峰塚冬至
城南叢菊殘黄金,
牽犬逍遙寒漸侵。
忽起橡聲葉舞去,
風神吹得見疎林。
城南の叢菊 黄金
殘
すた
れ,
犬を
牽
ひ
きて
逍遙
せうえう
すれば
寒
かん
漸
やうや
く侵す。
忽
たちま
ち
橡聲
しゃうせい
起こりて 葉 舞ひ去り,
風神
ふうじん
吹き得て
疎林
そ りん
を
見
あらは
す。
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峰塚公園
へ行った。冬枯れの色に染まっていた。
風が吹いて来て、橡(くぬぎ)の林がサーとを音をたてた。すると、木の葉がまるで雪のように空を回って飛んでいった。落ち葉が風に舞う、というイメージは理解していたが、多くの落ち葉が実際に一斉に大空を舞うのは、初めて見た。壮大な感じだった。
後には、空に枯れ枝が浮き出ていた。
(写真は一ヶ月半後の二月十日のもの)
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平成二十年十二月二十一日
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