割と最近買ってみたタミヤの精密ピンセットです。 |
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それが、金属工作に数回使ったところでなぜか帯磁してしまいました。ネジを1本だけ取るにも余計なものまで吸い付いてきて、使いにくくて仕方ありません。 なぜ急に着磁したのか不明です。磁石と一緒に保管しているわけではありません。知らずにハンダ付けで高温に晒したのかもしれませんが、それだとむしろ脱磁の働きになるような気がします。 |
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消磁したいのですが、火にあぶったりすると先がなまってしまうような気がします。 それでテープレコーダー用の消磁器を引っ張り出して使ってみました。もう使い方も忘れています。近づけてゆっくり離すのだったかな…。 |
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結果、2本の先端の片方はうまく脱磁できました。しかしもう片方が何度やっても完全には消えません。どうしてもネジ1本が付くぐらいの磁力は残ってしまいました。 |
しかし何で帯磁しちゃったんでしょう。方位磁石なども保管中に突然極性が逆になったことがあります。
ブラウン管式のカラーテレビを金属製のラックに入れると、地磁気の影響が変わって色が変になることがありましたが、常に周りから何らかの磁気の影響を受けているのでしょうね…。
ちなみに私は何十年も前に買った解剖用ピンセットをずっと工作用に使ってきましたが、こちらは一度も帯磁したことはありません。まずは材質が違うのだと思います。
ともかく、ピンセットを直した?ので、先日発売されたC53キット(前期型20立方米テンダー仕様)を組み立て始めました。
前回のキットから半年ですが、細かいところが改善されて少し組み立てやすくなっています。大きな違いとしては、テンダー台車枠がエッチング板の折りたたみ式からロストワックス部品に変わったことがあります。ワールド工芸のテンダー台車枠はほとんどの場合ホワイトメタルだったので、真鍮ロストは珍しいです。
テンダーは前回のキットとは形が違うため、組み立て方もかなり違います。これは近々まとめておこうと思います。