すのものの「いろいろ」(その67)

チェックの「レ」印は JIS コードにはない

本文ナシ

2003-08-13 (3) 19:43:49 +0900

Kate という名前を「日本人ならお絹さんだけど毛糸さんか」と思った人…

…もいるのではあるまいか。

2003-08-13 (3) 19:36:51 +0900

複雑な平面図形はどう“見える”か?

耳なし芳一>続・全身くまなくお経を書いたらまっ黒になってしまうのでは? (2003-08-12 (2) 22:48:13 +0900)》 に述べたような複雑な平面図形は果たして“見える”のだろうか?

もっと基本的な図形でも、例えば、 直線は太さがゼロだから“見えない”のかもしれない。

そこで、次のように考えてみた。 X を平面の部分集合とする。これが図形としてどう“見える”かを考えよう。 ε を正の数とする。 ある点を中心とした半径 ε の閉円板(i.e. 境界を含む)が X に含まれているとき、その円板は“見える”とする。 そして、X は“見える”円板の和集合として“見える”、と決めてみる。 (X に含まれる半径 ε の閉円板の和集合として“見える”、と言っても同じである。)

X が半平面(境界を含まない)のとき、X は X そのものとして“見える”。

X が半平面(境界を含む)のとき、X は X そのものとして“見える”。

X が第一象限(定義により境界を含まない)のとき、 X は X の角を丸くしたものとして“見える”。 角を丸くしたところの半径は ε である。

正方形(とその内部)は、ε が辺の長さの半分より小さいとき、 角を丸くしたものに“見える”。 ε が辺の長さの半分に等しいときは、内接する半径 ε の円に“見える”。 ε がそれより大きいときは、何も見えない。

なんだかよさそうだ。

この定義で、「耳なし芳一」のところに書いた図形は、 ε をある程度以上小さくとれば、文字が見えると思う。 ただし、平面そのものに“見える”わけではないので、 芳一は亡霊に見つかってしまうかもしれない。

X を原点の補集合とする。 “見える”のは X そのものである。 それが“見える”ということは、 補集合であるところの原点そのものが“見える”ということか。 これではまずい。 定義がまずいのだ。

2003-08-12 (2) 23:45:36 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-25 (4) 02:25:36 +0900

耳なし芳一>続・全身くまなくお経を書いたらまっ黒になってしまうのでは?

耳なし芳一>全身くまなくお経を書いたらまっ黒になってしまうのでは? (2002-12-08 (0) 14:15:58 +0900)》をもう少しきちんと述べ直す。 簡単のため、 お経の文字は3×3ドットからなる次の一文字だけだとしよう。

 

子どものころの私の心配は、 この白い部分を亡霊に見られてしまうのではないか、 ということだった。 それを防ぐため、白い正方形の部分に元の三分の一の大きさで文字を書く。

結果を、三倍に拡大して下に示した。 色を変えてあるのは見やすくするためで、実際には同じ色である。 また、これでは文字と文字とがくっついて、 何が書いてあるのかわからなくなってしまうが、 その点についてはあとで述べる。

 
 
 
 
 
 

残った白い部分に、元から見れば九分の一の大きさで文字を書く。 図をさらに三倍して示す。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

これを無限にくり返してゆく。 白く残った面積は毎回 4/9 になるから、0 に収束する。 しかし、全ての点が黒くなるわけではない。 このことは、ちょうどまん中の高さで水平に切ると Cantor 集合になっていることからわかる。

くっつくと文字がわからなくなってしまうというのなら、 最初のパターンの周囲に白いマスをとっておけばよい。 こんなふうに。

 
 
 
 

その次はこうなる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

その次はこんな“感じ”。

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× × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×
× × × × × × × × × × × × × × ×
× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×

付)本項の table は全て“手書き”である。疲れた。

付)実際には、Phinloda さんが 「2003年5月のアレ」 に書いておられるように、 黒い部分と白い部分があってこそ文字、と考えるべきなのだろう。 つまり、文字を書いたら、黒い部分だけが亡霊に見えないのではなく、 文字のカバーする部分全体が見えなくなると考える……。 でも、なんだか白いところが心配で……。

2003-08-12 (2) 22:48:13 +0900

上の、この「いろいろ」の間のリンクはいまはった。 それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-25 (4) 02:27:52 +0900

「三連敗」の定義は「三度続けて敗れること」でいいのか?

