佳節遊曾爾高原
蒼天突兀屏岩障, 曾爾高原起白浪。 夕照芒爲金若氈, 秋風十里人西望。 |
蒼天 突兀(とっこつ)たる 屏岩の障, 曾爾高原に 白浪 起こる。 夕照 芒は 爲る 金 氈(し)くが若(ごと)く, 秋風 十里 人 西望す。 ***************************** |
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曽爾高原に近づくにつれて、屏風岩(びょうぶいわ)や兜岳 (かぶとだけ)、鎧岳(よろいだけ)の過激な山容が見えてくる。曽爾高原には、白っぽい綿毛が幾層にも幾層にもなって覆っている。 夕方になって、日が段々と赤みを帯びてくるとますます人が増えてきた。カメラの三脚を皆、西に向けている。銀色の波が黄金色の波に変わってきた。 ----------------------- |
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・屏岩: | 屏風岩 (びょうぶいわ)。 |
・佳節: | 祝日。文化の日。明治節。 |
平成十九年十一月三日 |
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