2007年に衝撃のデビューを果たしてから早くも13年以上たち、C62東海道形がリニューアルされました。
主な変更は動力部ですが、現在の部品表現に合わせて各部が刷新されています。
おもな外見面を拾ってみました。勘違いしているところがありましたらすみません。
新製品(2017-7) ライト形状/薄型デフ/デフ前手すり/ナンバープレート上下位置、文字サイズ/煙室扉ハンドル中心形状、角度/デッキ網目表現/エアホース/給水温め器排水管 |
旧製品(2019-2) |
新製品(2017-7) 煙突ライトスイッチ廃止/ピストン尻棒/シリンダー側面金色/ハンドレール樹脂化/空気作用管配管留め黒塗装/ランボード網目表現 |
旧製品(2019-2) |
新製品(2017-7) ドーム前ステップ前後拡幅、網目表現/空気作用管が中央分断(ステップ乗り上げ回避) | 旧製品(2019-2) |
新製品(2017-7) ランボード屈曲部側面に板/コンプレッサー金帯/従台車上に隙間 |
旧製品(2019-2) |
新製品(2017-7) キャブ下配管調整(2010年再生産にて修正済み。初回製品では寸法が短く取り付け歪みあり)/給水ポンプ金帯/安全弁は微妙に根元の形が違って見えますが、部品品番は同じです。 |
旧製品(2019-2) |
新製品(2017-7) 炭庫仕切り板に横線なし/アーノルドカプラー標準装備(2010年再生産より。初回製品はナックルカプラー標準装備) |
旧製品(2019-2) |
以上、外見のみです。動力部の変更に伴い、ほぼ同じ外見であってもパーツ構成等異なる箇所は多数あります。
新旧は塗装の感じが異なり、旧製品のわずかな赤みはなくなっていると思います。並べて違和感がない程度で、ここの写真では区別がついていません。
付属品の種類は新旧同じで、ナンバープレート(番号は異なる)と「つばめ」「はと」のヘッドマーク、後部交換用カプラーです。 旧製品のヘッドマークは中央が軽く膨らんだタイプでしたが、新製品は平面タイプです。 |
すっきりした姿で格好いいですね。新製品では一部オミットされてしまった機構もありますが、全体には10年以上経った現在の製品群にうまく適合していて、印象よく感じました。
今から旧製品をわざわざ探して買う理由はコレクション目的以外にはないと思いますが、旧製品の外観表現も現在において特別見劣りしているようにも思いません。旧製品が発売されたときの市場の熱狂や、毎日仕事が終わってから走らせるのが楽しみだったことを思い出します。
ナンバープレートの高さが微妙に違うことが影響し、新旧でお顔の感じがちょーっと違います。どちらがお好みですか。
お好きな数字がなければナンバープレートの選定に迷うかもしれませんが、私はランナーの端にあって取りやすかった16号機にしています。
旧製品のうち1両はすでに自分でコアレスモーター化していましたが、残る2両はそのままの動力で今もスムーズに走っています。勾配運用はなしです。ただ、つい先月あたりから、1両のGM-3モーターがやや大きな音を発するようになってきまして(一番静かな個体だったんですが)、ドキドキしながら経過を見ています。