これだと、五連敗した場合、その中に三連敗が三回 (第一戦から第三戦まで、第二戦から第四戦まで、第三戦から第五戦まで) とならないか。

一般的に言えば、m 連敗したらその中に n 連敗が (m-n+1) 回となる。 (ただし m <= n とする。)

2003-08-12 (2) 22:15:08 +0900

背理法を理解できない人の中に「ならば」が理解できていない人がいるようだ

背理法による証明を理解しない人がときどきいるが、 その中に、 「ならば」の意味を正しく理解していない人がいるようである。 一般に「P ならば Q」の証明はこんなふうに進む。 「P と仮定する、するとこうなって、こうなって、よって Q が成り立つ」。 これを、「P も成り立った、こうなって、こうなって、Q も成り立った」、 すなわち、「P かつ Q」と混同しているようなのである。

こういう人にとっては、 「P が成り立つと仮定すると矛盾する。よって P は成り立たない」 という証明は、 「P が成り立った、こうなって、こうなって、(こんどは)P が成り立たない」 というのと同じぐらい馬鹿げたものに見えるのであろう。

2003-08-12 (2) 22:01:13 +0900

新日本式ローマ字>「スィ」「ツィ」は sï cï としたら?

新日本式ローマ字は主な特殊音を表わすことができるが、 「スィ」「ツィ」はうまく表わせない。 子音字に印をつける方法もあるが、i のほうを変えて sï cï としたらどうかと考えてみた。 「スュ」「ツュ」は sÿu cÿu とする?

「スュ」は「ソスュール」と書きたい人がいそうだと思ってあげたもの。 日本語の音としては「ソシュール」ではないか、という気もする。

2003-08-12 (2) 21:46:48 +0900

ローマ字>書きようがあれば特殊なつづりが使いたくなるものなのでは?

massangeana 氏が、 日本語のローマ字つづりと特殊音について論じておられるのをみて考えたこと。 (ただし、直接の関係はあまりない。)

関根正雄氏は、 「ヤ」 のような、小書きの「ハ」を用いている。 (ここでは <small><small>...</small></small> を用いて表現してみた。)

普通はこの小書きの「ハ」は用いないが、 それは「普通には使えないから」というだけの理由ではないか。 もしも簡単に使えたら、 「アハハ」で 「アハハ」よりは軽い笑い声を表わす、なんてことが行われるように思う。

「ラッキィ」「ヴェリィ」という表記は見かけるが、 それは小書きの「イ」が簡単に使えるので使ってみた、というだけのように思う。 (長音符「ー」ほどは延ばさない、というつもりかもしれないが……。)

だから、 ローマ字は必ずしもすべての特殊音表記に対応する必要はないのではあるまいか。 いっとき流行った「え゛」なんてのも。

付)逆に、ローマ字がある程度使われるようになると、 ô の ˆ をたくさん重ねて、 非常に長く延ばした o を表記することもでてくるだろうし --- それはカナなら「おーーー」でいいか ---、 ˆ を子音字の上につけることもでてくるだろうと思う。 カナがそれを表記できなくても、別にそれで構わないはずである。

付)「構わない」と書いたのは、ローマ字と現行のカナとで、 日本語を表記する方法が別々に決まっていればそれで構わない、という意味である。 ローマ字をカナ入力の補助に使おうというのなら、話は変わってくる。

2003-08-12 (2) 21:31:40 +0900

「サザエ」「サザエさん」のアクセント

普通名詞としての「サザエ」のアクセントは高低低だが、 人名になると「ヨシエ」「カズエ」と同じく低高高(高)となるのではないか。 テレビアニメでは普通名詞と同じように発音している。

「サザエさん」は「ヨシエさん」「カズエさん」にならうなら低高高高高(高) となるはずだが、高低低低低と発音している。 (「ハナコさん」と同じ。)

実家では新聞連載の「サザエさん」 を低高高高高(高)と発音していたような気がしてきた。

2003-08-12 (2) 21:03:50 +0900

「赤ちゃんが(resp. に)火がついたように(resp. で)泣き出した」

前者の場合、何が原因か調べて、それを解決してやる必要がある。 後者の場合、熱くて泣いているんだから、落ち着いてないで火を消してやらないと。

助詞が二つ違うだけで意味が大きく違う例。

2003-08-12 (2) 20:56:25 +0900

「ボールが銀傘に当たりました」を「ぎんさんに当たりました」とカン違い…

…する人はいないだろうか。 アクセントが違うから間違えないか。 高校野球のラジオ中継を聞いていて。

2003-08-12 (2) 20:52:52 +0900

こち亀>札幌五輪では、スキーのジャンプの選手は腕で空気をかかなかった?

前々回の「こち亀」で、両津が中学生時代を思い出しているシーン。 札幌五輪の、スキーのジャンプが出てきたが、 選手は両腕を身体につけて跳んでいた。 昔はバタフライのように空気をかいていたはずで、 札幌五輪のときもそうではなかったかと思うのだが……。

2003-08-12 (2) 20:31:18 +0900

いや、そうではないのでは、とメールをくださったかたがあった。 そう言われてみると、 当時すでに腕で空気をかくスタイルは古くなっており、 「昔はこうだった」と昔の映像が流されたのかも。 そのかたはここで札幌五輪の動画が見られることまで教えてくださったのだが、 そのかたのところでも私のところでも再生不能で残念ながら見られない。 (厳密に言うと、私のところでは connection speed を low にしておけば一応再生できるのだが、 これでは画質が低くて腕を回しているのかどうか判別不能……。)

2003-08-30 (6) 01:21:10 +0900

《「ワルキューレ」のタイトルロール》という言い方はあるかな?

