押入れを整理していたら昔の工作の残骸が出土しました。
もう30〜40年前の自分の仕業に違いないのですが、結構ショックを受けたので晒します。
関水のスイッチマシンのようです。これを買うのにお金を使い果たしたと見えて、接続コードは専用品ではなく、エナメル線を直接ハンダ付けしています。しかし、まったく記憶がありません。
これは ひどい
昔作ったラジオがさっぱり鳴らなかった理由がよくわかりました。あとこのエナメル線、そのへんで拾ってきたトランスをほどいたものに違いありません。電線なんて買ったことないですから。
たぶん保線小屋の横に積み上げられているレールを見て作ったんだと思います。端が黄色く塗られているあたりは観察していたようですが、再現する力はなかったようです。なぜレールがほぼ横倒しなのか、枕木が全部斜めなのかは不明。
スクラップ置き場
70年代終わりまでは、Nゲージの車はほとんど外国製しかなく、誰のレイアウトを見ても同じようなアメ車ばかりでした。それで変化をつけようとして適当に塗った模様です。
たぶん手持ちの塗料が黄・青・白しかなく、手前の緑の車はそれらを混ぜたものと思われます。
でも、程度の差はあれ、こういう過程は通過儀礼として、模型工作好きの方の多くにあったのじゃないかなと思います。いえ単純に恥ずかしいのですが。
これが比較的原形をとどめて残っているものです。バックマンのオートセットでトミーも販売していたので、今でもたまに古い模型店などから出土しますが、プラが劣化して崩れやすくなっているものがあるのでご注意。
ちょっと傾向が違うのですが、1/80くらいの路面電車で、車体は厚紙と木材でできています。製作時期はここまでの物体の数年後ですが、その間に色んな方々から工作のずさんさを指摘されて、それなりに努力はしました。謎なのは手前の動力。
どう見てもプラモデルの電車の流用です。3Vのマブチモーターのままです。しかも、かぶせてみるとモーターが車体上部のヒノキ棒に押さえられて、首を振りません。電池はどこに積むつもりだったのかも不明。
何も考えずに工作を始め、途中で本当に行く末を見失って放棄したものと思います。ああ、やっぱり努力していないみたい(笑)。
ここまで書いておぼろげに思い出したのですが、この電車は車輪が金属製で通電できるので、「パワーパックを絞って運転すれば使えるだろう」という程度に考えていたに違いありません。