すのものの「いろいろ」(その52)

フリーの左手用マウスポインタ(Windows 95 用)

ある方が http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se069930.html を教えてくださった。 Windows 95 用だ。 .lzh を解凍すると Readme.txt と .cur ファイルが出てくるので C:\windows\cursors に入れてやる。 それから「コントロールパネル」「マウス」で登録する。 登録をしたのは初めてだ。

なかなかおもしろい。このまま使おう。

2002-10-04 (5) 00:00:18 +0900

辞書を引く際につづりを頭の中に保持しておくことが学習に役立っている?

9月26日づけ朝日新聞大阪本社版「声」の、89歳の投書者の 「引きつぶした辞書と機械化」。

近頃はボタン一つで簡単に和訳が飛び出す機械(電子辞書) が出来ているようだが、こんな簡単なことで本当の英語力がつくであろうか」 が目にはいったので、“苦労しなきゃだめだ”というだけの投書かと思った。 電子辞書は和訳をしてくれる機械ではない。 単語を探すのに自分でページをめくって探すか、 つづり字を打ち込んで機械に探させるかの違いだけではないか。

だが、その前の部分に 「辞書を引くには、単語のつづりを頭の中で繰り返しながら丹念に探していく」 とあった。 確かにそうだ。 しばらくの間、 その単語のつづりを頭の中に保持しておかなければ紙の辞書はひけない。 このことが学習に効果があるのかどうか。 研究されているだろうか。 もし効果があるなら、 電子辞書を使う場合には何か代わりの学習法で補うべきだろう。

また、 英語のように語形変化が少なくてそのままの形で辞書がひける言語と、 そうでない言語の場合の比較も興味深い。 (「辞書に載っているかたちはきっとこれだ」 と思い込んで口ずさんでいるうち、 存在しない単語を“覚えて”しまうことがある。)

なお、この投書の最後の部分を読むと、 やっぱり“苦労しなきゃだめだ”と言っているようにも読める。 が、それはどうでもいいことである。

2002-10-03 (4) 03:21:09 +0900

朝日新聞>《囲碁の「コミ」6目半に》の説明はうまくない

2日づけ朝日新聞大阪本社版社会面。

 コミ 囲碁は黒と白とで、囲った面積の広い方が勝つ。 先に打つ黒番が有利なので、 公平を期すためあらかじめ黒番が自陣の一定面積を相手に差し出す数がコミ。 5目半の「半(0・5)」は、 引き分けにしないための数理上の取り決め。

最初の文で囲碁の最小限のルールを理解した人には、 「先に打つ黒番が有利なので、 公平を期すためのハンディキャップがコミ」 と言えば容易に理解してもらえる。 上の説明だと、「相手に差し出す」 の意味が囲碁のルールをくわしく知らないとわからないようにも読めてしまう。 (例えば、白番に最初に石を置かせてから始めるとカン違いされるかもしれない。)

相手に差し出す」の意味もはっきりしない。 自分は5目半減って相手が5目半増えるから11目のハンディキャップ、 と思う人もいるかもしれない。

最後の文の「数理上の取り決め」も変だ。 「引き分けにしないためのもの」ぐらいでは。

本文に戻ると、現行の5目半では黒番が有利、とは書かれているが、 6目半にしたら白番が有利になりすぎないかどうかはほとんど書かれていない。 最後に 「かつてタイトルをとった棋士の総意も6目半支持なので」 という談話があるだけだ。 (それだけで改正してはいけない、というのではない。 これを最後まで説明せず、現行では黒番が有利だから改正する、 というような書き方が大部分を占めるのはおかしいというのである。)

付)よくは知らないのだが、 現行のルールでは勝ち負けだけが問題とされ、 どれだけの差で勝負がついたかは問題にならないのではなかったか。 「このまま行けば6目だけ黒地が多い」とわかれば白の負けだから、 白はもうがんばってもしかたがない。 投了するかもしれない。 だから、 現行ルールでの対戦結果だけからは6目半にしたらどうなるかはわからない。

2002-10-03 (4) 03:03:32 +0900

地を「面積」と説明しているので、 それが整数かどうかは碁を知らない読者にはわからず、 0.5 をつけたら引き分けがなくなるかどうかもわからない。 一方、「5目半から6目半にする前に、6目ちょうどにしてみたら?」 という疑問が起きないようにする必要もあろう。 「引き分けを防ぐため、コミには必ず「半(0・5)」をつける」 ぐらいでどうだろう。

なお、碁には引き分けがないわけではない。 「三劫無勝負」 (A, B, C の三つの劫ができて、 黒 A, 白 B, 黒 C, 白 A, 黒 B, 白 C のくり返しに陥ったら勝負無しにする) という“ルール”があるらしい。 (無勝負だから引き分けとは違うのかも!?)

2002-10-03 (4) 20:03:20 +0900

朝日新聞>《台湾、発音に独自表記》ってどういう意味か

2日づけ朝日新聞大阪本社版国際面。

本文からすれば「台湾、独自の音標表記」ぐらいだろう。

2002-10-03 (4) 02:38:19 +0900

朝日新聞>《団地建て替え 同意「全体の4/5に緩和」》は何か変

2日づけ朝日新聞大阪本社版トップ。

《……1棟当たり3分の2の賛同しか得られなくても、 全棟で5分の4以上の同意があれば……》 は「各棟で5分の4以上」ともとれる。 「全棟の5分の4以上」あるいは「全体で5分の4以上」がよいのでは。

図では例として各棟で 2/3, 12/15, 14/15 の賛成が得られた場合が書かれているが、 なぜ 12/15 は 4/5 と約分しなかったのか。 また、絵では順に窓が 12, 16, 20 描かれているので、 これが戸数だと思えば平均して 4/5 を越えている。 が、そのあたりがはっきりしない。

2002-10-03 (4) 02:31:11 +0900

ビッグバン級 5兆度達成」ってことはゼットン5匹分か……

2日づけ朝日新聞大阪本社版第一面の記事を見て。 ゼットンはウルトラマンを倒した宇宙恐竜で、 一兆度の火の玉を吐くという設定。

2002-10-03 (4) 02:24:43 +0900

仮にゼットンが五匹いたとして、 五匹が同時に一兆度の火の玉を吐いたとしても、 やはり一兆度であることは明らかです。

「一兆度の火の玉を吐くという設定は無理」という話を読んだ記憶があり、 「その五倍の温度か〜」と思ったので書きました。

ジョークであることは明らかだと思って書かなかったのですが、 指摘してくださった方がありましたので念のため書き添えておきます。

2002-10-03 (4) 20:10:43 +0900

Windows のマウスポインタの形は右手での操作を前提としているようだ

右下から指しているような形をしている。

左手用も作ってほしい。

2002-10-03 (4) 00:55:08 +0900

読売松井キラーが出てきたらオキシジェン・デストロイヤーとあだ名される?

読売松井のニックネームがゴジラだから。 でもゴジラほど有名じゃないか、オキシジェン・デストロイヤーは。

付)間に「・」があるかないか、デストロイヤーかデストロイアーか、 最後に「ー」をつけるかつけないか、 で少なくとも8通りの書き方がインターネットにはあるようだ。

2002-10-03 (4) 00:52:40 +0900

「電信柱」は文字どおりには電信のための柱だったのか……

本文ナシ

2002-10-03 (4) 00:48:27 +0900

「3両目4両目は連結しない日」は3両目と4両目がつながっていない?

時刻表の後ろのほうの列車の編成表に 「3両目4両目は連結しない日があります」などと書いてあるが、 文字どおり解釈すれば3両目と4両目は編成に組み込まれてはいるものの、 その間は連結されていないことになるのではないか?

2002-10-03 (4) 00:32:43 +0900

「3両目4両目は連結しない日」は2両目と5両目がつながっていない?

時刻表の後ろのほうの列車の編成表に 「3両目4両目は連結しない日があります」などと書いてあるが、 「その代わり2両目と5両目を直接つなぎます」などと書く必要はないか?

