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  夏至一日後登二上山          

 竹叢被徑拷m巓,
 櫻樹拂頭紫遮前。
 誰説一陰生後日,
 山光未覺四時遷。

道は緑で包まれて、暗い。 ここで、滑って、カメラをぶつけてしまった。無事。
二上山の名物。笹百合。 雌岳頂上より見た大和国原。中央の小山が畝傍山。
岩屋峠の紫陽花。


     夏至の一日後 二上山に登る

竹叢 徑を 被ひて  香@巓に 盈ち,
櫻樹 頭を 拂ひて  紫 前を 遮る。
誰か説
(い)ふ 一陰 生じたる後の日,
山光 未だ覺めず  四時
(しいじ) 遷(うつ)る。

   ********************************
 夏至の翌日、鹿谷寺(ろくたんじ)側から二上山に登った。前は雄岳に登ってお金がかかったので、今日は雌岳に登ることにした。笹の葉が道を被って、緑の枝がトンネルとなっているところをくぐって登った。紫陽花は、岩屋峠の道で見事に咲き乱れ、道をふさいでいた。
  夏至は古来「一陰生ず」と云われているが、実際はまだまだだ。ただ、登った後の感想としては、脚力には一陰生じてきたのかもしれない。滑ってカメラをぶつけてしまった。
 

平成十九年六月二十三日

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