我が屋は 何に似たるか 障を設くること嚴しく,
幾重の防柵か 層檐に築く。
草莓の歳月 水 流れ去れども,
大愚 未だ央きずして 猶も 赫炎なるべし。
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我が家は、愛犬が勝手に部屋に入っていかないように、部屋の入り口に段ボール箱をたたんで作ったバリケードを設けている。(希望しないところへおしっこをされたため)。『いちご白書』時代の家庭版。
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・草莓白皮書: |
『いちご白書』。七十年代のアメリカの学生運動を描いた映画の題名。 |
・設嚴: |
『三國志・魏書・倭人傳』に伝えられる卑弥呼の居処をイメージした。「居處宮室樓觀,城柵嚴設,常有人持兵守衞。」と。『後漢書』には「有一女子各曰卑彌呼,年長不嫁,事鬼神道,能以妖惑衆,於是共立爲王。侍婢千人,少有見者,唯有男子一人給飮食,傳辭語。居處宮室、樓觀城柵,皆持兵守衞。」とある。 |
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