Nゲージ蒸気機関車2010年のメモ>2010.5.5


D51鷹取タイプ(やえもんデザイン)

初回シリーズのうち、最後に残っていた鷹取タイプです。
細部は違いますが、付属ナンバーにあった403号機風のスタイルにし、顔つきも若干それ風にしました。

鷹取式集煙装置は、動作のための空気作用管が数本、ハンドレールの直下あたりに影のようについているので、他タイプと違いを持たせるために少しだけ表現しました。
本当に影のように見える程度です(まあ気分だけ)。

D51鷹取タイプ 公式側

D51鷹取タイプ 非公式側

写真を撮ってみると、もう少し調整したほうがよい部分も出てきました…。
また、バランス的に前のほうが重いので、テンダーに増炭枠などを付けたほうがよいかもしれません。

テンダーは498号機のものしか残っておらず、重油タンクなどを削り取ってマイクロエースの素に近いものにしました。 しかし後部妻板は498号機のままで、ライトもそのまま使っています。

ディテールを削ったところ 重油タンクや給水口などを削り落とした状態です。
プラ板等で付け足し

上面を0.3mmプラ板でふさぎ、給水口は3mmプラ棒を輪切りにして付けました(取っ手は0.3mmプラ板)。

石炭部分は裏からプラ板で穴をふさぎ、モーリンの石炭を撒きました。
早く固着させたかったので瞬間接着剤を使いました。 湿気て硬化しにくくなった接着剤でしたが、案の定、石炭に浸み込むと同時に猛烈に発熱してすぐ固まりました。
何かがきっかけになって急に重合が起きるもののようです。石炭の形を整える間もなく、がっちり固着してしまいました。

これで、ここ半年に購入した金属キットの宿題はなくなりました。
このD51についても組み立てはだいぶ慣れましたが、やはりランボードとキャブの傾きや全体の傾き・歪みなどは、毎回毎回工作の課題として残ります。
模型店のショーケースなどで、きれいに組み上がった人様のご作品があると、一体どうやって作られたのかと見とれてしまいます。
自分の知らなかった表現方法などを見つけると勉強になります。


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