東海教区は、日本基督教団に17ある教区の一つです。
日本基督教団は、福音主義(プロテスタント)の流れをくむ教会であり、全国に約1700の教会と、約19万人の信徒を有しています。
東海教区内には94の教会・伝道所が日本基督教団に属しており、日本基督教団信仰告白を信仰告白として、日本基督教団教憲・教規および、東海教区宣教基本方針に基づいて、キリスト宣教の業に参加しています。
万物の創造主である神は、世界を人間に委ねつつも、歴史の中に生起する全ての事柄をみ手の内に保っておられる。すなわち、神は反逆する罪人を見捨てることなく、み子イエス・キリストにより和解の道を備えられ、様々な困窮のうちにある人々を神の国へと導いておられる。
わたしたちは、この神の業である宣教に次のように参加する。
【一】 召集
わたしたちは、主日毎に和解のわざである公同の礼拝に召され、喜びと感謝をもってみ前に出る。わたしたちは、キリストを唯一の主と告白し、み言と聖礼典の恵みによって新しくされ、キリストの体である教会をたてる。
【二】 派遣
わたしたちは救いの恵みに与った者として、この世に派遣され、聖霊の助けにより、人々を悔い改めに導く福音を宣べ伝える。また、隣人とこの世に、その弱さと痛みを共に担いつつ仕え、神の国の完成をめざして励む。
【三】 宣教を担う者
東海教区にあるわたしたち教職・信徒は、各個教会において、また教会に連なる教育・福祉・医療などの事業において、この宣教の務めを担う。教区はこれらの担い手の自主性を重んじつつ、各々の遣わされた場において、宣教の務めを有効に果たすために、必要な協力と支援を行う。
(1990年5月23日 第52回教区総会にて採択)