Nゲージ蒸気機関車>2009年のメモ>2009.5.5(ショート予告灯?)
2009.4.4
トミックスのターンテーブルは、本線との間に両ギャップレールを挟んで接続しますが、両方の極性が不一致のときに車両を進めると、ギャップ上でショートしてしまいます。
パワーユニットとセレクターのディレクションスイッチの向きや、転車台の向き(モーターボックスのついている方向)で判断することもできるのですが、うっかりショートさせることも多いので、アホアホな予告灯を付けてみました。ショートするようなときは事前にランプが点きます。意外に便利です。
これは私の手元の限られた条件での結果をご紹介するものです。作り方・使い方によっては、車両やパワーユニット等がダメージを受けたり、電球の発熱で思わぬ事故が起きる可能性もありますので、試される方はご自身の判断でお願いします。
ちなみに私は自作の電磁石を強力にしようと、そのままコンセントに突っ込んで四軒長屋を停電させたことがありますし、家の中で熱気球の模型を浮かべようとして燃え上がったこともあります。というわけで、このサイトの工作類には何の安全性も配慮されていませんので、十分ご注意ください。
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材料は、ターンテーブル付属の両ギャップレールと、Nゲージ用の12V電球です。電球はマイクロエースの蒸気機関車をLED化したときに、取り外したものを使いました。 写真のように、片方のギャップをまたぐように電球をハンダ付けするだけです。これで完成です。 ※最近学校を出た方には当たり前でしょうが…回路の記号が昔と大幅に変わっておりまして、電球は○の中に×印となり、抵抗器はギザギザから四角形に変更されています。未だに慣れていません。 |
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アンカプラーの標識柱を電球の脇に置いていますが、これは間違えて電球をぶつけてリード線を曲げないためのガードのつもりです(何か信号灯らしく電球を仕組んでみるのも面白いと思います)。 転車台と本線の極性が揃っているときは、電球は光りません。電球の両端が同極だからです。そのまま機関車は本線から転車台に乗ります。 |
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転車台を180度回転させます。こうすると、それまで向こう側にあったレールが手前に来ることになるので、本線との極性が逆になります。 |
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この状態で、機関車を出そうとパワーユニットのつまみを回すと、電球の両端が異極になるので点灯します。これにより、このまま進むとヤバいことがわかります。 なお、誤って両ギャップ上でショートしてしまったときの症状はいつもと変わりません。すぐパワーユニットの安全器が作動します。 |
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極性を揃えるため、ターンテーブルのセレクターのディレクションスイッチを切り替えると、電球は消灯します。 |
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パワーユニットのつまみを回しても電球が点灯しなければ、極性が揃っているので安全に機関車を出すことができます。 |
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機関車の走行中、電球が点灯すれば、転車台の極性が逆になっています。このままでは両ギャップ上でショートすることがわかります。 |
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ターンテーブルのディレクションスイッチを切り替えると、極性が揃うので電球は消灯します。 |
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安全に進入できます。 |
今まで両ギャップレールを通過するときは、すぐに電源をオフにできるように緊張したものですが、かなり気楽になります。
なお、これはターンテーブルの説明書どおり、ひとつのパワーユニットで転車台と本線の両方を制御する場合に限ります。もし、転車台と本線に別々のパワーユニットがつながっていて、それぞれの電圧も別個に制御されるような場面であれば、使えません。