大逃走之歌
玉碗佳肴勝五侯,
華清池温過春秋。
何期今夜跳如電,
踏月尋芳追自由
?
玉碗の佳肴 五侯に
勝
まさ
り,
華清
くゎせい
池 温かにして 春秋を過す。
何ぞ期せん 今夜
跳
のが
るること
電
いなづま
の如きを,
月を
踏
ふ
み 芳を
尋
たづ
ねんとして 自由を
追
もと
めしか。
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今宵、愛犬が大脱走した。美味しいご飯もたくさんやり、シャンプーもしっかりやって、暖かい部屋で愛情に包まれて過ごせているのに、逃げられた。
幸いに、捉まえられたが…、自由がほしかったのか…。涙で語る母の面影。
逃げ出した時の犬の駆け足は、実に速かった。散歩の時の駆け足とは、速さが全然違う。いつもは、わたしの速さに合わせていた、というのがよく分かった。
この詩題『大逃走之歌』は『大脱走マーチ』(The Great Escape March)の意。
なお、この詩の返答(犬に成り代わっての詩)はこちら
。
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平成二十年三月十七日
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