ないと思うけど。

2002-10-03 (4) 00:13:09 +0900

帰りにJR松江駅で買った駅弁はおいしかった

おいしかったので、はし袋だかに書かれた URI をちぎって持って帰ってきた。 アクセスしてみてびっくり。 一文字家。 きれいに、かつ見やすくできたホームページだ。 「本日の日替わりビジネスランチ」を写真入りで載せるなど、力がはいっている。

食べたのはこのページに出ている 「大和しじみのもぐり寿し」。

下のほうにでている「松江堀川遊覧おべんとう」もおいしそうだが、 堀川めぐりをしながらこれを食べるのは無理だろう。 そういう舟じゃないから。

前の日に下見して目をつけておいたのはこのページの 「七珍物語」だったが、残念ながら売り切れだった。

2002-10-02 (3) 01:45:25 +0900

松江のこま犬の「あ」のほうは下あごがない?

こま犬は、一匹は口を開き、一匹は閉じているのが原則である。 そして、前者が「あ」、後者が「うん」である。 ところが、松江で見た「あ」は下あごがないものばかりだった。

松江城内の松江神社のも、 城山稲荷神社のも、 白潟天満宮(JR「松江」駅から東へ行ったところ)のも、 そのすぐ裏の厳島神社も。

ただ、最初からそう作られたのではなく、 かけてしまったように見えた。

2002-10-02 (3) 01:22:43 +0900

レポート用紙などを計算用紙として使う際、表紙をはがしてしまうべきか?

計算用紙として、 いままでは余ったプリントの裏などを使っていたが、 最近はレポート用紙などを使ってみている。

最初に表紙をはがしてしまうほうが書きやすいが、 書きかけでカバンに入れて運ぶにははがさないほうがいい。 でも、全体を封筒などに入れて運べば問題はなかろう。

つまらないことで迷う私。

2002-10-02 (3) 01:14:18 +0900

A4 サイズのジョッタはないか?

最初に買った Filofax に、ジョッタがついていた。 革製で、リフィルを数枚はさんで使う。 あまり使っていなかったが、 バインダからはずしてそこらにころがしておくと、 ページをめくらずにメモがとれて便利である、 と最近気がついた。

一方、私の手元には A4 のプリントの余りなどが大量にある。 これを計算用紙・メモ用紙に使いたいのだが、 紙ばさみは上しか綴じられないなどの理由でいま一つである。 そこで、A4 のジョッタがあったら、と考えているところ。

レポート用紙ホルダーなどの、似たものは売っているが。

2002-10-02 (3) 01:06:42 +0900

lynx は <title> を右揃えで、<h1> を中央揃えで表示する

だから、前者が running head のようになる。 ちょっと意外だった。 <title> と <h1> に同じことを書き、 後者はページ冒頭に一つだけ、という書き方を前提にしているように思える。

<h2> は左寄せ。

2002-10-02 (3) 01:00:16 +0900

プールを牛耕式に泳いだこと

先日、某プールへ行ったら一人しか泳いでおらず、 その人が先にあがったので私一人。 そこで、第一コースで向こうへ行って第二コースを戻り、 次は第三コースを行って第四コースを戻り……、 と牛耕式に泳いでしまった。

2002-10-02 (3) 00:55:49 +0900

「燃えるゴミ」とごみ箱に書くと「燃えているゴミ」を入れる人が出ないか?

新聞の“読者の写真”で「炎を上げて燃えるアパート」などを見かけることがある。 この「燃える」は「燃えている」の意味だ。 ここから類推して、 「燃えるゴミ」を「燃えているゴミ」と誤解する人が出ないだろうか。

最近、「燃やせるゴミ」 と書かれていることがあるのはそのような誤解を避けるためかもしれない。

2002-10-02 (3) 00:50:56 +0900

朝日新聞>行頭に句点がきている

9月28日づけ大阪本社版総合面の 「首相の説明、後手後手 / 拉致被害家族と対面」 に

 世論も大筋で日朝国交
正常化交渉の大切さは感
じてくれているはず――
。そう思い、「首相が家
と。

2002-10-01 (2) 01:54:48 +0900

朝日新聞>歌壇では分かちがき効果を出すためのスペースも使えるのか……

9月23日づけ大阪本社版、歌壇・俳壇の面。 馬場あき子氏選の、八重樫妙子氏の歌の中に 「私は私 私の私」という部分がある。 このスペースは朝日の歌壇では異色だ。 「私は私私は私」では読みにくいと考えたからだろうが。

2002-10-01 (2) 01:07:05 +0900

朝日新聞>「700」を一字につめ込んだフォントもあるのか……

9月23日づけ大阪本社版第一面 「同じ問題、20年前と今比べると 正答率、10ポイントダウン / 小学生6200人 東大が調査」の問題例 《1000円持って、くだものやに行きました。 1こ□円のりんごを○こかっておつりを700円もらいました。 式にあらわしましょう」 の「700」がそうなっている。 数字三文字を一字につめ込んだフォントがあったとは。

2002-10-01 (2) 01:02:00 +0900

朝日新聞>「…するは…するは」は現代かなづかいでは「わ」を使うところ

9月29日づけ大阪本社版読書面の、 岸本佐知子氏(翻訳家)の書いた 「口語訳 古事記」の書評。

さかのぼれば「は」なのだが現代かなづかいでは「わ」であり、 朝日新聞でもそのはずだが、ここは著者の表記を尊重したということか。

2002-10-01 (2) 00:55:08 +0900

「〜に奪われた人生」という言い方は交通事故の場合にもあてはまる

9月29日づけ朝日新聞大阪本社版読書面で紹介されている 「少年に奪われた人生」という書名を見て思った。 小さめの活字の「犯罪被害者遺族の闘い」 というサブタイトルはすぐには目にはいらなかったので、 最初に頭に浮かんだのは交通事故だった。

「奪われた人生」という観点からは、犯罪も交通事故もあまり差がないように思う。

2002-10-01 (2) 00:47:35 +0900

全日空の運航規定は「乗務開始の12時間前から飲酒してはならない

9月29日づけ朝日新聞大阪本社版社会面「全日空あわや飲酒飛行?」に。

私も、授業などの 12 時間前からは飲酒しないようにしよう。

2002-10-01 (2) 00:40:39 +0900

「18 歳以上に投票権」とすると高校3年生の一部には投票権があるのだった

9月30日づけ朝日新聞大阪本社版社会面の記事によれば、 秋田県岩城町で、 全国で初めて 18 歳、19 歳の人にも投票権を認めた住民投票があったそうだ。 《制服姿の高校3年生も住民投票を行った》という写真が載っている。

高校3年生には 17 歳の生徒もいるから、 同級生の間で「君には投票権があるけど私にはない」ということが起こる。 国政選挙などでは大学生で同じことが起こっているが、 大学生には浪人して入学した者もあり、留年もあるので ちょっと事情が違う。

高校を出るまでは年齢でなく学年でものを考えがちだ。 たった数日しか誕生日が違わなくても学年が違えば「先輩−後輩」だし、 一年近く誕生日が違っていても同学年なら同学年だ。 法律上で問題になるのは年齢ですよ、 ということを思い出すいい機会だったかも。

あ、バイクの免許がいつから取れるかとかで、すでに気づいているか。

2002-10-01 (2) 00:34:54 +0900

朝日新聞>死亡記事>亡くなった人の名の小書きの「ィ」は右に寄せない?

9月30日づけ大阪本社版社会面の、 パツィー・タケモト・ミンクさんの名前がそうなっている。

フォントは普通のゴシック体のようだが、 右側に縦線が引かれているのが関係するか?