原題「die Walküre」は定冠詞がついた単数名詞なので、 ブリュンヒルデを指すことは明らかなのだが。 人名がタイトルでない場合は言わないか。

2003-08-12 (2) 20:25:52 +0900

サンダーバード秘密基地がひょっこりひょうたん島だったら便利では?

NHK 教育で日曜日の19時から、 「サンダーバード」と「ひょっこりひょうたん島」 とが続けて放送されているので思いついた。

2003-08-12 (2) 20:20:58 +0900

「円谷(つぶらや)」という姓は「つぶら+や」だったのか……

岩波古語辞典が出たころから 「ツブ(粒)」という語根があることは知っていたが、 「らや」ってなんだろう、とずっと思っていた。

2003-08-12 (2) 20:15:08 +0900

鶴を折らなければ祈りは力を発揮できないのか?

折り鶴を折っているだけではだめだ、という声がある。 もっと世界の歴史について学び、 平和を創り出すために声をあげるべきだ、という主張はもっともだ。

一方で、折り鶴は祈りを形にしたもの、というような表現を目にした。 そうやって形にしたい人の気持ちを否定はしないが、 「形に表わさなければ祈りは力を発揮できない」と考えるとしたら、 それは祈りのもつ真の力を信じないからだと思う。

人の目につくように祈れば世の中を動かせると考えるのは、 マタイ 6.5- の偽善者の祈りに通じるものがあるのではあるまいか。

(鶴を折っている人がみんなそうだ、と主張しているのではない。 「これだけの人がわれわれの主張に賛同して鶴を折ってくれた」 とアピールしたいというのなら、それは上で述べたこととはまったく別の話である。)

2003-08-09 (6) 00:11:14 +0900

プロ野球のアナウンサーが代打が守備につくときの打順の規則を知らない?

さっき江本の解説で読売−ヤクルトの試合を中継していたアナウンサーは、 代打で出たヤクルトの(複数の)選手について、その裏の守備の冒頭で 「代打の誰それが*番にはいり××」(「××」は守備位置)のように言っていた。 代打で出た選手の打順は何番打者の代打で出たかで決まってしまう。 野球規則 3.03 である。

守備中に、複数の選手が同時に交替した場合には、同条により、 彼らが守備位置につく前に監督は球審にそれぞれの打順を告げなければならない。 しかし、打順は攻撃に移るまで(ほとんど)関係ないので、 中継のアナウンサーが言わないことがある。 その場合は次の守備の始まるときに 「先ほどの回に××のポジションについた**は何番にはいっています」 などと言う(ことがある)。 それとの混同か?

2003-08-08 (5) 23:58:55 +0900

野球規則 3.03 >代打が出たため投手が他の守備位置についた場合

野球規則 3.03 の原注によれば、 同一イニングには「投手→他の守備位置」 と守備位置を変更した選手にはもう一度投手に戻る以外の変更は許されない。

では、ある回の攻撃で出た代打(あるいは代走)がそのまま投手になり、 それまでの投手が他の守備位置に移った場合、 それはこのイニングに守備位置を変更したとみなされるのだろうか?

2003-08-08 (5) 23:03:55 +0900

スピログラフ>付属の四色のボールペンがまたうれしかったっけ

スピログラフとは、歯車を利用して図形を描く遊具である。 近所の文房具屋で模倣品を買ってしばらく遊んでいたが、 本物を買ってもらったときはうれしかった。 スピログラフそのものももちろんうれしかったが、 付属の四色のボールペンがまたうれしかった。 いわゆる四色ボールペンではなく四本別々で、 並べてトレーにしまった記憶がある。 ただ、インクがなくなって新しいのを買ってもらった記憶はないので、 比較的すぐに飽きてしまったのかも知れない。

なお、 Naochan さんのサイトに、 これをコンピュータ上で再現するシェアウェアがあることを発見。 スピログラフを知らない人はそこで gif ファイルを見てもらうのが一番だと思うので、 上の説明は最大限に簡略化した。

2003-08-08 (5) 22:50:55 +0900

夜、消した灯りをまたつけると「元に戻った」感じがするが、本来は夜は闇

だから、「元に戻った」ではなく「またつけた」が正しい。 しかし、それほど、現在のわれわれには「明るい夜」が当たり前になっているのだ。

子どものころ、 家族で写したスライドを家で見たときのことを思い出して。

2003-08-08 (5) 22:44:16 +0900

耳なし芳一>日が出たら影で、雨が降ったら水しぶきで見つかってしまう?

