群馬県高崎市山名町山名貯水池の万葉歌碑
高崎自然歩道の一部、石碑之道（いしぶみのみち）の付近に山名貯水池があります。その畔に山名貯水池完成記念碑があり、その碑陰に巻3-378の歌が彫られているそうです。下の写真がその記念碑ですが、注意散漫だったようで、碑陰を見つけることができませんでした。表側の写真しかありません。
いにしへの 古き堤(つつみ)は 年深(としふか)み 池の渚(なぎさ)に 水草(みぐさ)生(お)ひにけり（巻3-378） ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
（作者） 山部赤人。
（大意） 主の亡くなった邸では、昔の古い堤は年を経たので、池の渚は水草が生えているなあ。
所在地
群馬県高崎市山名町。地図のマークのところです。
行き方
上信電鉄山名駅又は西山名駅からいずれも１ｋｍあまりです。徒歩であれば、山名駅から石碑之道（いしぶみのみち）を進むのがよいでしょう。車の場合は、西山名駅側から行くほうが楽です。