7.スタック操作命令

  

COMETにはスタックというメモリー領域があります。
スタックは後に格納したデータを先に取り出すという特殊な記憶の仕方をします。
スタックを利用することによってデータの順番を逆順にしたりさまざまな利用ができます。

 

(1)PUSH命令 スタックへデータを格納する命令。

記述方法

ラベル

PUSH

アドレス[,x]

アドレスをスタックに格納し、スタックポインタへアドレスを格納します。

 

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(2)POP命令 スタックからデータを取り出す命令。

記述方法

ラベル

POP

r

スタックに格納されているデータをrへ読み込みます。

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プログラム例 (DATA1とDATA2の順番をかえる)

 

PUSHPOP

START

 

 

LD

GR1,DATA1

 

LD

GR2,DATA2

 

PUSH

0,GR1

 

PUSH

0,GR2

 

POP

GR1

 

POP

GR2

 

RET

 

DATA1

DC

1

DATA2

DC

2

 

END

 

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