Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>キ600・キ620
私は鉄道車両の写真を撮ったことがほとんどありません。珍しいことに2002年、はるばる北海道名寄市に出かけ、保存されているキマロキの写真を撮影してきました。
北海道旭川市より北方、名寄(なよろ)市内の北国博物館というところに保存されています。
これは5月初めだったのですが、東京の5月に比べるとまだまだ寒いです(なにしろまだ桜が咲いていません)。国道から北国博物館の案内に従って行くと、ページ先頭の写真のような光景が忽然と現れます。
キマロキの先頭に立つ、59601のテンダーです。縁取りの仕方が面白いですね。機関車後部の黄色いのは運転席のカーテンです。 マイクロエースからは当初このタイプの発売が予定されていましたが、途中で39679に変更されました。 |
上部の排雪板の内側も赤く塗られています。モア製品はここに「MORE」のモールドが…。 前方のマックレー車とはドローバーでつながっており、マイクロエースの模型と同様の感じです。 ローター側面は少し左右に開く構造になっているのがわかりますね。プラ製品や、金属のワールド工芸製品と比べても、とても薄く見えます。 |
テンダーはD50タイプで、写真のように白で縁取りされています。ロータリー車の下部にある灰箱は赤茶色となっています。 |
運転台側から見た内部の様子です。内部のほとんどがボイラーです。ボイラー上部に沿っている筒は何でしょうね? 天井や壁は意外に明るい色で塗られています。 |
小高い丘の上にキマロキが並んでいる姿は感動ものでした。
秋には冬ごもりするようなので、もし行ってみようという方は、あらかじめ公開時期を確認しておくことをお勧めします。