芳一は見えなくても、芳一の影が見えたり、 雨水が芳一の身体にあたってはねるのが見えてしまうから。

なんだか消える魔球みたいだ。

2003-08-08 (5) 00:29:15 +0900

耳なし芳一>耳に経文が書かれていないことに気づいた時点で手で隠したら?

そうすれば耳は亡霊たちに見つからなかっただろうか? 手には経文が書かれており、 経文の書かれている部分は亡霊には見えないのだから。 そうではない。もしもそうなら、 芳一の背景も亡霊には見えないことになり、 仮に経文を全身にくまなく書いていたとしても、 芳一のシルエットが亡霊に見えてしまう。 だから、耳を手で隠すことは不可能なのである。

では、経文の書かれた芳一の皮膚は亡霊に見えないとしても、 肉や骨はどうなのか? 亡霊には、 芳一が皮膚をはがされた姿が見えてしまうのでは? この心配を避けるには、 「亡霊の視線の先に経文の書かれた皮膚があった場合、 次に経文の書かれた皮膚を(逆向きに) 通過するまでの間にあるものは亡霊には見えない」 と考えればよいのである。

もしそうなら、芳一が自分の耳を口に含んでしまえば、 亡霊には見えなくなったのかも知れない。

2003-08-08 (5) 00:23:52 +0900

朝日新聞>読みをカッコに入れて後置するのはやめてふりがなにしたのでは?

7日づけ大阪本社版社会面「広島市長平和宣言」は 《灼熱(しゃくねつ)》のように読みをカッコにいれて後ろに添えている。

2003-08-08 (5) 00:11:54 +0900

ののちゃん>保健の先生が初登場のころ身長が理屈に合わないと思っていたら

……、こういうことだったのか。 6日づけ朝日新聞大阪本社版掲載分で、 母も娘も身体の大きさを自由に変えることができると知って納得。 はっきりと覚えてはいないが、 登場したばかりのころ、 日によって背が高くなったり低くなったりしているように感じたことがあった。

のぼる君の通っている中学校の保健の先生のことです。

2003-08-08 (5) 00:05:51 +0900

聖書には生まれつき手足がない人については書かれていない?

南総里見八犬伝の、犬江親兵衛・虎退治のくだりに、 《「何やら物の本にて見たりき。 出家たる者、女人の手より、授(さづけ)受(うく)ることあれば、 五百生(ごひゃくしょう)の其(その)間(あはひ)、 手なき者に生(うま)るゝ、と説(とか)れし経文、 寔(まこと)に以(ゆゑ)あり》 というところがある。(岩波版第八分冊、248 ページ)

一方、 聖書には生まれつき手足がない人については書かれていないのではあるまいか。 レビ記 21.17-23 には「目や足の不自由な者」「手足の不釣り合いの者、 手足の折れた者」(新共同訳)はあがっているが、 手足のない者はあがっていない。

地域によって、生まれつき手足のない人が生まれる率が違うためだろうか?

2003-08-07 (4) 23:58:28 +0900

「台風が『くる』」と考えるようになったのはいつごろから?

かなり広い範囲の気象に関する情報が集まるようになって初めて、 台風が「くる」と言えるようになったのではあるまいか。

2003-08-07 (4) 23:06:38 +0900

「頭一つ分、背が高い」はその人の頭、「頭一つ分、背が低い」は他人の頭?

前者は「他の人の頭のてっぺんがその人の肩ぐらい」ということだろうし、 後者は「その人の頭のてっぺんが他の人の肩ぐらい」ということだろうから。

2003-08-07 (4) 23:02:20 +0900

ハナニヤさんのお店の電話番号は語呂合わせで 8728 とか……

きょうは鼻の日。

2003-08-07 (4) 22:58:58 +0900

「プチブル」という語を、いまの若い人は知らない?

天声人語>「プチ」は《フランス語で「ちっちゃな」の意》? (2003-06-19 (4) 19:17:30 +0900)》 でも引用した2002年12月31日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」。 《今年「プチ」という言葉が気になった。 フランス語で「ちっちゃな」の意》というのだが、 われわれの世代だと「プチブル」という語で「プチ」は知っていた。 わざわざ説明しなくたって。

2003-08-07 (4) 22:53:30 +0900

上のリンクはいまはった。それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-25 (4) 02:31:22 +0900

国際平和シンポジウム基調講演での山折哲雄氏の聖書の引用箇所はどこ?

