2007年8月31日(金)~9月7日(金)の8日間、ドイツに住む友人ご夫妻と私たち夫婦の4人で
 フランスを旅した。第1弾として、ローマ時代の橋とフランスが誇る技術を結集して21世紀の始めに
 造った橋を見た時の様子から報告しよう。
 
*** Le Pont du GARD(ポン・デュ・ガール) ***
 9月1日(日)午前9時、アヴィニオンのホテルを出発。車は友人の運転するBMW。天気は快晴、
 気分は上々。高速道路を一路西へ、小一時間でポン・デュ・ガールに着いた。
 

  【資料】
   *建設 紀元前19年(アウグストゥス帝の時代)
   *長さ  275m  巾 6m  高さ 22m
   *用途 水道橋(ニームへ水を供給するため、全長50km)
   
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2000年前にこんなにも大きな橋が造られるなんて、その時代の技術もさることながら、人間の能力の
  偉大さに圧倒された。

 *** Le viaduc de MILLAU(ミヨー大橋) ***
 翌9月2日(日)私たちはオーヴェルニュに向けてアヴィニオンを出発した。その日の目的地は巡礼の聖地、
 コンク(CONQUE)(クリックON)である。約500km、時間にして約8時間。
 途中、フランスが誇るミヨーの大橋に寄った。この橋の存在を知ったのは2~3年前のことである。日曜日の
 テレビ番組「題名のない音楽会」の最後のCMで見た。デザイン、大きさなど私の想像を遥かに超える建造物。
 家内も「一度言ってみたい」と口癖のように言っていた。それが現実になったのだ。

「アッ、あれだ!ミヨー大橋だ」だんだん近づく橋にみんな興奮。
【資料】
建設 2004年
長さ 2460m
橋の高さ 343m(世界一)
(東京タワー:333m)
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駐車場から小高い展望台までは
歩いて15分程度
大勢の観光客が来ていた
眼下にミヨーの街が見える