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これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄になります。
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驟雨 山頭倏忽油雲湧、 午下溟濛雷鼓轟。 白雨翻盆包草舎、 金蛇閃爍覆江城。 鬧騷頃刻斜陽淡、 靜寂無邊涼氣C。 克三杯望醉眼、 紅霓一架釀餘情。 |
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山頭倏忽(しゅっこつ)油雲湧き、 午下溟濛 雷鼓轟く。 白雨翻盆(ほんぼん)草舎を包み、 金蛇閃爍(せんしゃく)江城を覆ふ。 鬧騒(たうさう)頃刻 斜陽淡く、 静寂無辺 涼気清し。 緑酒三杯 酔眼に望めば、 紅霓一架 余情を醸(かも)す。 ********* |
・倏忽=たちまち。
・油雲=湧き出す雨雲。入道雲。 ・金蛇=いなずま。 ・閃爍=いなずまの光るさま。 ・江城=川沿いの町。 ・鬧騒=鬧も騒もさわがしい。 ・紅霓=にじ。 |
2007.7.29 |
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