6日づけ朝日新聞大阪本社版。

ブッシュ大統領は旧約聖書からダビデの言葉を引用して演説を締めくくった。 「我々はいま死の谷を歩んでいる。 神とともにこの苦しみに耐えていこう」》。 これはどこの引用だろう? 「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、 わざわいをおそれません。あなたがわたしと共におられるからです」 (詩篇 23.4, 口語訳)がすぐに思い浮かんだ。これだろうか? 前書きに 「ダビデの歌」とは書いてあるが、そうは考えない人がほとんどだろう。

では、《……多国籍軍の兵士の胸ポケットに、 旧約聖書のモーゼの言葉を書いた紙片があった。 「神とともに獅子と毒蛇を踏みにじって前に進もう」》は? 欽定訳から grep で lion を探してみると、pavilion, rebellion, vermilion もひっかかるので " lion" でやり直し。 見つかった箇所を順に見ていったところ、 「あなたはししと、まむしとを踏み、 若いししと、へびとを足の下に踏みにじるであろう」(詩篇 91.13, 口語訳) ではないかと思われる。 (イザヤ 30.6, アモス 5.19 ではあるまい。)

しかし、これを「モーゼの言葉」とする根拠がわからない。 その前の第 90 篇には「神の人モーセの祈り」との前書きがあり、 第 91 篇には前書きがないので、 この前書きが第 91 篇にもかかると解釈したものだろうか。 そもそも、第 90 篇をモーセの言葉と信じている人もほとんどあるまい。

2003-08-07 (4) 01:39:58 +0900

指名打者の代打・代走が次の守備から守備位置についたらどう記録される?

ある回の表、 指名打者の山田が塁にでて代走に鈴木が送られ、 鈴木はその裏の頭から右翼の守備についた、という場合、 朝日新聞スポーツ面のやり方では

[指] 山 田
 走指右
   鈴 木
だろうか、
[指] 山 田
 走右
   鈴 木
だろうか? すぐに守備位置につかなかった場合は指名打者になるから前者だが。

残塁かどうかによっても違う? そんなことはないか。 生還しても代走は代走だったから。

2003-08-07 (4) 00:25:31 +0900

ファミリーマートオリジナル「ヱビスマグネット」につられて買ってしまった

黒だけ買おうと思っていたのに、ついこのおまけにつられて従来のも買ってしまった。

開けてみたら、ゴムシートみたいなマグネットだった。 食品ではありませんとの注意書きがある。 そういえば、包み紙もこめて、ゴディバのチョコレートの一種とよく似ている。

全5種類だそうだ。 今回のはヱビスの顔のアップだった。

2003-08-07 (4) 00:13:55 +0900

押しボタン式信号機の「横断者はボタンを押してください」はいつ点灯する?

青信号が点滅を始めたら歩行者は横断を開始してはいけない。 よって、そのとき点灯してよいはずだが、 赤になってから点灯するのではないか。 近くの押しボタン式信号機はボタンが押されてから青に変わるまでの間の 「お待ちください」が出るだけだったので確かめられず。

(わざわざコンビニに寄ってそこを渡るようにしたのに〜。 コンビニではヱビスビールの黒のほか、 おまけにつられて従来のヱビスビールも買った。 これについては別項参照。)

2003-08-07 (4) 00:09:47 +0900

スーパーマリオの地下面の音楽が「赤福好き! 赤福好き!」と聞こえたっけ

本文ナシ

2003-08-07 (4) 00:05:13 +0900

電子辞書ばかりになると「辞書式順序」がわからない学生が出てこないか?

「紙の辞書はひいたことがないのでわかりませーん」と言われたりして。

2003-08-07 (4) 00:01:13 +0900

電子辞書ばかりになると紙の辞書の配列を理解していない人が出てこないか?

紙の辞書における見出しの配列は、

というようになっている。 ただし、こうやっていって片方の単語の最後までいってしまった場合は、 そちらのほうが先にくる。 なんてことを、小学校のときに国語辞典で習う。

この順序について、国語辞典は「五十音順」、 英和辞典は「アルファベット順」と書いているだけで、説明はしていない。 常識だということだろう。 この原理を頭にいれ、慣れることは、それほどやさしいことではない。 理くつはわかったつもりでも、何かカン違いをして、 とんでもないところを探していて 「この単語は載っていない」と思い込んでしまった思い出がある。

電子辞書ばかり使っていたためこれらを子どものころしっかり勉強せず、 紙の辞書は見出しの順番がよくわからない、 なんて人が増えてしまうと困らないだろうか。

そういう高校生をアルバイトに雇ってしまい、 「ここにお客さんの名簿が五十音順にカードになっているから、 お客さんが見えたらこの中からその人のカードを探して……」 と言っておいたのに非常に効率の悪い探し方をしている。 よく観察してみたら、辞書の「五十音順」がわかっていなかった、 などという時代にならないだろうか?

2003-08-06 (3) 23:47:25 +0900

電子辞書ばかりになるとアルファベットの順番を知らない人が出てこないか?

