2015年に再生産されたKATOのD51 498が、品番・価格を変更のうえ再び発売されました。
先輪・従輪がスポーク車輪(※スポークが裏まで抜けたもの)になり、税抜価格は1,000円上がって12,000円となりました。
品番2016-7
D51 498(2017年)(拡大写真)
今回の生産品より品番が変わりました。
品番2016-1
D51 498(2015年再生産)
前回はスポークの抜けていない旧仕様のまま再生産されていました。
D51シリーズは、2014年のD51 1次形(東北仕様)からスポーク先輪・従輪になっていましたが、D51 498はその後の再生産でも古い車輪のままでした。ただし内部的には最新の動力ユニットに刷新されていました。
今回は品番は変わりましたが、前回と大きな違いはないようで、再生産の一種のようです。
外見上はスポーク車輪への変更のほか、ボイラー脇に沿っているハンドレールが樹脂製に変更されています。
今回の製品です。ハンドレールが取り付けステーと一体の樹脂製です。
D51シリーズでは、昨年の長野式集煙装置付から樹脂製になりました。
前回の再生産品(2015年)
ハンドレールは金属製でした。
写真が異常拡大のため、両者の違いはすぐわかりますが、肉眼で見ると大して違いはわからないと思います。
D51 498はピカピカ塗装のために、もともとハンドレールが紛れてあまり目立たないというのもあります。
ハンドレールの材質は変わりましたが、説明書を見ると、ボディのAssyパーツの品番・価格は今までと同じのようです(先台車・従台車はスポーク車輪化されて100円高くなっています)。
動力ユニットは、昨年の長野式集煙装置付と同じものになっているようです。
左が前回の再生産、右が今回のものです。前方のフライホイールに溝が入っている以外は同じに見えます。
走りの具合も同様で、相変わらず大変良好です。
別売の「28-194 スポーク先輪 8個入」「28-193 スポーク車輪 16個入」を使うと、前回までのD51 498を、今回のようなスポーク車輪に交換することができます。先輪だけで十分効果があると思います。
ただ、1個だけ必要なときは値が張るので、新しいAssyパーツ「2016-7D3 D51 498先台車」を買って交換するほうが安いです。こういうパーツはすぐ入手難になってしまいますが…。