外見はあまりひどくなかったのですが、走行には結構ダメなタイプの変形でした。左右の台枠が不等長に変形していて、ロッドで連結された3軸が動けなくなっているようです。
あちこちの平行は失われています。
軸受けは上下方向にも左右バラバラに傾いていました。
重要かつ精度が必要な軸受けがおもにやられていたため、私のような適当な加工で高精度の走りを得るのはまず無理です。不動を解消するところまで精いっぱいやりました。
動くようになりました。ただ、もしこれが中古品販売だったとしたら「走行は良好」とは書きにくいです。せいぜい「走行可」でしょうか。
27年前の低価格模型で、もともとそんなに長期使用されることは想定されていなかったかもしれません。早期にダイキャスト崩壊する個体があったのは想定外だったでしょうが。