Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>キハ20/キハ22/キハ52

意外にD50の知名度が低かったです。

模型1

流電52系

これはマイクロエースの、流電「国鉄52系 スカ色」です。実物の造形がもともと面白い車両です。ごつい旧国の構造なのに、先頭部を流線型にしているあたりに、ちょっとした遊び心を感じます。ほぼ同時期のキハ42000も、こうした印象を受けるデザインです。

小さい模型で実物の感じを出すのは難しかったようですが、題材が面白いため割と買われていたように思います。他にグリーンマックスから広窓車のキットが出ていますが、上手に組み立てる自信がなかったのでこっちを買いました。たまに走らせると面白いです。

模型2

D50

同じくマイクロエースのD50です。モーターがはみ出さないように上廻りをここまで伸ばしたものと思います。蒸機ファンには似ていない製品の代表のように言われていますが、D50のプラ製品はこれだけなので貴重な存在です。

模型3

101系

これはKATOの101系(レジェンドコレクション)です。実物は単純な造形に見えますが、これを自分で作ろうとすると屋根の形などが微妙で難しいです。首都圏の通勤電車は特に多くの人が利用していたため、完成品も厳しく見られてしまうハンデがあります。

同じメーカーの103系(低窓)と並べたところです。

101系と103系

Nゲージの種類が少なかった昔は、この103系をそのまま、あるいはルーバーを削って101系に見立てて遊ばれたりもしていました。今のファンの方に言わせると、おおらかというか大雑把に感じられるかもしれません。

なおKATOの101系は、2012年の改良品で前面造形が変更されています。とても微妙ですが効果のある変更がなされています。→101系電車(2012年版)

模型とは実物の形を模してはいますが、それ以上のものではなく、買った人の心にどんな価値が生まれるかはまったく別です。このサイトでは形だけを比べており、価値を比べることなどできません。