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高知県奈半利町の万葉歌碑

高知県奈半利(なはり)町にある万葉歌碑を見て来ました(2013/2)。下の写真です。

高知県奈半利町

繩(なは)の浦に 塩焼くけぶり 夕されば 行き過ぎかねて 山にたなびく(巻3-354) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 日置少老(へきのをおゆ)。

(大意) 繩の浦に塩を焼く煙は、夕方になるとなかなか消えて行かずに山に棚引いている。

 

歌にある「縄の浦」については、兵庫県の那波の海岸とする説が有力なようですが、その他、ここ奈半利とする説もあり、それに因んで昭和58年にこの歌碑が建立されました。 

所在地

高知県奈半利町乙横町にあります。住所ははっきりしませんが、下の地図のマークのところです。