2002-10-01 (2) 00:19:16 +0900

小書きの「ィ」はあまり多くないが、ほかの文字なら珍しくない。 3日づけ大阪本社版にも出ているが、普通に右に寄せていた。

2002-10-04 (5) 01:17:56 +0900

小書きの「ィ」もそれほど珍しくなかった。 9月24日づけ大阪本社版、 ウィリアム・ローゼンバーグ氏の死亡記事の「ィ」は右に寄っている。 ただ、物差しをあてて肉眼で見るだけでは違いは読み取れなかった。

2002-10-05 (6) 01:08:33 +0900

自分が誘拐されたと偽って身代金をとろうとするのを「自作自演」と言うか?

そういう事件があったらしい。 インターネット版の新聞で見た。 (紙の)朝日新聞には記事としては載っていないが、 9月30日づけ石川版テレビ面、テレビ金沢 8 時 30 分からの 「情報ツウ」には《仰天手口…21歳女が誘拐を自作自演》とある。

しかし、犯罪はたいてい「自作自演」ではないか。 自分でシナリオを書いて自分が犯人を“演ずる”。 今回の件が珍しいのは 「自分が誘拐された」と偽ったことであるから、 普通なら「狂言」か。 いや、「誘拐は狂言だった」という場合は身代金は要求しない。 しても、身代金をとるのが目的ではなく、 “狂言”をもっともらしく見せるための工作である。

「犯人と被害者の一人二役」ぐらいのところか。 どうしても脚本家にこだわるなら「一人三役」?

2002-10-01 (2) 00:10:43 +0900

力士たちが整数を添字に持つ場合の取り組みの決め方

大相撲では、力士は番付の順に一列に並んでいると思える。 前頭の中くらいの力士が十五日間に相撲を取る相手は、 自分より上の力士、下の力士がそれぞれ半分ずつぐらいだろう。 一番上の力士はもちろん下の力士とばかり取るし、 一番下の力士は反対に上の力士とばかり取る。 それに同じ部屋の力士どうしは取らないから、 取り組みの決め方は複雑だ。

簡単のため、力士たちは上にも下にも無限にのび、 整数で添字づけられているとしよう。 これで N 日間の取り組みを決めるにはどうしたらよいか。

まず、N=1 のときは、2i と 2i+1 を組ませればよいだろう。 (2i と 2i-1 でもよいが。)

N=2 のときは一日目が 2i と 2i+1, 二日目が 2i と 2i-1 でよい。 2i+1 のほうから見れば一日目の相手は 2i, 二日目の相手は 2(i+1) である。

N=3 のときは
一日目4i と 4i+14i+2 と 4i+3
二日目4i と 4i-14i+1 と 4i+2
三日目4i と 4i+24i+1 と 4i+3
とすれば
4i の相手4i+14i-14i+2
4i+1 の相手4i4i+24i+3
4i+2 の相手4i+34i+14i
4i+3 の相手4i+24i+44i+1
となって OK だ。

N=4 のときは
四日目4i と 4i-24i+1 と 4i-1
をつけ加えれば
4i の相手4i+14i-14i+24i-2
4i+1 の相手4i4i+24i+34i-1
4i+2 の相手4i+34i+14i4i+4
4i+3 の相手4i+24i+44i+14i+5
となって OK だ。

N=5 のときは
五日目4i と 4i-34i+2 と 4i-1
をつけ加えれば
4i の相手4i+14i-14i+24i-24i-3
4i+1 の相手4i4i+24i+34i-14i+4
4i+2 の相手4i+34i+14i4i+44i-1
4i+3 の相手4i+24i+44i+14i+54i+6
となって OK だ。

N=6 のときは
六日目4i と 4i+34i+1 と 4i-2
をつけ加えれば
4i の相手4i+14i-14i+24i-24i-34i+3
4i+1 の相手4i4i+24i+34i-14i+44i-2
4i+2 の相手4i+34i+14i4i+44i-14i+5
4i+3 の相手4i+24i+44i+14i+54i+64i
となって OK だ。

一般の場合はまだわからない。

2002-09-30 (1) 02:31:28 +0900

次のように考えれば簡単だった。

8 を周期とする、次のような二種類の組み合わせ方を考える。

             +-----------+                        +-----------+
          +--|--------+  |                     +--|--------+  |
       +--|--|-----+  |  |                  +--|--|-----+  |  |
    +--|--|--|--+  |  |  |               +--|--|--|--+  |  |  |
    |  |  |  |  |  |  |  |               |  |  |  |  |  |  |  |
... 0  1  2  3  4  5  6  7 ...      ... -4 -3 -2 -1  0  1  2  3 ...
ある日に左図のように対戦し、次の日に右図のように対戦すれば、 全員が “自分よりも 4 だけ上の力士および 4 だけ下の力士” と対戦したことになる。

ここで 4 という数に特別な意味はないから、 1 から始めて 1 ずつ大きくしてゆけばよい。

おまけ: きのう試行錯誤していたときのノートから ---。

      0_             _0               0               0               0
        ~-_       _-~                  \             /                |
5          ~1   5~          3   5       \  _1   5_  /       1   5-----+-----1
|                           |    \      _+~       ~+_      /          |
|                           |     \  _-~  \       /  ~-_  /           |
|                           |     _+~      \     /      ~+_           |
4          _2   4_          2   4~  \       2   4       /  ~2   4-----+-----2
        _-~       ~-_                \                 /              |
      3~             ~3               3               3               3

2002-09-30 (1) 23:57:41 +0900

野球規則>指名打者の役割が消滅する際のルール改正案

野球規則 6.10 によれば、 指名打者制をとっている場合、 試合に出ている投手は守備時には任意の打順にはいれるが、 攻撃時には指名打者に代わってしか打撃できない。 一方、4.17 によれば、 選手が足りなくなれば没収試合で負けとなる。 このために起こる不自然な現象は 《野球規則>わざと落球して“没収試合”による負けを避ける例を作ってみた (2002-09-22 (0) 21:13:01 +0900)》と 《野球規則>指名打者制>故意四球で打者一巡させて“勝つ”例 (2002-09-30 (1) 00:41:02 +0900)》に書いた。

これをなくすための、 指名打者の役割が消滅する際のルール改正案は次のどちらかだろう。

2002-09-30 (1) 01:37:28 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 21:25:18 +0900

野球規則>指名打者制>故意四球で打者一巡させて“勝つ”例

野球規則 6.10 によれば、 指名打者制をとっている場合、 試合に出ている投手は守備時には任意の打順にはいれるが、 攻撃時には指名打者に代わってしか打撃できない。 一方、4.17 によれば、 選手が足りなくなれば没収試合で負けとなる。 そこで、 これを利用して故意四球で打者一巡させて“勝つ”例を考えてみた。---

指名打者制をとっている試合の、同点で迎えた9回の表。 攻撃している先攻チームは投手を含めて 10 人になってしまった。 指名打者でない選手が本塁に滑り込み、セーフになったものの負傷退場。 裏の守りは指名打者を守備につかせてしのぐしかない。

ここで守備側の後攻チームは故意四球策に出た。 打者一巡して退場した選手の打順になれば、 代打が出せない先攻チームは没収試合で負けになる。---

野球規則>わざと落球して“没収試合”による負けを避ける例を作ってみた (2002-09-22 (0) 21:13:01 +0900)》 と似たアイディアだが、 こっちは後味がよくない。

2002-09-30 (1) 00:41:02 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 21:27:30 +0900

松江で堀川めぐりの舟に乗る --- 「松江・堀川殺人事件」というのを考えた

出張で行った松江で、「堀川めぐり」というのをやった。 10〜12人乗りの小舟で松江城の回りの堀などをめぐるのだ。 舟は畳敷きで、二列に座って乗る。 後ろには船頭さんが乗り、 エンジンやかじを操作しながらマイクで説明をしてくれる。 (一部、病院や民家の近くではマイクのスイッチを切る。)

何カ所か、橋の下が低くなっているところがあり、 そこをくぐるときは船頭さんが屋根を下げるので、 客は頭を下げなければならない。 一番低いところでは、ほとんど屋根が船べりに着くぐらいまで下げ、 ほとんどはいつくばうようになる。 そして、この橋はほかと比べて極端に幅が広いので、 そうしている時間が長い。

