「万葉歌碑巡り」のトップページへ戻る

香川県沙弥島東山魁夷せとうち美術館前の万葉歌碑

香川県沙弥島の東山魁夷せとうち美術館の前広場にある万葉歌碑を見て来ました(2013/2)。下の写真です。

香川県沙弥島東山魁夷せとうち美術館前

 

香具山(かぐやま)は 畝火(うねび)ををしと 耳梨(みみなし)と 相(あひ)あらそひき 神代(かみよ)より かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)を あらそふらしき(巻1-13) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 中大兄皇子(なかのおおえのおうじ 天智天皇)。

(大意) 香具山は、畝火山を愛して、耳梨山と争った。神代から斯くの如くだったらしい。古もそうだったからこそ、現実も恋人を争うようだ。

 

揮毫は、東山魁夷です。本碑の末尾に「東山魁夷書」とありますし、横にある説明板でも確認できます。

香川県沙弥島東山魁夷せとうち美術館前

 

所在地

香川県坂出市沙弥島にある東山魁夷せとうち美術館前の広場にあります。下の地図のマークのところです。