閲昭和痛恨篇像集 |
|
中天寒月窺文房, 窗下照來暗恨章。 頁頁招搖古色裏, 昭和殘影昭和光。 |
中天の寒月 文房を窺ひ, 窗下 照らし來る 暗恨の章。 頁頁 招搖す 古色の裏, 昭和の殘影 昭和の光。 ***************************** |
|
冬の一夜、昭和を記録した写真集を見た。一冊は『<グラフィック・レポート>
痛恨の昭和』(石川光陽 岩波書店1988年)で、一冊は『この国の記憶 長野重一・写真の仕事』(日本写真企画2000年)だ。前者は主として昭和二十年の終戦の日までの写真で構成され、後者は昭和二十年の終戦の日以降の写真によって構成されている。重苦しく、そして、懐かしい写真集である。 |
平成二十一年十二月三十日 |
次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献(詩詞格律) 参考文献(唐詩) 参考文献(宋詞) 参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻) |