トミーからも発売されていたため国内でも有名なアレです。ありふれた品でしたのでまだお持ちの方も多いと思います。ついでに給炭所も出してみました。
トミーナインスケール製品中心の小レイアウトを作ろうとして保管してあったものですが、諸事情で今は棚上げになっています。
ストラクチャーの仕様の変遷には詳しくないので(そのとき持っていたものしか知らない)、不正確なところがあったら申し訳ありません。
トミーナインスケール時代の名称は、当初そのまま「ウォータータンク」「コーリングステーション」で各400円ぐらいでした。その後価格が少し上がりつつ「給水タンク」「給炭所」に変更され、トミックス時代には給炭所は「採石場」に変わっています。
製造元のバックマンでも長期間発売されていたので、パッケージや価格も色々で一部塗装が違ったりもしているようです。写真の品も時期が別々です。
コーリングステーションは2021年版のバックマンのカタログにもまだ載っています。これらは珍しい製品ではないので米国の中古品には今でも普通に出てきます。
トミーナインスケール時代の給水タンクです。私が最初に買ったのは青箱のトミックス製だったと思いますが、自分のレイアウトにうまく馴染んでくれずどこかに行ってしまいました。タンク体の色を塗り替えるだけで十分使えたような気もするのですが。
カラフルで楽しい外観ですけども。
トミーナインスケール時代の箱の1タイプです。バックマン製品のパッケージに日本語のラベルシールが貼られています。「香港製」を主張しています。
ついでにバックマンのコーリングステーション(給炭所・採石場)です。ちょーっと、どこに使おうかなという感じですけども。
日本国内にもこのタイプの建物があるのを写真で見たような気がしますが、いつの時代のものでしたか…。
スポートとタンクは糸でつながれています。ただの木綿糸が絡んでいるような感じです。取り回しはともかく、細いので何となくリアルな感じに見えたりもしました。
トミックス後の製品では糸がなかったり、塗装が微妙に変わっていたりしました。
組み立ては接着中心で、ズレや接着剤のはみ出しはけっこうあります。折れているのか曲がって付いているのかよくわからない部品もあります。接着部位は相当あるので手間がかかったでしょうね。
給炭所ことコーリングステーションです。こちらも接着中心ですが今の製品はどうなのでしょう。
こちらも接着剤がベッタリ(笑)。人間が作っていた証ですワ…。
給水タンクはごろんと大きく見えますけども、ベースの付いたKATOの給水塔より少し高い程度です。色が色なので目立ちますがサイズ的には極端に大きくもないようです。
以上、ざっと眺めて再びしまい込みました。
この給水タンクも、木材と厚紙などで作ってみるのも面白いかもしれませんね。製品の組み立てがあんな感じなので、上手な人が作れば製品よりもきちっとできそうな気がします。