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これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄になります。
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櫻井驛蹟 其二 徒繙史廿餘年、 思到攝州櫻井邊。 遊鳥嚶鳴羣站蹟、 散人憑弔佇碑前。 訓ヘ嫡嗣歸ク里、 詔使忠臣向湊川。 腸斷楠公親子決、 明皇惻詠御魂傳。 |
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徒(いたづら)に青史を繙(ひもと)いて廿余年 思ひは到る摂州桜井の辺(ほとり) 遊鳥嚶鳴(おうめい)して站跡(たんせき)に群がり 散人憑弔(ひょうてう)して碑前に佇(たたず)む 訓(おし)へは嫡嗣を教て郷里に帰らしめ 詔(みことのり)は忠臣を使て湊川に向かはせしむ 腸断す楠公親子(しんし)の決(わか)れ 明皇の惻詠御魂伝ふ ********* 後年駅跡を尋ねて作ったのがこの其二の律詩です。 |
2007.4.21 |
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