千葉県市川市真間の手児奈橋の万葉歌碑
千葉県市川市真間の手児奈橋の万葉歌碑を見てきました(2010/7)。手児奈橋の南側の橋の脇には、親水テラスがあり、そのテラス壁面に、下の写真のように、真間川の灯籠流し、ほおずき、萩をデザインしたレリーフと、手児奈ゆかりの万葉集2首の歌碑が設置されています。
下の写真は、その歌碑の一つです。
葛飾(かつしか)の 真間(まま)の入江(いりえ)に うち靡(なび)く 玉藻(たまも)刈りけむ 手児名(てこな)し思ほゆ (巻3-433) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
(大意) 葛飾の真間の入江になびいている美しい藻を刈ったという手児名のことが思われる。
下の写真は、もう一つの歌碑です。
勝鹿(かつしか)の 真間(まま)の井(ゐ)を見れば 立(た)ち平(なら)し 水汲(く)ましけむ 手児奈(てこな)し思ほゆ (巻9-1808) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
(大意) 葛飾の真間の井戸を見ると、頻繁に通って水を汲んだ手児奈のことが思われる。
所在地
千葉県市川市真間2丁目 真間川に掛かる手児奈橋南側の東脇(→地図のマークのところです)
行き方
JR総武線市川駅から、駅前通り(真間本通り)を北へ1km程のところにあります。