Nゲージ蒸気機関車2008年のメモ>2008.11.24(ワールド工芸 C55キット)

ワールド工芸 C55キット(1次型II 九州タイプ)

2008.11.24

ワールド工芸から11年ぶりに、完全新規製作でC55(1次型)が発売されています。前回の1次型製品はまだテンダードライブの試作的な部分もあり、動力部のイコライザ構造も試行錯誤の最中でした。当時の価格は¥16,800、現在はパーツ数などが大幅に増えて¥26,500(税抜)です。


パッケージ

今回発売されたのは、1次型の前期(2〜11号機)、および後期(12〜19号機)の2種です。

パッケージ

ここ数年のキットは、ずっと透明プラケースに入っていましたが、今回はダンボールタイプの紙箱になっています。

長さは今までのプラケースよりも数センチ短いのですが、少し深くなっているので、パーツなどは収め易いようです。きちんとロックされるので、以前のプラケースのようなテープ留めもされていません。

プラよりも紙箱のほうが値段が高いものと思っていたのですが、今はどうなのでしょう。

中身

部品の小袋詰めや説明書の様子は、今までのキットと同じです。

蓋を開けた様子

ただし、一番上になっている説明書の表紙を取り出す際にはご注意ください。重いテンダーウェイトが挟み込まれています。

下のほうにある他のページの間にも、薄いパーツ板が挟まっていますから、慎重に丁寧に開封しないといけません。

部品を並べたところ

スポーク動輪はほどよい黒色になっていて格好よいです。

説明書ですが(一部補足訂正の用紙が入っています)、ロッド周りの回転調整の原因と対策が新しい記載になっていて、今までにはないものも少し追加されています。軸受けの塗装が厚すぎるというものもありました。

C55は初回製品を一通り組んでおり、早い時期にC55疲れしてしまったため、今回の製品に関してはどうもノリが悪く、すぐに組み立てる予定がありません。説明書を見る限りでは、夏に発売されたC62よりは一段難しそうな感じです。何か組み立てのコツや注意点など、気付かれたことがありましたら教えてください。


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