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これは井古先生の詩で、読み下しも井古先生になります。
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城南宮曲水宴 其二 琴音嚠喨配佳賓、 曲水流觴取次巡。 案句牢騒投雅筆、 罰杯倉卒醉芳醇。 朱顏一刻披ゥ詠、 史千年謝俗塵。 承繼蘭亭剩風趣、 平成春宛永和春。 |
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琴音(きんいん)嚠喨(りうりゃう)佳賓を配し 曲水流觴取次に巡る 案句牢騒(らうさう)雅筆を投じ 罰杯倉卒(さうそつ)芳醇に酔ふ 朱顔一刻諸詠を披き 青史千年俗塵を謝す 蘭亭を承継して風趣を剰(あま)し 平成の春は宛ら永和の春 ********* ・琴音嚠喨=琴の音がさえわたるさま ・佳賓=歌人 ・牢騒=ここでは歌が思うように出来ないさま ・罰杯=本来は歌が出来ない人に飲ます酒 ・披=披くと読んだが、披講(ひこう)のこと。ネット上を検索しましたら、城南宮の宮司さんが披講されるとのことです。 ・蘭亭=蘭亭の会。晋(しん)の穆帝(ぼくてい)の永和9年(353)3月3日 謝安ら名士41人が蘭亭に会して禊(みそぎ)し、曲水に觴(さかずき)を 流して詩を賦したこと。このときの詩集に王羲之が序を作ったのが「蘭亭集序」として有名。(広辞苑より) 今年の旧暦の重三は4月19日に当たる。城南宮では毎年4月29日の祝日にこの行事を行うとのことです。わたしは混雑するところには行けない ため、後日に行ったことがあります。 |
2007.4.22 |
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