電子辞書なら、アルファベットの順番を知らなくても、 キーの位置さえ知っていればひくことができる。 キーの位置は、 小学生ぐらいからローマ字入力でパソコンを使っていると、 いつのまにか頭にはいってしまうのではないか。 その結果、 大学にはいってもアルファベットの順番があやふやな学生が出てきたりして……。

五十音についても同様。

2003-08-06 (3) 23:35:40 +0900

「松井秀喜・五打席敬遠」の試合で次の打順だった選手の名前を調べてみた

図書館で朝日新聞の縮刷版を調べる。 試合は 1992 年八月 16 日(日曜日)。記事は 17 日の夕刊に載っていた。

google で「星稜 松井 敬遠」にその姓を加えて検索。 検索の結果、あまり多くは語られていないようだとわかった。

その姓は、 二重引用符で囲っても google が一つの単語とみなしてくれないので、 検索は難航。 結局、ファーストネームもわからず、 その後どうしているのかはわからなかった。

付) いくつかのページを見てゆくうち、 七回の二死走者なしから敬遠されたときは、同点のランナーとして出たのだ、 と知った。 敬遠したほうから見た場合、ずいぶん危ない作戦だったわけだ。

付)試合は一点差で敗れているので、 次の打者がもし一度でもタイムリーを打っていたら勝った可能性がある。 そうなっていたら、あの試合はこれほど人々の記憶に残らず、 松井も現在ほど有名にはなっていなかったかもしれない。

2003-08-06 (3) 02:02:51 +0900

また、松井秀喜の5打席敬遠が語られる季節がめぐってきた

5日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面の、高校野球の特集の一面目。 現在の松井秀喜の写真が面の上半分を占めている。 下には、例の5打席敬遠の話も書かれている。

松井はこの試合をすべて覚えていると言った。 2−3と1点リードされて迎えた9回、2死三塁の好機に5度目の敬遠。 次の5番打者は三塁ゴロに倒れた。

一塁にヘッドスライディングしたまま立てないその選手に、 一塁コーチが手を差しのべた。 チーム全員が「自分がもっと打てたら」「自分がもっと活躍していたら」 と悔しがった。 うなだれる5番打者を責める選手は誰もいなかった。

その1. 「5番打者」「その選手」「5番打者」。 この“無名の”(anonymous) 5番打者はいったい何という名前で、 その後はどうしているのだろう?

その2. 「チーム全員が」ということは、松井自身も悔しがったのだ。

2003-08-06 (3) 01:54:55 +0900

朝日新聞>息子なのか息子でないのか、はっきりせい!

5日づけ朝日新聞大阪本社版ラジオ面の「はてなTV」は「Q 本当の息子さん?」。 《花王のシャンプー「メリット」のCM=写真=で、 保坂尚輝・高岡早紀夫妻と出演している男の子は、実際の息子さんですか?》 との質問に次のように答えている。

(前略)確かに、目元のあたりが保坂さんによく似ていますね。 で、いきなり結論ですが、それは偶然です。 男の子は劇団所属の市原尚弥ちゃん(五つ)。 このCMのためのオーディションで選ばれました。

(前略)花王広告作成センターの担当者によると(中略)。 (中略)ただ、実際に保坂さんに似ている点は同感だそうです。

一方、夫妻には実際に同じ年頃の息子さんがいます。 このCMシリーズで競演したほか何人かの子役さんとも自然に接し、 (後略)。

一読したときは「息子ではない」と理解してしまったが、 よく読むと「息子が劇団に所属していて、たまたまオーディションを通った」 という可能性を否定していない。 その場合、息子が通ったことが「偶然です」となる。

付)「(五つ)」は現在の朝日の年齢の書き方 --- 「(5)」と書く --- とは異なる。 「(五」と「つ)」がそれぞれほかの文字一字分を占めている。

「競演したほか何人かの子役さんとも」は 「競演したほか、何人かの子役さんとも」の意味なのか、 「競演した、ほか何人かの子役さんとも」なのか不明。

2003-08-06 (3) 01:43:00 +0900

スター・ウォーズの映画はいままで5作? 8作?

5日づけ朝日新聞大阪本社版総合面「ひと」は 《「スター・ウォーズ展」を企画した京都国立博物館研究官》。 本文中に 《「そんなこともあって、館長はシリーズの映画5作を全部見たんです」》 とあるのを見て一瞬「おやっ」と思った。 エピソード IV, V, VI にはオリジナル版と特別版があったではないか。 (IV には EPISODE IV の文字がはいらないのもあったはずだが、 それは問わないことにしよう。)

少なくとも V については、壁だったところが窓になっていたのを記憶しているので、 展覧会をやる以上は、壁も見ておいてほしかったな、と思うのだった。 5作だけど8本と数えるのかもしれないが。

2003-08-06 (3) 01:21:21 +0900

高卒認定試験を新設>これに通らないと高卒と認めない、というのではない

5日づけ朝日新聞大阪本社版第一面。

2003-08-06 (3) 01:16:23 +0900

朝日新聞>高校野球日程の「第10日」はどう読むのか?