そこで私は考えた。 その橋の下を通過し終え、屋根が上がったのに、 客の一人ははいつくばったままだ。 回りの客が声をかけても動かないのでゆすってみるとごろんと横に倒れ、 胸にナイフがささって死んでいる。----

……という「松江・堀川殺人事件」だが、 どうやってあの狭い空間で犯人がナイフを刺すかが問題だ。

別の日に松江城にも行ったので、 その周辺の地理はある程度あたまにはいったが、 歩いて回ったときと舟で堀を回ったときの地図がどうもかみ合わない。 私がよく道に迷う原因がこの辺にあるのかも。

2002-09-30 (1) 00:25:47 +0900

「ひなたぼっこ」はあるが「ひかげぼっこ」はない(ようだ)

しかし Google で 26 件みつかる。

2002-09-29 (0) 20:08:20 +0900

「もしも〜ならば…していたでしょう」の“真の”意味

既婚者に向かって 「もしもあなたが独身なら、私はあなたに求愛していたでしょう」 と言ったら、大問題になりかねない。 なぜか? 「もしもあなたが独身なら」という仮定は偽であり、 そのあとに何がこようと全体は真になる。 だから、 この発言全体が真であっても後半が真であるとは限らないはずである。

実際には、 「それほどあなたを愛しています」 という裏の意味があるからだろう。

別の例。 「もしも死刑制度がなかったら、あいつを殺していたでしょう」は、 “死刑制度をなくしたうえで、あいつを殺してやりたい” の意味だろう。 (「死刑制度がなかったら」としているのは、 自分が殺人罪で死刑になるのはいやだからである。)

すると、最初の例は 「あなたを独身にしたうえで、私はあなたに求愛したい」 という意味になる。 これは(一般には)まずい。

一般の形でまとめると: 「もしも〜ならば…していたでしょう」は 「〜ならしめたうえで…したい」の意味になることがある、 ということだろう。

英語で考えれば 「If ...1 were ...2, I would ...3」が 「I wish ...1 were ...2 and I could ...3」 の意味になることがある、というぐらいか。 直訳すれば「〜であって…できたらいいのになあ」である。 上の例をこのやり方で言いかえれば 「あなたが独身であって私があなたに求愛できたらいいのになあ」 「死刑制度がなくてあいつを殺せたらいいのになあ」。

そうならない例は?

2002-09-29 (0) 12:13:44 +0900

「社会の窓」が開いていると警告を発するファスナーは作れないか?

「上部の止め具がかかった状態でファスナーが2分以上あいているとアラームがなる」 ように設計すればいいのでは。 これなら脱いだままの時や大便の時に鳴ることはない。

2002-09-28 (6) 20:54:14 +0900

つまんで上下する部分の一部が、 止め具が合わさったところにはまるような構造にできさえすれば、 電気回路の面ではそれほどむずかしくないように思えてきた。

止め具が合わさると二つの金属がふれあってスイッチがはいるが、 ファスナーをあげきればその間に絶縁体がはいり、スイッチが切れる。 あとは、 スイッチがはいってから2分間はアラームは鳴らないような回路をつけておけばよい。

電池は止め具の片方に格納する。 洗たくするときが問題か。

2002-09-29 (0) 19:41:21 +0900

バス内の「カサをご利用の方はご自由にお使いください」と書かれたカサ立て

金沢の北鉄バスのバスで、 前部の降車口のそばにカサ立てがあって、 それに 「カサをご利用の方はご自由にお使いください」 と書かれているものがある。 最初は、 カサを持ったままだと濡れるのでどうぞこれにカサを入れてください、 という意味かと思ったが、そうではないらしい。 自由に使えるのはそこにささっているカサ --- おそらく持ち主の現れなかった忘れもの --- であって、 「カサをご利用になりたい方はご自由にお使いください」 が本当に言いたいことらしい。

2002-09-28 (6) 20:49:35 +0900

北鉄バスの掲示>平日なのに「平日ダイヤ」とわざわざ断る不思議

金沢市を中心として走っている北鉄バスの停留所に、 「学期休みダイヤのご案内」という掲示が出ている。 (「学期休み」というのは 「夏休み」「冬休み」「春休み」などの金沢での呼び名らしい。)

不思議なことに、「星稜高校に関する路線」のところに 「但し、7/31・8/1 は星稜高校見学会のため平日ダイヤ」 と書いてある。 この日は水曜と木曜だった。 「平日ダイヤ」なのは当たり前ではないか。

学期末休みダイヤでないダイヤで運行、の間違いか? それとも、 この学校は日曜(および土曜)に休まないのか? 宗教上の理由などで、 そういう学校があってもいいけど。

2002-09-22 (0) 21:54:03 +0900

中華レストランでラーメンランチについているのが炊き込みご飯だなんて……

香林坊大和8階の中華レストラン「犀江」でラーメンランチを頼んだ。 ラーメンのわきに小さなチャーハンがついて、 ごく小さいサラダにデザートがつく……と思っていたが、 出てきたチャーハンはほとんど薄茶色だ。 ありゃ、何もはいっていないチャーハンか? と思ったが、 食べてみたらなんと炊き込みご飯であった。 中華レストランで色のついたご飯を見たらチャーハンと決めつけるのは間違い。 帰りにウィンドーをもう一度見たら、 確かに炊き込みご飯と書いてはあるがあのサンプルはチャーハンのような……。

苦笑。

2002-09-22 (0) 21:47:25 +0900

「ドミンゴ」を鼻濁音で「ドミンコ゜」と発音していることに気づいた

プラシド・ドミンゴの「ドミンゴ」だが、 外国人名なので鼻濁音にしないのが普通であろう。

前に怪獣名の「ネロンガ」について、同じことを書いた。 前が「ン」だと鼻濁音にしてしまうのか?!

鼻濁音にしないで「ドミンゴ」と発音すると 「土民5」のような気がしてならない。 土民が5人以上出てくる台本で、 名前をつけるのがめんどうだからと「土民1」「土民2」 「土民3」「土民4」「土民5」……。

2002-09-22 (0) 21:41:56 +0900

「亡夫ら」と「ボウフラ」は同音

本文ナシ

2002-09-22 (0) 21:37:47 +0900

野球規則>わざと落球して“没収試合”による負けを避ける例を作ってみた

野球規則 6.10 によれば、 指名打者制をとっている場合、 試合に出ている投手は守備時には任意の打順にはいれるが、 攻撃時には指名打者に代わってしか打撃できない。 一方、4.17 によれば、選手が足りなくなれば没収試合で負けとなる。 そこで、一見、 味方に不利な行動をとることで没収試合による負けをまぬがれる例を作ってみた。 ---

シーズン最終戦で、優勝を争っている二チームが対戦することになった。 勝ったチームは優勝だが、引き分けの場合は後攻チームが優勝、となっていたとする。

その試合は同点で延長戦にもつれ込み、 この回を終わって同点ならば引き分け、という回の表になった。 守備側(=後攻チーム)は選手交代をくり返し、 控え選手は残っていない。

攻撃側は、一死一塁から、バントに見せかけておいてヒッティング。 ダッシュしてきた三塁手を強い打球が直撃したが、 はねかえったボールを二塁手がつかみ、 二塁手−遊撃手−一塁手と渡ってダブルプレイ、これで先攻チームの攻撃は終わり、 後攻チームの勝ちか引き分け、よって後攻チームの優勝、と観客は思ったが、 一塁手が落球し、二死一塁となった。

三塁手は重傷で、担架に乗せられて退場。 指名打者を守備位置につかせ、 退場した三塁手の打順に投手を入れることでかろうじて試合続行だ。 そして次の打者を打ち取ってチェンジ。 その裏の攻撃は、三塁手の打順にはいった投手からだったが三振。 結局、その回も得点できず、引き分けで後攻チームが優勝した。

