Nゲージ蒸気機関車>2009年のメモ>2009.3.13(D52 再生産)
2009.3.13
マイクロエースから、8月予定としてD52 2種が発表されています。また偶然だと思いますが、ワールド工芸からも久々にD52ボディキットの再生産が案内されています。
どちらも前回は、1999年から2000年にかけての、Nゲージ蒸気機関車のカンブリア爆発みたいな時期に、固め打ちのように発売されたものです。
最近始めた方にはどちらも馴染みがない模型だと思いますが、前回のを引っ張り出してみました。
◆ご注意◆ 全部、旧製品です。
ワールド工芸 D52 密閉キャブ (1999年) |
アリイのD51を下廻りに使うため、難しい下廻りの工作が不要です。個人的にはワールド工芸のキットで一番簡単なシリーズだと思いますので(いやC55流線型のほうが簡単かな?)、適当なキットがなくて金属工作ができなかった方には、練習用としてかなりおすすめします。 密閉キャブのため、モーターも隠せるので有利です。 |
マイクロエース D52 403御殿場線 (2000年) |
私の感想なので役に立ちませんが、アリイの蒸機シリーズの中では感じのよいほうではないかと思います。徹底的に車高を下げる必要もありませんし、モーターが大きくはみ出しているのも理由が理解できるのでなんともありません。 ちょっと寸法に無理があって、ボイラーの後部が浮き気味になっているため、雑に見えて損をしているぐらいでしょうか。 |
さすがワールド工芸はよく似ています。マイクロエースもライトとナンバーを交換すれば、とても格好よくなりそうです。
こんなわけでD52の市販製品の現状には、さしたる不満を感じておらず(長らく品切れでしたが)、試しにモーターを交換してみた以外は改造もしたことがありませんでした。
マイクロエース製品、今度は上廻りのはめ合いが改良されるかどうか、ちょっと注目もしています。ライトが最近の大型のものに変わっているといいですね。メーカーサイトのPDFを見ると、そのようにも見えるのですが…。
なおワールド工芸製品について「簡単」と書きましたが、工作がまったく初めてという方が小一時間で完成できるものでもありませんから、その点はご覚悟ください。今度のものはわかりませんが、前回品は説明書の書き方も特に初心者を意識してはいないようでした(でも初めてやるならこれしかないと思います)。私の感覚では、現在のC62などに比べて1/3くらいの時間で完成したように思います。