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C55流線型(新)の組み立て その2

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特に難しくないはずなのですが、変な間違いをして少々時間をロスしました。幸い大事には至りませんでした。

テンダーの組み立て

テンダーの主要パーツ

これから組み立てるテンダーの主要パーツです。

屋根などはプレス曲げされています。側板は上下のラインの磨き出しのため洋白となっています。

後部妻板の固定

とりあえず箱にするため、後部妻板を閉じてハンダ付けしました。

テンダー後妻(間違い中)

テンダー後妻は、上部が本体の板厚の内側にはまり込むように見えます。
実際に合わせてみると幅が左右いっぱいのため入りません。

テンダー後妻の整形(間違い中)

そこで、幅をヤスリで詰めてぴったり収まるようにしました。
上部の柱が細いので、ヤスリで引っ掛けて曲げてしまったりして、なかなか大変でした。

テンダー後妻の取り付け完了(間違い中)

よし、何とか収まった。あとは側板を付けてから隙間を埋めよう。

?…あっ、テンダーの前後を間違えた!

後ろに付けたつもりが前に付けていました。
リカバー中。ああ恥ずかしい。

テンダー後妻の取り付け(修復後)

気を取り直して。
テンダー後妻を取り付けました。
ハンダ付けによる固定は、こういう失敗のときに気楽でいいです。どんな部品でも可能なわけではありませんが。

石炭皿の固定

テンダー前面を折り返して組み立て、上部のW形の仕切りと石炭皿を固定しました。

テンダー前妻の固定

本来、収まる位置に固定しました。

このへんは初代製品よりも相当精密になっています。初代製品は単に中央で妻板が接合されているだけで、あとはウエイトが丸見えでした。

側板の固定

洋白製の側板を重ね、内側の丸穴にハンダを流します。
これだけだと、角のほうを引っ掛けて曲げそうだったので、隅のほうにも極力ハンダを流して固定しました。

写真に写っていませんが、屋根上に上蓋を差し込んでハンダ付けしておきます。内側に出た取り付け足は削り取っておきます。

後部妻板のディテール

後部妻板のステップやフックを取り付けます。

これはフックを爪楊枝の先で押さえて、裏からハンダ付けしようとしているところです。指がつります。

テールライトの取り付け

床板を取り付ける前に、ステップ・フック・テールライトを付けておき、
カプラー解放テコは床板の取り付け後に付けます。

テンダー床板の組み立て

床板は、折り線を全部谷折りして組み立てます。

床板の取り付け

床板をテンダー本体にはめ込み、前後左右に傾いていないことを確認してから固定します。
固定後、後部にカプラー解放てことカプラーポケットを取り付け、中央の仮ブリッジは切り取ります。

屋根開閉シリンダー

後部の炭庫仕切り板に、真鍮ロストの給水口をハンダ付けしてから、最後にホワイトメタルのシリンダーを接着します。

この部品は塗装後に接着取り付けするよう指定されています。先に取り付けてしまうと、塗装がしにくいからかもしれません。

テンダー完了

内側に開閉シリンダーを組み合わせてみたところです。
このあと、隙間などを埋めて仕上げを行い、テンダーは完成です。


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