もしも一塁手がきちんとボールをとっていてチェンジだと、 三塁手からの攻撃だが、彼は負傷しているので打撃はできず、 代打を送るにも控え選手が残っていない。 よって、没収試合になるところだった。 一塁手はそれがわかったので、わざとボールを落としたのだった。---

2002-09-22 (0) 21:13:01 +0900

野球規則>九人残っているのに没収試合で負けとなる例

4.17 の 「一方のチームが競技場に九人のプレヤーを位置させることができなくなるか……」 は没収試合となるケースの一つだが、 ただ九人いればいいのだろうか、 それとも正しく位置させることができなければいけないのだろうか。 わからないが、仮に後者だとしよう。

指名打者制を採用しているとする。 選手交替をくり返すことで選手を使い果たしてしまい、 投手、指名打者、それに捕手、内野手4人、 外野手3人のちょうど10人しか残っていないとする。 ここで、指名打者以外の打者が自分の打球を足にあてて骨折し、 打撃が続けられなくなってしまった。 すると、選手は九人残っているが、代打が出せない。 6.10 により、 「試合に出場している投手は、 指名打者に代わってだけ打撃ができる」のである。

守備のときには、このようなことは起らない。 負傷退場した選手に代わって指名打者を守備につかせればよいのである。 ただし、 指名打者が投手になれるかどうかは、前に 《野球>投手を下げて指名打者を投手にすることは許されるか? (2002-08-19 (1) 02:15:50 +0900)》 に書いたように、やや不明確である。

2002-09-22 (0) 19:34:51 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 23:51:56 +0900

野球規則>負けはなくなったと思ったのに没収試合で負け、となる例

「この回の表裏が終わって同点なら引き分け」 という回の表が終わり、 先攻チームがリードしていなかった場合、 後攻チームは勝ちか引き分けであり、 「負けはなくなりました」などと言われるのが普通だが、 まだ没収試合で負ける可能性があるのだった。

具体的に、どのような場面でそうなるか考えてみたが、 4.17 の、 「一方のチームが競技場に九人のプレヤーを位置させることができなくなるか……」 が最も起こりやすいように思う。 延長戦で選手を使い果たしてしまったところで、 裏の攻撃中、打者が自分の打球を足にあてて骨折し、 打撃が続けられなくなった……、というようなケースである。

2002-09-22 (0) 19:27:52 +0900

朝日新聞>《アラビア文字で「〜エミレート(首長国)」と書いてある》とは?

21日づけ大阪本社版国際面「地球 24 時」の中の 「アフガン新紙幣 / タリバーン時の図案」に 《小さなアラビア文字で 「アフガニスタン・イスラム・エミレート(首長国)」と書いてある》 とある。

エミレートは英語 emirate の音訳ではないだろうか。 そうだとしたら、それがアラビア文字で書かれていたというのがわからない。 カナで書くのと同じように音写していたのかもしれないが。

そうではなく、アラビア語でもエミレートというのであれば、 「アフガニスタン・イスラム首長国」と書かれていた、などと “訳して”書くのではなかろうか。

なお、英単語 emirate の発音は「エミレート」とはちょっと違う。

2002-09-22 (0) 01:19:28 +0900

massangeana 氏から、 アフガニスタンのタリバーン時の国名はアラビア語では 「イマーラ・アフガーニスターン・アル・イスラーミーヤ」 であり、イマーラの部分が emirate に当たる、と教えていただいた。

2002-09-23 (1) 00:53:28 +0900

プロ野球パ・リーグ>西武の優勝はどの時点? --- 没収試合の可能性は?

MRO ラジオで日本ハム−ダイエー戦を聞いているうち、うとうととしてしまい、 気がついたら終わりの音楽だった。 NHK にダイヤルを合わせ直したら 22 時のニュースが始まるところで、 冒頭に“延長12回表が終わり、 ダイエーの勝ちがなくなったので西武の優勝が決まった” という内容のことを言っていた。 十分ほど経ち、スポーツ関連のニュースの中で、 今度は“引き分けたので西武の優勝が決まった” と言っていた。

昼間、西武が負けたので、 ナイターでダイエーが負けるか引き分けるかすれば西武の優勝が決まるところだった。 ダイエーは先攻であり、 現行の規則では12回で勝負がつかなければ引き分けだ。 よって、 12回表のダイエーの攻撃が終わった時点でダイエーがリードしていなければ、 ダイエーの負けまたは引き分けとなりそうである。 しかし、没収試合でダイエーの勝ち、となる可能性がまだ残っていた。 現実には日本のプロ野球で没収試合になる確率は極めて低いけれども。

付)どうも、 私はパ・リーグの優勝の決まる試合をラジオで聞きながら寝てしまう傾向があるようだ。 《NHKラジオ>満塁本塁打・逆転サヨナラで近鉄優勝、はわかったが得点は? (2001-09-26 (3) 23:17:40 +0900)》のときもそうだった。

2002-09-22 (0) 00:11:25 +0900

22日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面は 《ナイターで2位ダイエーが延長12回、 勝利がなくなった瞬間、 ホテルでテレビ観戦していた選手たちは歓声をあげた》 《ダイエーの勝利が消え、優勝が決まった瞬間、 ホテルの大広間でテレビ観戦していた西武の選手たちから笑顔と歓声がわき起こった》 と書いている。 「試合が終わった瞬間」としていないところを見ると、 12回表のダイエーの最後の攻撃が終わった時点で 「優勝」とみなされたようだ。

2002-09-23 (1) 01:02:22 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-12 (5) 23:54:18 +0900

朝日新聞 be >開きカッコと閉じカッコとで、字体が違っている

21日づけ b7 面の「訂正」。 《「SUM(」を入力》に対し 《「)」を入力》となっている。 開きカッコはその前の「SUM」と同じ半角文字、 閉じカッコは全角文字だと思う。

コンピュータソフトの使い方なので、 全角半角を間違えると動かないかもしれない。

2002-09-21 (6) 23:51:06 +0900

朝日新聞書評>倉島長正「国語一〇〇年」は日本語表記の歴史を書いた本?

7月14日づけ大阪本社版読書面。 本のタイトルは「国語一〇〇年」だが、 サブタイトルとして「二〇世紀、日本語はどのような道を歩んできたか」 とついている。

評者は編集委員の外岡秀俊氏。 「20世紀の日本語の揺れを、 国語審議会の百年の歩みを通して論じたのがこの本だ」 とあるが、 評の七割ほどは日本語表記の歴史に当てられているので、 この本は日本語表記の歴史を論じた本なのかもしれない。 ただ、見出しに 「激しい転変の渦にもまれる言葉」とあるし、 枕は職場で先輩に「御中」と書けといわれ 「ウォンチュウ(want you)」 と書いた新人の話なので、 そうでないようにも思える。

ところで、 「平明で美しいと私たちが感じる日本語には、 漢字と仮名の程良い配分がある」 には驚いてしまった。 私が「平明で美しい」と感じる日本語は話しことばであり、 表記とは無関係に美しい、と思っていたからだ。 これは評者の職業と関係しているかもしれない。

2002-09-21 (6) 02:13:49 +0900

朝日新聞「花おりおり」>「名は漢名の木欒子の字音による」とは?

