初回シリーズのうち、最後に残っていた鷹取タイプです。
細部は違いますが、付属ナンバーにあった403号機風のスタイルにし、顔つきも若干それ風にしました。
鷹取式集煙装置は、動作のための空気作用管が数本、ハンドレールの直下あたりに影のようについているので、他タイプと違いを持たせるために少しだけ表現しました。
本当に影のように見える程度です(まあ気分だけ)。
写真を撮ってみると、もう少し調整したほうがよい部分も出てきました…。
また、バランス的に前のほうが重いので、テンダーに増炭枠などを付けたほうがよいかもしれません。
テンダーは498号機のものしか残っておらず、重油タンクなどを削り取ってマイクロエースの素に近いものにしました。 しかし後部妻板は498号機のままで、ライトもそのまま使っています。
重油タンクや給水口などを削り落とした状態です。 | |
上面を0.3mmプラ板でふさぎ、給水口は3mmプラ棒を輪切りにして付けました(取っ手は0.3mmプラ板)。 石炭部分は裏からプラ板で穴をふさぎ、モーリンの石炭を撒きました。 |
これで、ここ半年に購入した金属キットの宿題はなくなりました。
このD51についても組み立てはだいぶ慣れましたが、やはりランボードとキャブの傾きや全体の傾き・歪みなどは、毎回毎回工作の課題として残ります。
模型店のショーケースなどで、きれいに組み上がった人様のご作品があると、一体どうやって作られたのかと見とれてしまいます。
自分の知らなかった表現方法などを見つけると勉強になります。