社版総合面「目を見ればウソ分かる? / 周囲の体温上昇」。
新しいウソ発見法が発見された、というのだが、
その実験に用いられたウソは
《マネキンを刺して金を奪う疑似犯罪をさせ、
「やったのはお前か」という質問に否定の答えをさせた
》
というものだそうだ。
「どうせまねごとだからウソをついても構わない」
「ウソをつけと言われてついたんだから構わない」
と被験者が思ったりしないだろうか。
ネイチャーに載ったぐらいだからその点も検討ずみか。
私だったらどんなウソをついて“いただく”だろう、と考えてみた。
仮に、大学で学部学生を被験者に選ぶとしよう。 まず、例えば、20歳未満の学生をアルバイトとしてひそかに集める。 次に、「実験の被験者募集 / 20歳未満の学生に限る」 という広告を学内の掲示板に出す。 そして、先に募集したアルバイトに、20歳以上の学生をさりげなく誘わせる。 「あ、これ、一緒にやらないか?」みたいな感じで。 誘われたほうの学生は20歳以上だから、「自分は資格がない」と思うだろう。 思わなければ、誘った学生が「お前もまだ20歳になってなかったよな」 などと言って、思わせる。 そして、応募してきたら、 受付係が「あなたは20歳になっていますね。 先生は20歳未満の人と限定して被験者を探しておられるのですが……」 と断るようなふりをする。 誘った学生は「そこを何とか、一緒にやりたいんです」などと言う。 受付係は「じゃあ、あなたも20歳未満だということにしてください、 先生には絶対に本当のことを言わないでくださいね、私も叱られますから」 と言って OK する。 そして、「あなたは20歳未満ですか」という質問をする ---。 テストが終われば、すべての種明かしをするのだが、 その二人の学生の関係は悪くなるかな?
2002-01-08 (2) 02:54:42 +0900
7日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面「対論」の下。
字句の説明に
《排中律 任意の命題について、
AとBの中間を認めない論理的原理の一つ
》
とあるが、
「任意の命題」と「A」と「B」との間にはどういう関係があるのだろうか。
そもそも、A=Bの場合は「AとBの中間」とは何を指すのだろうか。
普通は「任意の命題Pに対し、Pまたは〜Pは真である」を排中律と呼ぶと思う。 「〜P」はPの否定命題である。 AがP、Bが〜Pのつもりであろうか。
先を読んでゆくと
《反対に、AでもありBでもあるという考え方や
》
とあってまたびっくり。
これを上のように
「Pでもあり〜Pでもあるという考え方」と読み替えるならば、
ここで否定されているのは排中律ではなく矛盾律だ。
2002-01-08 (2) 02:25:35 +0900