7月14日づけ大阪本社版第一面「花おりおり」はモクゲンジ。 そこに 《名は漢名の木欒子の字音による》とあるのだが、 漢名だったら字音によるのが普通ではないだろうか。 漢名を訓読みしたのならそう断らねばならないが。

2002-09-21 (6) 01:50:08 +0900

朝日新聞>モーレンカンプ富田ふゆこ氏のふりがなは「もーれんかんぷ」

1月20日づけ大阪本社版日曜版「女たちの地球物語」 は詩人・日本語教師のモーレンカンプ富田ふゆこ氏。

ふりがなは「もーれんかんぷ・とみた・ふゆこ」となっている。 カタカナはひらがなに直すこと、 ひらがなの中でも長音符「ー」を使うこと、がわかる。

(長音符「ー」はひらがなとは組まないのが本来である。)

2002-09-21 (6) 01:31:29 +0900

補: 「ふりがな」と書いてしまったが、 漢字のわきに振ってあるのではなく、 普通の大きさの活字で別に添えてあるものである。

2002-09-21 (6) 02:34:40 +0900

朝日新聞>「へジャブで陸上 私に続け」は「へ」がひらがな

8月29日づけ大阪本社版スポーツ面、 「釜山アジア大会 --- アジアを渡る風 アラブ・西アジア発 (1)」 の大きな見出しは「へジャブで陸上 私に続け」。 見出し用の活字なので比較の対象がないが、 「へ」がひらがなだと思う。

朝日のフォントでは、 右下がりの部分が下に凸なのがひらがな、上に凸なのがカタカナである。 本文の「ヘジャブ」は3回とも合っている。 おそらく、見出しをつける部門の誤りであろう。

2002-09-21 (6) 01:24:30 +0900

うんとたるんでるなと自覚するとつい「たるみの上の早蕨!」と叫んでしまう

これは「たるみ」どころじゃない、「たるみの上」だ、というところから万葉集 1418 「石激(いはばし)る 垂水の上の さ蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも」 を連想。

2002-09-20 (5) 01:10:03 +0900

朝日新聞>「同い年の友人の妹と間違われて」は意味があいまいだ

18日づけ大阪本社版家庭面 「たるみ取ったら 心に張り / 広がる若返りの美容整形」。 《「同い年の友人の妹と間違われて、悪いみたい」という若々しさだ》 とあるが、 「同い年の」は「友人」にかかるのか、「妹」にかかるのか。 「若々しい」というのだから「友人」なのだろうが、あいまいだ。

双子の妹だったら問題ないか。

2002-09-20 (5) 01:02:56 +0900

間違って試験時間が短くなってしまったら、その分の定数を得点にかける?

18日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 「開始合図忘れ 試験時間短く / 高松・郵政事務」。 正しくは 100 分のところ、 誤って開始が 5 分遅くなったが延長しなかった部屋の受験者の成績は 《「正答数に95分の100を乗ずる」ことで点数を調整する》 そうだ。 100 分の部屋で時間が 5 分以上余った受験者は損したと思うのではないか。

これは《国家公務員採用III種試験「郵政事務B」の教養試験》 だそうだが、競争試験なのか資格試験なのか、記事にはない。

2002-09-20 (5) 00:56:30 +0900

朝日新聞>福岡女児殺害で亡くなった女児の“命日”は確定したのだろうか?

19日づけ大阪本社版社会面の、《福岡女児殺害》に関する記事。 《……16日午前0時ごろに死亡したとみられ……》とある。 この時刻は 15 日と 16 日の境目にあたる。 亡くなった日が確定しないと、いろいろなときに困らないだろうか。 17日の第一報のときから少々気になっていた。

2002-09-20 (5) 00:41:26 +0900

朝日新聞>福岡女児殺害事件の容疑者が言ったのは「0時」か「12時」か

19日づけ大阪本社版社会面の、《福岡女児殺害》に関する記事は、 見出しは《「0時10分に来い」/ 福岡県警 経過公表 / 捜査員に刺殺予告?》 となっており、本文でも 《……「(16日)午前0時10分になったら捕まえに来い」……》 だが、あとのほうでは 《……「12時(午前0時)10分になったらみんなで捕まえに来い」……》 となっている。

実際には12時と言っていたが、 朝日新聞の規則か何かで0時と表記したんじゃないかと思う。

2002-09-20 (5) 00:36:14 +0900

杏林大学助教授倉田秀也氏の「難解な2次方程式に解を求める

19日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面「私の視点」 は「特集・日朝会談を終えて」。 杏林大学助教授の倉田秀也氏(慶応義塾大学大学院修了)は終わり近くに 《日朝2国間関係と日米韓3国関係を連動させることは、 あたかも難解な2次方程式に解を求めることに似ている》 と書いている。

二次方程式は解の公式で必ず解ける。 「連立方程式」と言いたかったのではあるまいか。 「方程式に解を求める」という言い方も異色である。 「方程式の解を求める」なら普通だが。

付:……と思ったが、 標数 2 の場合の二次方程式の解の公式はどうなるんだろう?

2002-09-20 (5) 00:26:52 +0900

18日づけ毎日新聞「余録」の信仰観・歴史観

18日づけ「余録」(=朝日新聞の「天声人語」みたいなコラム)。

「何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある」 (新共同訳)。 「旧約聖書」の一節が頭の中を駆けめぐる》 とあり、最後の段落では 《「旧約聖書」の世界では神が時を決める。 民主主義国家では人々の不断の努力によって時が動く。 かの国の神とおぼしき全能の人が、 ふたたび時を逆転させないことを切実に願う》 という。

最終的に歴史を動かすものは神である、 というのが聖書に述べられている考え方であり、 聖書を信じる人の多くはこのことを信じていると私は思う。 そのあとの《民主主義国家では……》 は現実の国家がどのような政体をとるかであって、 このことと神が歴史を動かすという信仰とは矛盾しない。 例えば、歴代志下 36.22 「主は……ペルシャ王クロスの霊を感動されたので、 王はあまねく国中にふれ示し、またそれを書き示して言った」(口語訳)。

聖書を学んだことがあり、 聖書に基く信仰に敬意を払う著者であれば、 このように並べて書くことはしないはずである。 《かの国の神とおぼしき全能の人》という表現も、 聖書の神と並べて使うのは不快である。 (別の文脈では不快感は薄まるだろうが。)

毎日新聞は、日本の新聞の中で良心的に編集されているものの一つだと思うが、 ときどき、このような姿勢が見られるのが気になるところだ。

2002-09-20 (5) 00:07:56 +0900

補: 聖書を引用するなら聖書の信仰に基いて扱え、 と主張するつもりはない。 批判する自由も、茶化す自由も、当然ある。 ほかの物語(ギルガメシュ叙事詩など)との関連を論ずることもあろう。

ここでの態度は、そのどれでもない。 ただ、この部分を読んだことがあるから自分流に解釈して枕に使おう、 というだけである。

2002-09-21 (6) 01:14:39 +0900

おわび: 「ふたたび時を逆転させないことを切実に願う」のあとには </q> がくるべきところを <q> としていたため、 一部のブラウザでそれ以降の表示がおかしくなっていたそうです。 直しました。 どうも済みません。

2002-10-03 (4) 00:37:32 +0900

「出アフリカ」の原語は African Exodus だったのか……

「出エジプト記」は原語は単に Exodus だから、 「出アフリカ」も同じになってしまうのでは、と思っていたが、 google で「出アフリカ exodus」を検索したら African Exodus とわかった。 これで「アフリカから出ること」の意味になるのか。

「出エジプト」は Egyptian exodus らしい。 Babylonian exodus なんてのも3件だけだけど見つかる。

2002-09-18 (3) 01:48:09 +0900

朝日新聞>「55メートル大仏」のときも「メートル」を一字に詰め込む?

1月29日づけ大阪本社版第一面や総合面の、 バーミヤンの爆破された大仏の記事に「55メートル大仏」とあるが、 「メートル」を一字に詰め込んだ活字を使ってあるので、 最初見たとき何かの間違いかと思ってしまった。 これは固有名詞だろうから、なんか変な気がする。

2002-09-18 (3) 01:31:30 +0900

手足を切断すれば体重を減らせるだろうがそれは減量とは言わない(だろう)

本文ナシ

2002-09-18 (3) 01:26:43 +0900

朝日新聞>リュックから出てきた左右の脚って、同一人物の?

