Nゲージ蒸気機関車>2008年のメモ>2008.12.26(ヘビー・ミカドのショート対策)
2008.12.26
KATOのUSRA Heavy MIKADOですが、久しぶりに走らせようとしたところ動かなくなっていたため、分解して様子を見てみました。
パワーパックの出力を上げても、ライトも点かず、まったく動き出しません。そのうちパワーパックの安全器が作動するので、内部のどこかがショートしているに違いありません。部品をひとつひとつ外して、どこが触れているのか突き止める必要があります。
海外向け製品であるヘビー・ミカドは、説明書に分解図が出ていますので、国内向けのC62や9600をまったくの想像で分解するのに比べれば、気分的に楽です。ただ、一度無理してボディーの一部を破損してしまい、あとで考え直したため、正しい手順なのかどうかはわかりません。
次の手順で分解するのが良さそうですが、試される方は念のため疑ってかかってください。
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ボイラーの前端の下部には小さいフック状のツメがあり、ランボードに引っ掛けられているのですが、最初ランボードを外さずにボイラーを取ったため、このツメを折ってしまいました。
うろたえてボイラーを再度組み込むときに、ドーム横の汽笛をつかんで押し込んでしまい、汽笛まで折ってしまいました。
これだけでもう、ボロボロにしてしまったような気がしてちょっと落ち込みましたが、自分で壊したところは自分で直すしかありません。
なかなか原因がわからなかったのですが、モーターに触ると断続的に通電することがわかり、よく見るとモーターの接点の一方が、片側のダイキャストブロックに接触していました。本来、ここには少し隙間が開いていて、接触しないようになっているのですが、接点の曲がり方が悪くて触れていたようです。 |
ピンセットで接点のバネを直し、隙間を作ってめでたしめでたし…と思ったのですが、翌日にはまた走らなくなっています。接点にバネ状の弾力があるので、元に戻ってしまったようです。
間に紙片をはさんで絶縁しました。これだけなら、ランボードをひとつ外すだけで十分で、ボディーを完全に取り外す必要はありせん。
ボイラーのツメを折ったため、何となくはめ込みが甘くなってしまい、内部に両面テープを貼っているのがちょっと情けないところです。破損した汽笛は、C55の付属品をちょっと削って付けました。キングスホビーの一連のシリーズを作ったときにC55をたくさん購入したので、汽笛がそれだけ余っていました(しかも1両に2個入り)。
しかし、引かせるのにふさわしいトレーラーがなく、たまたま目にとまったカシオペアです。