5日づけ大阪本社版第一面に「3回戦までの組み合わせ」が載っている。 その中の「第10日」はどう読むのだろう? 「だいじゅうにち」も 「だいとおか」も変である。 留学生に聞かれたりしたらどうしよう。

2003-08-06 (3) 01:12:00 +0900

プレヤー兼監督の指名打者は、投手が代打で退いたのちコーチスボックスに…

…はいれるのだろうか? 野球規則 3.03 には 「プレヤー兼監督にかぎって、 補欠と代わってラインアップから退いても、 それ以後コーチスボックスに出て指揮することは許される」とある。 いまのケースは「補欠と代わって」ではないことに注意。

2003-08-05 (2) 23:11:00 +0900

野球規則>投手が指名打者の代打で塁に出たら、コートを着てもよい?

1.11 の最後の注に 「各プレヤーはコートを着て競技にたずさわることはできない。 ただし、ベースコーチと走者となった投手を除く」とある。 投手が代打で塁に出た場合にはこのルールは適用されないように思える。 代打として試合に出ているのであって投手としてではないのだから。

6.10 により、投手は指名打者に 「代わって」「打撃ができる」。 この場合はどうなのだろう?

2003-08-05 (2) 22:56:00 +0900

野球規則>片腕のない選手のユニフォームの袖の長さは?

1.11 (c) (1) に 「各プレヤーのユニフォームの袖の長さは、各人によって異なっていてもよいが、 各自の両袖の長さは、ほぼ同一にしなければならない」とある。

2003-08-05 (2) 22:45:10 +0900

CMで「いまなら〜が当たります」と言うのはいいのか?

厳密に言えば「いまなら抽選で〜が当たる可能性があります」となるべきところ。

「〜が当たりました」は、すでに抽選が行なわれ、それが当たったことを意味する。 「当たります」のときはこれから抽選が行なわれ、当たる可能性がある、 というだけのこと?

2003-08-05 (2) 20:45:25 +0900

「翁び」(おきなび)を「沖ナビ」と思い込んでいる人はいないか?

本文ナシ

2003-08-05 (2) 20:37:48 +0900

「ふしだら」を「不死鱈」と思い込んでいる人はいないか?

不死鳥みたいなもの。

2003-08-05 (2) 20:35:27 +0900

グルメ番組で「くせになりそう」と言うはずが「糞になりそう」と口走って…

…しまうことはないだろうか? そちらのほうがより確かなんだけどね。

2003-08-05 (2) 20:35:00 +0900

続・「アナゴ」は「ウナギ」の母音交替形、ということは --- ないだろうな

Naochan さんの 「いろいろ」 に先日書いた 《「アナゴ」は「ウナギ」の母音交替形、ということは --- ないだろうな (2003-07-28 (1) 20:27:42 +0900)》が引用されている。

私のは単なる思いつきだったが、 そこではフランス語 anguille との類似からラテン語、 ギリシア語、サンスクリットと語源を考察しておられる。

私も、昔、anguille は「ウナギ」に似ているな、と思ったのを思い出した。 ただし、私は、不定冠詞をつけた une anguille「ユナギーユ」 が似ているように感じていた。 (赤塚不二夫のウナギイヌとは関係ないだろう。)

いま仏和辞典を見たら、 anguille de mer(=海のウナギ)でアナゴの意味になるそうだ。 congre という語もアナゴの意味。

2003-08-05 (2) 02:33:12 +0900

上の、この「いろいろ」間のリンクはいまはった。 それまでは a href タグをおいていなかった。

2006-05-25 (4) 02:34:27 +0900

私の「いろいろ」がネタにされているページ

Phinloda の本当の裏ページ」 で、私の「いろいろ」がまとめてネタにされている。 ここに“返事”を書かなくては、と思っていたが、 まとまっているのでまとまった時間をとらねば書けそうになく、 などともたもたしているうちに 「2003年5月のアレ」 に移動されてしまいました。 五月 26 日のところです。 あ、前者でも私、ネタを提供しているようです :-)。 六月 9 日のところ。

2003-08-05 (2) 02:23:23 +0900

朝日新聞>渋谷駅の構造を知っているとわかりにくい投稿一コマ漫画

4日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面の一コマ漫画。 作者は「はちのじ・やすひこ(漫画家、埼玉県在住」となっている。 確か、読者の投稿漫画が載るコーナーである。

女児二人が駅の自動改札を通ろうとすると扉が閉まり、 駅員が「通ってはいけない」というように笛を吹いている。 上には「しぶや / R指定駅」と書いてあるので、 しばらく考えて先日の事件と関係あるのだなとわかったが、 渋谷駅の構造を知っているとかえって理解しにくいようである。