7月5日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 「リュックから女性の脚」。 《見つかったのは太ももから下部分の左右の脚。 鋭利な刃物で切断されていた》 とあり、そのあと司法解剖の結果などが述べられているのだが、 同一人物の左右の足なのか、別人の足なのかが書かれていない。

2002-09-18 (3) 01:21:37 +0900

朝日新聞>見出しの位置が不自然な例 --- “禁則処理”が変に働いたのでは

7月5日づけ大阪本社版「政治・総合」面、 「柔軟路線 行ったり来たり / 岐路の共産党 80周年(上)」。 縦書きの原文を横書きにするが、 それ以外の文字の配置などはできる限り保って引用する。


責任を持った対応になら のか。補選の対応で見せ  ●自民に警戒感
ない」と共闘を否定し原 た揺れは、党が冷戦終結
則論を強調した。    後向き合ってきた難題と  97年8月、京都府議時
 他の野党との調和の道 軌を一にする。     代から共産党と対立して
を探るのか。あくまで   「わが党にとって一  きた自民党の野中広務幹
「共産党らしさ」を貫く 番、脅威ある政党だ」  事長代理(当時)は同党

このあとには「本部での会合で、警戒感をあらわにした」と続くのだが、 《「わが党にとって一番、脅威ある政党だ」》があまりに唐突だ。 位置がおかしいのではないか。 次の見出しと入れ替えればすっきりする。 ただし、 そうすると(上の引用で)まんなかの列は見出しで終わることになってしまう。 そのあたりの“禁則処理”が変に働いたのではあるまいか。

2002-09-18 (3) 01:13:03 +0900

「興梠」と書いて「こうろぎ」と読む姓があるのか……

8月24日づけ朝日新聞大阪本社版総合面の下に出ていた岩波新書の広告で見た。

ちなみに、虫の名の kôrogi は「コオロギ」と書く。

2002-09-18 (3) 00:45:11 +0900

朝日新聞>「珠算○級」(まるきゅう)か「珠算〇級」(れいきゅう)か

8月26日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面「そろばん / 復権 願いましては」に 《かつては重要な職業能力とされ、 求人広告にも「珠算○級以上」などとあった》 とある。

このフォントは「○」(まる)のようでもあり、 「〇」(れい)のようでもある。 ほかと比べてみようにも、 朝日新聞はほとんど算用数字を使うようになってしまったので 漢数字の「〇」は文化面ぐらいにしか見当たらない。 8月28日づけ同紙文化面、加賀乙彦氏 《「ハンセン病文学全集」刊行始まる》に「一九三〇年代」 が見つかった。 並べてみると、この「〇」のほうが縦につぶれた形をしている。 はかってみると横 3.3 ミリメートル、縦 2.4 ミリメートル。 さっきの文字は横 3.1 ミリメートル、縦 2.5 ミリメートルだ。 やはり「まる」だったのだろう。

なお、上の測定では、線の中央から中央までの距離をはかった。 縦横の長さではない。

2002-09-18 (3) 00:40:25 +0900

7日づけ大阪本社版、朝日新聞紙面審議会の面に 《「○○県宣言」「××県モデル」》 とあるが、これはあとのバツとの対比からして、おそらくマルであろう。 この文字のサイズも 3.1 × 2.5 ミリであった。

なお、上の引用では「バツ」は「かける」で代用した。

2002-10-13 (0) 02:54:18 +0900

そろばんで計算するときは「考えながら操作」していないと思う

8月26日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面「そろばん / 復権 願いましては」。

東京珠算教育連盟副理事長の菅野明さんは 《そろばんの効果に、「集中力」「発想力」「記憶力」 「洞察力」「情報処理能力」「速聴速読能力」の六つの力のアップをあげる。 考えながら操作するので、 計算力だけでなく自分で答えを導き出す達成感も味わえるという》 というのだが、 ある程度以上の腕前の人は考えながら操作していないと思う。 考えずに操作できるからこそ速く計算できるのだ。 脳波を調べてみたらわかるのではないか。 「発想力」「洞察力」も、同様に疑わしい。

そろばんを与えておいて、 「これでどのような計算ができるか考えてみよ」 という教育を行なうなら別だが。

2002-09-18 (3) 00:04:36 +0900

朝日新聞>本文の時刻は12時制、表は24時制

17日づけ大阪本社版社会面の「福岡・人質女児殺害」事件の記事は、 本文は「15日午後11時半」のように12時制だが、 「事件の経過」の表は「23時30分」のように24時制だ。

このことも、前に書いた 《24時制は「文語」で12時制は「口語」である》 を裏づけているように思う。

2002-09-17 (2) 23:49:07 +0900

朝日新聞>縦書きの中の英文で横書きと縦書きが混在

8月25日づけ大阪本社版教育面 《園児も学ぶよ「ハロー」》。

「hands on your head……V!(両手を頭に乗せて……Vです)」。 外国語指導助手の英国人女性がそう言うと》 の「hands on your head」は首を右に90度 (あるいは紙面を左に90度)回して読むように書いてあるが、 「V!」はそのまま読めるように書いてある! ここは、 全てを首を回して読むように書くべきではないだろうか? その前の「……」 も日本語の文字だから、不釣り合いだ。英文のダッシュなどに改めるべし。

ところで、「Hands on your head」と大文字で始めないのはなぜだろう?

2002-09-17 (2) 02:26:51 +0900

公共広告機構の広告「ママ ヘルプ ママ。」は希求法?

最近よく載っている。 たとえば朝日新聞大阪本社版8月25日づけ。

Mama helps mama とならないのは God save the Queen と同じようなものだろうか。 「アジアのママが苦しんでいます。 だから、ママにお願いがあります」 という趣旨には合っている。

余談だが、

ママ
ヘルプ
ママ。
と書いてあるのでつい縦に読んで「マヘマ マルマ プ。」と唱えてしまう。 Wizardry の呪文みたいだ。

もひとつ。上の「アジア」には日本は含まれないのだろうか。

2002-09-17 (2) 02:17:10 +0900

「江古田大橋」は「えこたおおはし」?

中野区江古田一丁目のバス停「丸山営業所」のすぐ東に、 「江古田大橋」という橋があるが、 ひらがなでは「えこたおおはし」と表記されている。 「江古田」には「えこだ」「えごた」の両方の読みがあるのは知っていたが、 「えこた」もあったとは。

前に帰省したときに見てきたもの。

2002-09-17 (2) 01:11:46 +0900

「新江古田」駅のほうが「江古田」駅よりも江古田に近い

西武池袋線「江古田」駅は、江古田(中野区)から1キロメートル以上も北にある。 都営地下鉄大江戸線の「新江古田」駅のほうがまだ江古田に近いが、 あのあたりはまだ江古田ではない。もっと南。

2002-09-17 (2) 01:07:33 +0900

無印良品のノートブック>「B5 サイズ」と「B5」の違い

ちょっと前に、無印良品の「B5 サイズ」のノートブックを買った。 ところが、家へ持って帰って他の B5 のノートブックと比べてみるとやや小さい。 計ってみたら 179 × 252 ミリメートルである。 広辞苑第五版で「紙」のところに載っている表を見ると B5 は 182 × 257 だから、 横が 3 ミリ、縦が 5 ミリ短いわけだ。

ところで、大学生協が「セミ B5 サイズ」と名付け、 B5 より一回りだけ小さい、として売っているノートブックがあるが、 無印良品のはこれと同じサイズだ。

その後、また無印良品へ行ってみたところ「B5 サイズ」と書かれた商品と 「B5」と書かれた商品とがあった。 結局よくわからなかった。

2002-09-17 (2) 00:46:19 +0900

「乾き物」は「革着物」と同音 --- アクセントは違うけど

本文ナシ

2002-09-17 (2) 00:29:52 +0900

「G」の字は「半時計回りを示す矢印」にも見える

「G」にあって「C」にない部分が回る向きを示している。 新聞などを見ていていったんこう思うと、 そうとしか思えなくなってきて、目が回る。

2002-09-17 (2) 00:26:12 +0900

「筆記用具」に紙は含まれるか?

