Nゲージ蒸気機関車2012年のメモ>2012.6.3

大井川鐵道SL「かわね路」号

かわね路号

KATOのC11を、オハ35系客車と一緒に4両パッケージにした新製品です。
D51「SL列車セット」、C57「SLばんえつ物語」の姉妹品です。


機関車のC11は現行の単品と違いはありません。
227号機ということになっていますが、付属のナンバープレートも単品と同じく155・227・259・312の4種です。
もともと単品に227号機のナンバーは含まれていました。

編成の様子

C11、オハ35×2、オハフ33の4両です。

旧規格の製品なので機関車は大きいです。ただこれから入門用に機関車や客車が欲しいという方は、1箱にまとまっていますし、アーノルドカプラーでカチャカチャつないでぱっと遊べるので手軽なセットです。

編成を横から見たところ

なおセットの価格は¥10,000+税です。単品で揃えても同じ金額になります。ただし客車には少々の味付けがあるので、単品とまったく同じではありません。

客車

セットされている客車です。

オハ35 22

オハ35 22 
(拡大写真)

「急行」の種別や「かわね路」のサボが印刷済みです。

オハ35 459

オハ35 459 
(拡大写真)

乗降口ドアの形が他と異なります。

オハフ33 215

オハフ33 215 
(拡大写真)

後部にトレインマークがあります。

オハ35 459 オハフ33 215
オハ35 459のドア付近。 オハフ33の後部。妻板が変更されています。

トレインマーク

トレインマーク

茶摘みの女性です。
改めて見ると、ちょっと気になる図案。

三面図

模型だけ見ていると、右ひじの格好がやや謎です。
三面図にしてみました(てきとう)。

オチもありません…。
実物のマークはもっと詳細なので(それは実物ですから)、そちらを見たほうがよいのでした。

D51と

C11とほぼ同世代のD51が代替わりしているので、それぞれと並べてみたところです。
※KATOのC11は1971年生まれ、旧D51は1973年生まれです。

旧D51+C11

旧D51とC11。

新D51+C11

新D51とC11。
D51の縮みっぷりがすごいです。

しかし、旧車両を使って低価格の手軽なセットにまとめるというこの商品の目的がわかっていれば、細かいことを考えずにどちらとも付き合えます。

旧D51+C11
旧D51と。時代が近いので、ディテールの感じが大体揃っています。
新D51+C11
こちらは新D51と。大きいC11のほうを手前に置けば、縮尺の違いもそれほど違和感がないかも。

パッケージ

このシリーズのパッケージに記載されている機関車の名称について。

C11
かわね路号。機関車は「C11」です。
D51
SL列車セット。「D51」です。
C57
C57ばんえつ物語だけ、なぜか「蒸気機関車」で名無しの権兵衛。

特にくだらなくてすみません…。

今回のC11セットが、新シリーズのC11が発売される前触れかもと想像するのは楽しいですが、実際まったくわかりません。
そんなこといいな
あったらいいな


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