春花剪不斷理還亂
堂前柳綠花昭爛,
相國迎風心欲斷。
看朶越牆紛落英,
請君勿謂理還亂。
春花
剪
(
き
)
れども斷てず
理
(
ととの
)
へども
還
(
ま
)
た亂る
堂前
(
だうぜん
)
柳は綠に 花は
昭爛
(
せうらん
)
と,
相國
(
しゃうこく
)
風を迎へて 心
斷
(
た
)
たんと
欲
(
ほっ
)
す。
看よ
朶
(
えだ
)
牆
(
しゃう
)
を越して 紛として英を落とす,
君に
請
(
こ
)
ふ
謂
(
い
)
ふ
勿
(
なか
)
れ: 「
理
(
ととの
)
へども
還
(
ま
)
た亂る」と。
*****************
南唐後主・李煜の『烏夜啼』に「無言獨上西樓,月如鈎。寂寞梧桐深院鎖淸秋。
剪不斷,理還亂
,是離愁。別是一般滋味
在
心頭。」
とある。
平成三十年三月二十七日
次の作品へ
前の作品へ
自作詩詞メニューへ
詩詞概説
唐詩格律
宋詞格律
毛主席詩詞
天安門革命詩抄
参考文献(詩詞格律)
参考文献(唐詩)
参考文献(宋詞)
参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻)
わたしの主張