私は含まれないと思うが、辞書を見てもはっきりしない。

2002-09-17 (2) 00:21:08 +0900

「夜の外出には反射材を」よりも夜は制限速度を下げるなどすべきだと思う

金沢のバスの車内放送では 「夜間の外出には反射材を身につけましょう」などと言っているが、 そんなに見にくいなら、 夜間は自動車の制限速度を半分にするとか、 夜間も視力の落ちない人だけに「夜間運転免許」を与えるとかしたらどうかと思う。

2002-09-16 (1) 19:44:38 +0900

「限り」の意味について論理学の先生と解釈が違ったことがある

「太郎は花子がいるときに限り歌を歌う」 は 「花子がいるならば太郎は歌を歌い、かつ、太郎が歌を歌うならば花子がいる」 の意味か、 それとも 「太郎が歌を歌うならば花子がいる」 だけか。 どちらが先生の解釈でどちらが私の解釈だったかは忘れてしまった。 私が後者だったような気がする。

2002-09-16 (1) 19:35:47 +0900

口語訳聖書>詩篇 41 の朗読の際は次の「第二巻」の文字も読むのか?

次の詩篇 42 から第二巻であるから、そうではあるまい。 「第一巻」の文字は詩篇 1 の前である。 しかし、全巻リレー朗読の際には問題になろう。

2002-09-16 (1) 13:41:45 +0900

世界一周から帰ると1日ずれていることで時差の存在が証明できるか?

8月31日21時からの「世界・ふしぎ発見!」の最後の問題は、 マゼランたちの船が世界一周から帰ったとき、 毎日記録をつけていた水夫たちはあるものの存在に気づいた、 それは何か、というのだった。 答えは「時差」。 私は、日付が一日ずれていたことだろうな、とはわかったが、 それを「時差」と答えるのは意外だった。

時差とは、各地で使っている時刻の差である。 時差があったとしても、日付がずれるとは限らない。 例えば、経度の絶対値に比例しただけ時刻がずれている星があったとしたら --- どうしてそうなるのかは聞かないでほしい ---、 時差はあるが一周して戻れば日付はずれていない。

逆に、日付がずれていても、 時差があることを意味するとは限らないのではないか。 「地球を一周して帰ってくると一日ずれているように世界はできている」 と考えることも可能である。 時差は、電信などが発達して遠く離れた二点での 「同時」という概念が意味を持つようになって初めて意味を持つ概念だと思う。

実際には、仮説として

などがあがっていて、 最後のが確認されたのでこの仮説は正しそうだ、 よって世界の各地の間には時差があるのだろうと確信された、 というところではあるまいか。

2002-09-16 (1) 03:31:29 +0900

テレビの字幕に「長男やおいとおぼれる」と出ていた

「長男や おいとおぼれる」であって、「長男『やおい』とおぼれる」ではない。

2002-09-16 (1) 03:18:35 +0900

小数の読み方>123.45m を「百二十三メートル四五」のように言っていた

東京で見た、8月31日19時からの 《日本テレビ スーパースペシャル '02 「飛べ!飛べ!飛んだ!第26回鳥人間コンテスト選手権イン琵琶湖」》 で。

普通は「百二十三点四五メートル」と言うだろう。 マラソンの距離は「四十二点一九五キロ」であって「四十二キロ一九五」ではない。 しかし、 「12.34 秒」は「十二秒三四」 と読むのが少なくともスポーツ中継では普通であって、 「十二点三四秒」とは言わない。

なぜだろう? 小数点以下が二桁であることが関係している?

2002-09-16 (1) 03:16:17 +0900

朝日新聞>プロ野球結果>右そろえがその前の文字とくっついている

14日づけ大阪本社版スポーツ面の近鉄−西武の試合記録の最後。 ここには右そろえで試合時間がはいるのだが、 その「3時間40分」が直前の「ローズ」という文字とくっついている。

貝塚 カブレラ 大塚
2 ローズ3時間40分
といった感じ。 (「二」「失」はここでは赤字で示したが、実際は四角で囲んである。)

これを避けようとすると

貝塚 カブレラ 大塚
2 ローズ
      3時間40分
のようになってかえって不自然だと考えたか。

2002-09-16 (1) 02:47:03 +0900

昔、エスペラントは人工語だから文字も独自だと思っていた

ô の山形を子音字の上につけた文字などは使うが、 基本はアルファベットである。

2002-09-16 (1) 02:36:36 +0900

Java が演算子は C と同じなのはエスペラントが ABC を使っているのと…

…似たようなものだろうか。 わざわざ変える必要のないものは変えない。

2002-09-16 (1) 02:34:30 +0900

ハ短調がフラット3つ、嬰ハ短調はシャープを7つ加えてシャープ4つ…

…というようになっていることに気づいた。 つまり、主音を半音上げるとシャープが7つ増え、 半音下げるとフラットが7つ増える。 オクターブ内には音が7つあるから、シャープを7つ増せばすべての音が半音上がる、 と考えれば当たり前か。 なお、このような計算の際には、 フラット1個はシャープがマイナス1個、などとみなす。

シャープやフラットが6つまでの調は (嬰ニ短調を除いて) すべて覚えているのでこの規則は知らなくても済んだが、 変ト短調はフラットいくつか、などというときの計算には役に立つ。 ト短調がフラット2つだから、9つである。 変ト−変イ−重変ロ−変ハ−変ニ−重変ホ−変ヘ(−変ト)。

曲全体をこんな変な調で書くことはありえないが、 「ラインの黄金」幕切れのラインの乙女の三重唱には重変ロ、 重変ホが出てくる。

2002-09-16 (1) 02:27:44 +0900

「異名同音」は「いめい〜」か「いみょう〜」か

「異名を取る」は「いみょう」だけど、 「異名同音」は「いめい〜」のような気がする。 「いみょう〜」と読むとなんか変。

2002-09-16 (1) 02:16:09 +0900

朝日新聞石川面>九月1日から、翌日の旧暦が載るようになった

ただし、六曜は載らない。簡単に計算できるけど。

2002-09-16 (1) 02:13:21 +0900

更新記録 --- 初期の「いろいろ」のタイトルに《すのものの》を入れる / 等

「その1」から「その11」は《iroiro (1)》のような <TITLE>, 《いろいろ(その1)》のような <H1> だったが、 それを《すのものの「いろいろ」(その1)》などに改めた。

「その1」から「その19」には、 <META> や <ADDRESS> のないものもあったので、いれた。

これでスタイルがそろったはずだ。 目次も改めた。

付)<TITLE> はいまどうなっていたかメモせずに作業を始めてしまい、 アップロードしてあるのを見て確認した。 google のキャッシュによれば、 「その12」も比較的最近になって改めたようである。

2002-09-16 (1) 01:00:31 +0900

口語訳>詩篇 35 などの「あはぁ、あはぁ」

文語訳、新共同訳には見られない語である。 朗読の際、どうやって発音したらよいか迷う。 岩波版の注によれば原語はヘアーハ。 私の乏しいヘブル語の知識でもかろうじて原典にあたって確認できた。

2002-09-15 (0) 23:11:55 +0900

「催し」が「モヨーシ」か「モヨオシ」かはアクセント辞典を見ればいい

詩篇 34 の前書きを読んでいて、急に「よそおう」の発音が気になったが、 金田一春彦監修 秋永一枝編「明解日本語アクセント辞典第二版」(三省堂) を見ればいいことに気づいた。 この辞書は見出しに表音式を採用しているのだ。 結果は「ヨソオウ」であって「ヨソーウ」ではなかった。 ただし、「装い」は「ヨソオイ」または「ヨソーイ」。

前から気になっていた語をついでに調べたら、 「催し」は「モヨーシ」、「催す」は「モヨース」または「モヨオス」。 「下総」は「シモーサ」。

付:「装う」はワ行五段活用の動詞であるが、 同じ活用をする「思う」をこの辞典は「オモウ」とし、 「オモー」とはしていない。 が、「思う壺」には「オモーツボ」も出ている。 だから、もしかしたら「ヨソオウ」には「ヨソオー」もあるのかも知れない。

2002-09-15 (0) 22:47:52 +0900


すのもの Sunomono