Nゲージ蒸気機関車2023年のメモ>2023.1.14

廃液漏れる(失敗)

割とショックを受けたので恥をしのんで書き残します。


お話

  1. 私は塗装用具の洗浄などで出た溶剤の廃液を、ラッカーうすめ液の空き缶に溜めておく癖がありました。
    ほとんど処分しましたが(→廃シンナーを捨てる)、400mlのスチール缶が1本残っていました。
  2. じきに満杯になったため、その後は放置していました。
    缶は他の溶剤のポリ瓶とともに、深いポリ製の箱に入れてありました。
  3. 昨年末、箱の底や複数の瓶の底に、薄茶色の汚れが付いているのに気づきました。
    調べたら、満杯になっていたはずの廃シンナーの缶が空になっているのを発見。

缶を調べる

軽く10年は廃シンナー入れにしていた缶なので、買ったのは恐らく15年以上前だと思います(不正確ですが新しくはありません)。

口のあたり

キャップも中栓もきちんと閉まっていました。

中を見ると、内面が上まで赤茶色のザラザラになっています。錆なのか廃液の塗料成分なのか、それらが混じったものか。

ポツポツとした瘢痕

缶の周辺の塗装面には、いたるところに「あせも」のようなプツプツとしたふくらみができています。

その中で、ところどころに黒いシミのようなものがあるのですが、

穴が開いている

よく見ると完全に穴が開いていました。

缶の中を覗き込むと、確かに外から光が差し込んでいる穴がいくつも見えます。

別の箇所の穴

このへんもそうです。

穴の周りに、中身がこぼれだしたような跡が残っているものもあります。

底面の穴

底にも細かい穴と錆のような跡がいくつかあります。

長期放置の間、何らかの理由で缶に細かい穴が開いて、中身がなくなっていたようです。いつから始まっていたのか、まるで気づきませんでした。

原因については素人の想像にすぎませんけども、思い当たることとして:
ひとつは缶を置いていた場所が寒い部屋の隅で、結露しやすい場所だったこと。湿気があれば錆ができやすい環境だったかなと。

もうひとつ主な原因かと思っていることは、廃液に元々水がたくさん混じっていた可能性があること。
私はだいぶ前に塗料を水性に切り替えていまして、おもな溶剤も途中で水や水性に変わっていたからです。
それを意識せずスチール缶に戻していた(らしい)ので錆びたと。→詳しいことは不明ですが結果からはそう思えます。

今になれば、何でスチール缶に水を溜めたの?と思えますが、ラッカー系塗料を使っていた頃から習慣を引き継いでしまいました。漫然と放置してしまったと反省する次第です。状況によっては大変なことになっていた可能性も。


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