確か、JR、地下鉄銀座線、地下鉄半蔵門線=東急田園都市線、東急東横線、 京王井の頭線はそれぞれいったん改札を出て乗り換える。 改札を出ずに乗り換えることはできない。 だから、こうやって自動改札を“子ども通行禁止”にしてしまうと、 乗り換えすらできないのだ。 (それもあぶないから禁止したい、というなら別だし、 最近、改造されて実際に子どもは降りられなくしたのかもしれないが。)

そもそも、 この絵では乗ろうとしているのか降りようとしているのかすらわからない。

2003-08-05 (2) 02:13:53 +0900

付) 乗り換え専用改札口なるものが世の中にはあるのを忘れていた。 そのような改札口があれば、駅から“出る”ことなく乗り換えができるが、 それでも改札口を通らなければ乗り換えられないことには変わりがない。 渋谷駅にはそのような改札もなかったように思う。

2003-08-05 (2) 20:58:08 +0900

俗用の「通奏低音」は「バッソ・オスティナート」がより近いのでは

4日づけ朝日新聞大阪本社版の「キュー」(島崎今日子氏)。 《女同士の会話には、「年とったら一緒に暮らそう」 といったフレーズがよく出てくる。 ドラマ「すいか」(日本系)は、 そうした女の本音が通奏低音に流れる物語である》。

最近ときどき見かける「通奏低音」の用法だが、 本物の通奏低音の意味するものとはかなり異なるように思える。 「常に前面に現れているわけではないが、 全体を通して背後に流れているテーマ」ぐらいの意味で使っているのではないか。

それだと、「バッソ・オスティナート」のほうがより近いような気がする。 ただ、これだと曲全体に流れるわけにはゆかない。 「シャコンヌ」や「パッサカリア」で低音部に現れる主題なら全体に流れるが、 あれには特別の名前があったっけ?

付)いちおう書いておくと、私が理解している「通奏低音」とは、

というようなものである。 だから、曲全体を通して同じ曲想が流れるかどうかは全くわからない。

2003-08-05 (2) 01:54:25 +0900

朝日歌壇>共選作の一方のみにふりがな / ふりがなは誰が振っている?

4日づけ大阪本社版の朝日歌壇の、ただ一つの共選作について。

同じ歌が二箇所に載っているわけだが、 一人めの選者のところでは一部の漢字がふりがなつきなのに対し、 三人めのところではふりがななしである。 二度めだから省略されたのか、 それとも選者がそれぞれふりがなを振っているのか。

2003-08-05 (2) 01:37:15 +0900

テレビCM>永谷園の「松茸の味お吸い物」>娘さんの最後の笑顔がかわいい

永谷園の「松茸の味お吸い物」の、 うなぎが出てくるCMの娘さんは、 最後の笑顔がとってもかわいい。 ナイター中継を見ているとときどき流れる。

2003-08-05 (2) 01:26:00 +0900

「実筆」という言葉はあるのか? (たぶん「自筆」「直筆」の意味)

エーザイのテレビCMに、 「ナイチンゲールの実筆サイン」というような文字列が見えるのだが、 ホームページでは「直筆」となっている。 「実筆」は広辞苑第五版には載っていないが、google で 317 件みつかる。

2003-08-05 (2) 01:22:06 +0900

「三塁を踏ませない好投」のためには二死一二塁からの投ゴロは三塁封殺?

「三塁を踏ませない好投」などと言われることがあるが、 二死一二塁からの投ゴロで一塁に送って打者走者をアウトにした場合、 走者は「二三塁に残塁」となるんだったけ? そうなら三塁を踏んだことになる。

少しルールブックを見てみたが、 「何塁に残塁」というのは見当たらない。 もしかしたら定義されていない概念?

2003-08-05 (2) 01:19:16 +0900

よく考えたら、「二三塁に残塁」のはずはない。 もしそうなら、二死満塁からの投ゴロを一塁に送ったら 「二三本塁に残塁」となってしまうではないか。

2003-08-05 (2) 20:51:25 +0900

野球規則 10.02 (k)「最終回の裏三死以前に、勝敗が決まった場合には、」

「決勝の得点が記録されたときのアウトの数」と続く。 公式記録に書くデータの一つである。 おそらく、サヨナラ勝ちの場合、そのときのアウトカウントを書け、 というのだろう。 でも、この文章だと、 後攻チームがずっと前の回に決勝点をあげた場合にも書かねばならず、変だ。

http://www.mlb.com の Official Rules では «(k) Number of outs when winning run scored, if game is won in last half inning» となっている。 なるほど。last half inning というのは最終回の裏のことだろう。 でも、これだと、 最終回を守りきって先攻チームが勝った場合が含まれてしまわないか?  九回の裏がなかった場合は、九回の表が last half inning にならないか?  などの疑問が……。

「最終回の裏に後攻チームが得点をあげて勝った場合には」 とすればいいのかな?

最初の引用は 1980 年版から。かなり古い。

2003-08-05 (2) 01:09:25 +0900


すのもの Sunomono