huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye




                                                          
      
  於紫藤寺惜餘春          

  深苑深深碧綠庭,
  紫藤深處五雲生。
  欲將流景且留取,
  攝影莫談多感情。
 



深苑 深深たり  碧綠の庭,
紫藤 深き處  五雲  生ず。
流景を もって  しばし 留め取らんと ほっし,
えい
(=しゃしん)ること  談ずる莫れ 多感の情と。

   ********************************
  葛井寺観音は藤の花の名所でもある。見事に咲き誇った藤も、盛りはそう長くはない。この景を留め置こうと思い、カメラをもって写しに行った。写真を撮ったからと言って、どうなるというものでもないが、わたしにとってのせめてもの春を停める努力である。夕暮れの一歩手前だった。
・流景: 遷り過ぎて行く光景。変化していく景色。
・留取: 南宋・文天祥の『過零丁洋』に「辛苦遭逢起一經,干戈寥落四周星。山河破碎風飄絮,身世浮沈雨打萍。惶恐灘頭説惶恐,零丁洋裏歎零丁。人生自古誰無死,留取丹心照汗靑。」とある。
・攝影: 写真を撮る。≒拍照〔pai2zhao4〕。なお、「撮影」は、中国では「縮影」の意。
「(写真を)とる」意のことばを表す文字は、日中間で異なる。
     ・ 「攝(摂)」〔せつ(せふ);she4●〕収める。執る。佐(たす)ける。また、「拍」〔pai2〕、「照」〔zhao4〕。(中国語ではこちらが使われる)
     ・ 「撮」〔さつ、さい;cuo1/4、zui4●〕つまむ。(日本語ではこちらが使われる)
平成十九年四月二十八日

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