昨日(2021年7月14日)ご紹介したC59加工のヌルいC60について(→簡単なC60)、以前作ったやえもんデザインのC60の従台車を付けたら一応付きましたので、そのときの加工を追記します。
これは2012年にやえもんデザインのC60を組み立てた際の写真です。使ったのはキット付属の従台車で、同社販売の「Y-090 2軸従台車(溶接製)」と同じものかと思います。
組み立て前の写真が残っていませんが、本来は左右の台車枠と中央の軸受け部に分かれたパーツで、それらを組み立てて、工夫のうえ自分の模型に取り付けるものです。
D61の例ですが、もともとの使い方はこちらにあります。→D51北海道タイプの組み立て その3
私はやえもんデザインのC60を組み立てた際、種車にKATOのC62を使ったため、C62の従台車と同じ取り付け構造になっているのが一番簡単でした。そこでC62の従台車に、やえもんデザインの台車枠を貼り付けて合成する方法をとりました。従台車本体はC62のままでガワだけ着せ替えた感じです。完成すればC62の従台車と同様、はめ込むだけで取り付けられます。
これは現在手元にある現物の写真です。塗装後なのでちょっとわかりにくいですが、KATOの従台車の外側を平らに削り、同じく内側を削って薄くしたやえもんデザインの台車枠を貼り合わせています。
それぞれ十分に薄くするのは結構大変ですし破損の恐れもありますから、まあなるべく薄くという程度でやめています。
左が未加工のC62の従台車、右がやえもんデザインのパーツで加工したものです。
KATOのC59を加工したC60にそのまま付き、走行もOKでした。
ただC59の動力にC62由来の従台車では、微妙に従台車前方が下がる傾向があるかもしれません。そのままでも使えますけども、気になりだしたら他の加工も必要になるかと思います。