徳島市中鮎喰橋の万葉歌碑
徳島市の中心から西に4km程のところにある中鮎喰橋(なかあくいばし)のたもとの万葉歌碑を見て来ました(2013/2)。下の写真です。
歌
眉(まよ)のごと 雲居(くもゐ)に見ゆる 阿波(あは)の山 懸(か)けて漕(こ)ぐ舟 泊(とまり)知らずも(巻6-998) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
(作者) 船王(ふなのおほきみ)。
(大意) 遠い空に眉のように見える阿波の山を目指して漕いでいる船は何処に泊まるのだろうか。
この橋の親柱の位置の四箇所に上の写真と同じ形をした石碑があります。それぞれに、花鳥風月が描かれており、その一つに万葉歌が刻まれているわけです。なお、この橋は、吉野川の支流の鮎喰川に掛かっています。
所在地
JR徳島線鮎喰駅の北500mほどのところに中鮎喰橋があり、その西側上流(南側)のたもとにあります。下の地図のマークのところです。