以前も同じことをやったのですけど、ライト消灯スイッチを付けるのではなく、後ろをふさいで光を通さなくしたライトパーツに差し替える方法です。
(恒久的な消灯ならライト基板を外すのが手っ取り早いと思います)
作ったパーツがどこかに行ってしまったのでまたやりました。※以前の試作1→D51 1次形を消灯可能にしようとしたが
以前の(試作1)は後部を熱着して塞いだために、差し込み足が少し短くなって緩くなったので、今回は熱着せずに作りました。
C57 1次形の再生産とともに、交換用ライトパーツ(D51標準ヘッドライトLP403)も発売されたため、元の点灯式ライトは温存したまま気楽に作れます。
後部から出っ張っているライトレンズの端を押して、ライトレンズを外装から抜き取りました。
1. 光が入りにくいよう少し残して切りました。
2. 光が入らないよう黒で塗りました。
3. 内側を何となく銀で塗りました。※効果はなかった(笑)
4. レンズを差し込んでから接着剤で埋め黒で塗りました。
黒い瞬間接着剤を持っていれば塞ぐのが楽だったと思いますが、これだけのために買うには高価なので、手持ちのゴム系でふさいで黒塗りしました。
一応遮光はちゃんとされて消灯の目的は果たしました。ただ後ろから外光もまったく入らないためか、通常ライトの非点灯のときよりも心持ちレンズが暗い外見になりました。
もう少し簡略化しました。
1. 導光部は少しだけ切りました(短く切りすぎて組み立てにくかったため)。
2. レンズ外側を銀で塗りました。※効果は微妙(笑)
3. レンズを差し込んでから接着剤で埋め黒で塗りました。
先ほどの試作2よりも遮光性が弱そうでしたが、実用上支障なかったです。ちゃんと消灯されました。
いずれも銀塗りは遮光には関係ないです。
(旧C57のナンバープレートを付けているので左右にアキがあります)
未加工品の非通電状態 |
非点灯ライト試作2 ※外装内側銀塗り |
非点灯ライト試作3 ※レンズ外側銀塗り |
非点灯とはいえ単に真っ黒になったら不自然かと思い、ちょっと銀塗りもしてみましたが、試作2・3のどちらがよいということもないようです。若干試作3のほうが明るい銀色に見えますが、光の当たり方で見え方が変わり、試作2のほうが明るい感じに見えることもあります。
消灯時の外観を追求するなら(私はあまり気にしないです)、市販の金属製ダミーライトなどを使って、銀塗りや何らかの反射措置で表現したほうが自然でしょうか。
点灯したいときは元のパーツに差し替えますが、普通は一度決めたらあまり点灯・非点灯の切り替えはしないかもしれません。私の近所の蒸機はふつう日中非点灯だったので、消灯スイッチがあれば消しっぱなしのことも多いです。模型の遊び方としてはまったくのお好みでしょうね。