概ね2005年よりあとの説明書が、数冊のクリアファイルにぱんぱんに入っており、場所も取っているのでPDF化してから処分することにしました。
おもにワールド工芸、やえもんデザイン、トーマモデルワークスなどの金属キットの説明書です。特にワールド工芸は大変多いです。
ワールド工芸の説明書は紙のサイズが大きめで、私のドキュメントスキャナーに入れるには大体半分に切る必要があります。
初めは図をまっぷたつにするのがもったいなくて躊躇したのですが、いくつかやっているうちに吹っ切れました。
これより前のキットの説明書も大量にあったのですが、当時はドキュメントスキャナーもなく、泣く泣く処分してしまったのが残念です。
気持ちが吹っ切れたら次々スキャンしていきましたが、カットしたり揃えたりでまる12時間ぐらいかかりました。
PDFは全部で160ファイルになりました。ここ18年ほどに限っても、それぐらいのキットを組み立てたことになります。いくら組み立てても大して上達しなかったということは、素質がなかったのか努力がまだまだ足りなかったのか。
しかし、これらはほとんどNゲージの蒸気機関車に限られていますが、メーカーが製造してきたキットの種類はこんなものではないんですよね。電気機関車や客車・貨車、ストラクチャーもありますし、他のスケールの模型もたくさんあります。
メーカーというのは物凄いことを成し遂げているのですね。
まだKATOの旧系列製品やマイクロエース製品が市販のNゲージ蒸気機関車の中心だった頃は、キットにも制式蒸機の新形式やバリエーションが次々に出て楽しかったです。…同じ形式のバリエーションが延々と続くと、ちょっと飽きる(笑)。
今なら、何かを出しても今後の大手メーカーの量産品とバッティングする可能性もあり、なかなか出しにくくなっているかもしれません。また何を出しても、金属キットを組み立てる人は大体決まってしまい、あまり広がっていかないのではないかとも。これらの感想に、まったく根拠はありません。
あの時期に居合わせた方は、有名な蒸機の組み立てをバリエーション豊富に体験できたわけですから、恵まれた時代だったかと思います。
でも、これからもきっと何か、楽しい組み立て体験のできるキットが生まれてきますよね。
※この説明書画像はすべてワールド工芸の著作物です。