Nゲージ蒸気機関車>2008年のメモ>2008.6.28(かもつれっしゃのうたの編成)
2008.6.28
はじめに…この記事はかなりくだらないです。
「かもつれっしゃのうた(作詞・香山美子氏、作曲・湯山昭氏)」という子供の歌があります。“ダダダン ダダダン”で始まるアレです。リアルで歌ったことがあるのは、若くても40歳以降の方ではないかと思いますが、今でも子供向けの乗り物の歌を集めたCDなどに収録されています。これのNHKの編曲は古いものですが、当時の蒸気機関車が貨物列車を引くさまが、ありありと目の前に浮かんでくるような楽しいものです。
ところでこの歌に歌われている貨物列車の編成はどんなものなのでしょう。
歌詞を上手に引用しにくいので、この先を読まれる方は歌詞をご存知か、何らかの手段で調べて歌を聴かれているものとして勝手に続けさせていただきます。
1番から3番まで同じ列車が描写されており、1番が「はしる」、2番が「カーブ」(「まがる」ではない)、3番で「とまる」となっています。
まず「うしさん」「うまさん」が歌われているので、河合商会のカ3000にしました。1両目が牛、2両目が馬ですが、混載して1両という可能性はあるんでしょうか。まあ現在この貨車は3両セットでしか買えないので、無理に1両にする必要もありません。 |
お次は「せきたん」です。セム8000にしました。 ところで、この歌はすべての積荷に、その積荷を表す鳴声や擬音がついています。牛は「モオーッ」、馬は「ヒヒーン」ですが、石炭は…「ゴッツンツン」。このセンスは素敵です。石炭が身近にあってどういうものか感じていないと、なかなかこんな擬音は出てこないと思います。 |
その次はいきなり工業製品「おおがたバス」です。 大型バスってどんな貨車で運ぶんでしょう(意識したことありませんでした。今も知りません)。ク5000は乗用車用なので無理みたいですね。 |
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トキ15000やトキ25000では、惜しいところでタイヤがはみ出して乗せられません。もっとも、積荷が三菱ふそうバスかどうかはわかりませんが。 |
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結局、手持ちの貨車ではトミックスのチキ7000となりました。両脇の柵柱を全部取って乗せます。このままじゃ転げ落ちますね。 |
一番あとに「しゃしょうさん」がいることになっているので、5両目はヨ5000としました。今は車掌車なんかありませんが、私はこれがないと気持ち悪くて仕方ないたちです。ドアが開けっ放しとか、ふたが開きっぱなしのような感じがするといいましょうか。
バスだけ異質な感じがしますが、コンパクトでそこそこ楽しい編成です。うしさんとうまさんの顔が見えるともっと面白いですね。この家畜車、建付けが悪いです。
お子さんが鉄道に興味を示すようにあれこれ仕向けても、鉄道おたくとして育つとは限らないようです。あれは周囲の意思とは無関係に育ってしまうもののようですね。何がスイッチになっているのかよくわからんのです。